「『あたしの胸は正義が詰まってるからこんなに立派なんだ!』ってでかい妹が言うんだが」
「ほう」
「そう考えると正しさの権化である羽川がああなのもわからないでもないな」
「妹御のを浅間山とすると元委員長はまさに富士山といった感じじゃな」
「日本一ってか」
「かつての儂も同じようなものじゃったの」
「今のお前は……」
「…………」
「関東平野だな」
「表へ出るが良いお前様よ」
「阿良々木先輩! やはり東京とはすごいところなのだな!」
「え? 何か見つけたのか?」
「女医ポリスだ!」
「…………」
「女医なのにポリスだぞ!? あーもう考えただけで濡れ」
「女医さんでもいいから一度そのピンク色の脳を見てもらえ。もしくは婦警でいいから捕まってしまえ」
「阿良々木先輩、東京都庁というものがあるな?」
「ああ」
「あれは雌だな」
「え?」
「どこかに雄の建物が隠されてるに違いない」
「??」
「何故なら凹があったならば凸もなければバランスが取れ」
「思春期も大概にしやがれ!」
「阿良々木先輩、コマ回しのコマは漢字で書くと”独楽”と書くらしいな」
「みたいだな」
「独りで楽しむ……」
「…………」
「…………」
「…………」
「エロいな」
「その発想はなかった!」