「ところで阿良々木先輩、小学校の時にジャングルジムみたいなのはあったか?」
「あった」
「登り棒は?」
「あったぞ」
「私はよくあれらで遊んでいたんだが」
「うん」
「何故好きだったのかとふと考えてみて、思ったんだ」
「…………」
「私ももう子供ではないんだな、と」
「おい、僕が今夜寝れなくなるだろうが!」