「……うくっ」  
 そのたわわにむねったみのが、僕のナニを包み込んでいる。  
 あまりの快感に、地の文すら噛んだ男子高校生が、そこにはいた。  
 っていうか、僕だった。  
「はね……かわっ……」  
 こと、おっぱいにかけては、羽川は他の追随を許さない。少なくとも、戦場ヶ原の美乳や神原の  
健康的な乳、千石や妹達の成長途上の乳、忍のまだろくに膨らんでもいない乳が有し得ない、  
圧倒的な武器を、羽川のそれは備えていた。  
「なにかな、阿良々木君?」  
「おまっ……こんなテク、どこで覚えて……」  
「うーん……どこで、という質問には、家で、と答えるべきかな」  
 言葉を発しながら、その間も羽川の攻め手は緩むことは無い。自身でもその手管に自信が  
あるのか、全く迷いなく、僕のモノを的確にはさみ、しごきあげてくる。その際にはぷるんぷるんと  
地震にでもあったかのように揺れ、羽川のそれは僕の視覚をも刺激する。  
「色々調べて、ね」  
 圧倒的だった。圧倒的な――物量の勝利だ。仮にテクニックが無くとも、その物量で僕のナニは、  
あっさりとやられていたに違いない。直江津高校の委員長は化け物か。少し頭を冷やす間もなく、  
僕の頭の中は熱気に犯されていく。快感に、溶かされていく。  
「お前はっ……なんでも、知ってるな……っ」  
「何でもは知らないよ。知っている事だけ」  
 いつもと同じ、羽川と僕との定番のやりとり。だが、羽川はそこに一言付け加えた。  
「――これしか、私は知らないの」  
 その言葉の意味が、溶かされつつある僕の脳髄に染み渡っていく。  
「だから……他の事は、阿良々木君が……教えてね」  
「……ッ!?」  
 僕は、その言葉で限界を迎えた。  
 音を立てる勢いで、白濁が羽川の顔を汚す。羽川は、驚くこともなく、その噴射ともいえる量を、  
受け止めてくれた。白濁のいくらかは、唇をつたって口へと入る。だが羽川はそれを吐き出そうとも  
せず、それどころか、唇の周りに付着したそれを自らの意志で舐めとっていく。  
「本当に苦いんだ……知らなかった」  
「……羽川は、何でも知ってると思ってた」  
「いつも言ってるでしょ? 私は、なんでもは知らないの……何にも、知らない。だから」  
 羽川は微笑んだ。その笑みは、僕の心臓をわしづかみにして離さない、魔性の笑みだった。  
「私の知らない、阿良々木君が知っている事……全部教えてもらうからね……きゃっ!?」  
 何も言わず、羽川の身体をベッドに押し倒している男子高校生の姿がそこにはあった。  
 っていうか、僕だった。  
 

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