「……タイムスリップ、という事かしら」  
「ああ、そのようだな、戦場ヶ原先輩! ちなみに私は半脱ぎだ!」  
「……だいぶストリップ、という事かしら」  
「流石戦場ヶ原先輩だな! こちらの意図を完全に読み取ってくれるその慧眼、素晴らしいを  
 通り越して凄まじいと言えるレベルに達せられている!」  
「まあ、戯言なのだけれど」  
「ただ思いついただいぶストリップというネタを言ってみたいが為に私を半脱ぎにさせるとは、  
 流石戦場ヶ原先輩だ! そこにしびれてあこがれて惚れる!」  
「……半脱ぎになったのはあなたの自由意志でしょう、神原?」  
「うむ。座右の銘は『隙あらば脱ぐ』。神原するがだ!」  
「まあ、私も満足したからこれで終わりにしましょう」  
「了解した! それでは全裸になるとしよう!」  
「そうね、ここで阿良々木君がいたら『何がそれではなのか全然わかんねえよ!』とか言って  
 突っ込むのでしょうけれど、生憎私は神原の自由意志を尊重しようと思うので、ツッコまないわ」  
「隙があったので脱いだ! 神原するがだ!」  
「逮捕されないようにだけは気を付けなさい、神原」  
「了解した!」  
「まあ……私自身としては、もうその時点ではあの馬鹿……もとい、阿良々木君に出会ってしまって  
 いるので、母親との関係を壊したくない……違うわね、壊さない事ができるチャンスを与えられたからと  
 言ってあの下衆のしたいようにさせる、という選択は採らないでしょうね。そもそも、それ以前に私の  
 思い出を奪っていた蟹に、時間を超えさせるるような力があったのかどうかもわからないのだけれど。  
 どちらにしろ、その設定自体に無理があると思うわ。もちろん……その設定で自分が書く、あるいは  
 書きたい人がいるというのなら、止める権利は私には無いのだけれど」  
「うわー、今日は雪が降っているぞ戦場ヶ原先輩! ほら、雪合戦ができるくらいだ!」  
「あー、神原。神原。警察に逮捕されないようにするのももちろんなのだけれど、その前に風邪をひかない  
 何とかだと思われないようにも気を付けなさい」  
「その点はぬかり無いぞ、戦場ヶ原先輩! 何とかは風邪をひかないのではなく、ひいても気づかない  
 のだから、単に風邪をひいた事が無い私は何とかではないという三段論法が成立する!」  
「……まあ、あなたがそれでいいのならいいのだけれど」  
 
 
 
                                   言いたい事言ったので終わり  
 

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