勉強全くをしない夜なんてのはちょっと不安だけど、家庭教師たる羽川が言うのだから仕方ない。
次の日に備えてその夜はさっさと寝てしまった。
そして朝、微睡みながらだんだんと目が覚めていく。
が、何かおかしい。下半身に違和感を感じるのだ。
具体的に言うと気持ちいい。
良い夢でも見ているのかと思ったけど、はっきりしてきた意識がそれを否定する。
「あ、兄ちゃん、やっと起きたな」
「おはようお兄ちゃん」
さて、目の前の状況を整理してみよう。
ここは僕の部屋で、僕はベッドで目を覚ましたところだ。
で、僕のパジャマのズボンとトランクスは脱がされ、火憐と月火が下半身に乗っかってる。
で、楽しそうに僕の分身を交互にしゃぶっている。
「……何をしてるんだお前たちは」
「兄ちゃんを起こしに来たらなかなか起きなくて」
「でもこっちは元気一杯だったから」
理由になってねぇ!
そこは全くと言っていいほど繋がらない!
「いや、昨日兄ちゃんあたしたちの望んだとこに出してくれたじゃん」
「だから今度はお兄ちゃんの好きなとこに出させてあげようかなって」
二人が交互に答えながら舌を肉棒に這わせる。
さっきまでは大きくなっていたのは朝の生理現象だが、今は完全に二人のせいだった。
やれやれ、これはちゃんと責任を取ってもらわないとな。
「じゃあそのまんま僕を気持ちよくしてくれよ。当然いくまでしてくれるんだろ?」
「ん!」
「うん!」
いきなり亀頭が熱い粘膜に包まれる感触。
月火が嬉しそうに俺の肉棒をぱっくりとくわえ込んでいた。
その可愛らしい口いっぱいに頬張りながらゆっくりと上下に頭を動かし始める。
唇や舌の動きが昨日してもらった時よりもだいぶ上手くなっていた。
覚えが早いのは兄としては喜ぶべきなのだろうか?
月火はちゅぷちゅぷと唾液を絡めながら様々な箇所を舌で刺激してくる。
「うっ……気持ちいいよ月火ちゃん、上手くなったな」
火憐も負けじと思ったのか、陰嚢にしゃぶりついてきた。
口に玉を含んでは柔らかく刺激してくる。
そのまま舌を蟻の門渡りに這わせ、ためらいなく僕のお尻の穴に舌先を押し付けてきた。
「うああっ、火憐ちゃんっ!」
いきなりの責めに思わず変な声が出る。
二人の責めに僕の肉棒はさらに固く大きく反り返り、そのままではやりにくいと月火は身体を僕の横に持ってきて頭を腹に乗せ、再び口と舌での刺激を再開した。
月火が抜けて僕の脚の間が広くなり、身体を寄せた火憐が僕の両脚を大きく開かせて舌をずぷっと穴の中に差し込んでくる。
「ぐ……ううっ」
歯を食いしばっても、与えられる快感に声が出るのを抑えきれない。
お互いに対抗意識を燃やしたのか、二人とも舌さばきが激しくなる。
尿道とアナル、二つの穴がぐりぐりと刺激された。
月火の唇による高速上下運動に、火憐のアナルドリル責め。
中学生の可愛い妹二人が、一生懸命フェラチオとアナル舐めの奉仕に没頭してくれてる。
こんな贅沢なモーニングサービスなんてほとんど他にないだろうな。
「う…………二人とも……もう、出そう」
僕が告げると二人はスパートをかけてくる。
月火はカリ首の位置で唇を締めて左右にすべらし、尿道口に舌を押し当てながら両手で肉茎を激しくしごく。
火憐は限界まで自分の舌を僕のアナルの奥に突っ込んでかき回し、両手の指で左右の玉をくりくりとやわやわと揉む。
「う……くっ…………うあっ! あっ! ああっ!」
腰の奥からの刺激が一気に先端まで駆け上がる!
びゅるびゅるびゅるっ!っと僕は月火の口内に勢いよく射精した。
「んんっ!」
その量に驚いた月火が思わず口を離そうとしたが、それより早く僕の両手が月火の頭を押さえつける。
「ううっ! つ、月火ちゃん……あっ……無理に飲まなくて、いいから……んっ……そのまま、くわえてて……ああ……っ」
ぽたぽたと唇の端から腹の上に精液がこぼれ落ちるのを感じながら僕は腰を揺すり、月火の口に最後まで出し切った。
強張っていた僕の身体からふっと力が抜けて両手両足を投げ出すと、二人とも僕の下半身から顔を離す。
そのまま二人はキスをして、月火の口内に溜まった僕の精液を舌で絡ませながら啜り合う。
そして僕の腹に唇をつけて、こぼれ落ちているのを口に含んでいく。
最後にまた肉棒にしゃぶりつき、茎に付着しているのを舐め取ったあと、尿道に残っているのを吸い出していった。
それら全てを飲み下し、二人は僕の方を振り向く。
「兄ちゃん、気持ちよかったか?」
「ああ、最高だったよ」
これなら今日はすっきりした状態で羽川のテストを受けられそうだな。
僕は二人の頭を優しく撫でてやった。