「阿良々木くん、今日はホワイトデーなのだけれど何かくれるのかしら?」
「日が変わった直後に拉致監禁されたら何も用意できねぇよ! 早くこの手錠を外せ!」
「そう……私には何もお返しするものがないというのね」
「少なくともこの場にはないな」
「そんなことないわよ。ほら、あなたの白いのがここにあるじゃない」
「お、おい、どこを撫でてるんだ!?」
「ふふ、ありがたくいただくことにするわ」
「やめてガハラさん! 脱がさないで撫でないでいじらないで!」
「大丈夫よ、今日1日の辛抱だから。あーん」
「う、うあっ! あっ、あっ!」