〜12/24深夜・阿良々木家の前にて〜
撫子「や、やっぱりサンタ服を着て『暦お兄ちゃんへのプレゼントは私♪』なんてやっちゃったら引かれるかな……で、でももう家の近くまで来ちゃったし、行くしかないよね…………あれ? 門の前に人影が……」
ひたぎ「あら?」
真宵「おや?」
駿河「お?」
翼「あらら?」
メメ「これはこれは」
神原祖母「まあまあ」
余弦「ありゃま」
余接「えー」
戦場ヶ原父「ふむ」
泥舟「ほう」
撫子「み、みんなサンタの格好してる……」
〜阿良々木家リビング〜
火憐「よし、ミニスカサンタ服に着替えたし兄ちゃんの部屋に突撃だ」
月火「なんかおもてで人の気配がするけど気にしなくていいよね? せっかく私たちとお兄ちゃんしかいないんだし」
〜ミスタードーナツ店内〜
暦「しかし突然ドーナツが食べたいだなんてお前もわがままだなあ。何の予定もなかったからいいけど」
忍「ふっふっふっ、儂の一人勝ちじゃな」
暦「一人勝ち?」
忍「あー何でもないわい。それより半分こして食べようではないか」
暦「お、珍しいな。機嫌も良さそうだし何かいいことあったのか?」
忍「♪〜」