「ん……ちゅ……あむ……」
「う、あ……あっ」
唾液の絡まる卑猥な音が耳に届く。
「気持ちいいかしら、阿良々木くん?」
「う、うん」
「そう、それは良かったわ」
戦場ヶ原は開かれた僕の脚の間に顔を埋め、そそり立った肉棒に舌を這わせる。
あの戦場ヶ原が。
してほしいと思いながらも断られるのが目に見えていて断念していた口でのプレイを。
その口と舌でのフェラを自ら僕にしてくれている。
どんな心境の変化があったのかと心の片隅で考えるが、与えられる悦楽にその意識は弾き飛ばされてしまう。
敏感な部分を舌が這い回り、温かな口内にずるるっと呑み込まれて僕は快感に翻弄され続けていた。
AVやエロ本などではこういう時に頭を撫でてやったりしていたが、今の僕にそんな余裕はなく、身体をくねらせて震えるだけである。
このままでは遠からず射精してしまう。
「せ、戦場ヶ原……もう、我慢できなそうだ……っ」
「いいわよ別に」
ちゅぽん、と口を引き抜き、根元部分を軽く指でしごきながら僕を見上げてくる。
「私の口は常に阿良々木くんを悦ばせるためにあるんだから、いつでも好きなときに出しなさい」
それではまるでいつもの毒舌や暴言が僕を喜ばせてるみたいに聞こえるぞ。
だけど戦場ヶ原の上目遣いと上気した表情で興奮した僕にそんなツッコミは出てこない。
戦場ヶ原の口でイきたかった。
いつもは毒舌などしか出てこないその口に思う存分、心行くまで情欲の塊を放ちたかった。
「僕は戦場ヶ原の口の中でイきたい……その、いいかな?」
恐る恐るといった感じで聞くと、戦場ヶ原は邪魔そうな髪をかき上げて再び僕のを口に含んだ。
「ん……っ」
温かく柔らかいぬるぬるとした感触に思わず呻く。
戦場ヶ原は目線をこちらに向けて僕の反応を窺いながら頭を上下に揺らし、舌で的確に敏感な部分を責めてきた。
亀頭や尿道口、カリ首に舌が這い回り、唇がきゅうきゅうと肉茎を締め付ける。
そこから更に両手で根元をしごかれて陰嚢をやわやわと揉まれてはたまらない。
僕はあっという間に登り詰めてしまう。
「せっ、戦場ヶ原っ、もう……イくよ! 出すよっ!」
無意識のうちに僕は戦場ヶ原の頭を掴み、腰を突き出して深くくわえさせていた。
「う、あ、あ……あっ! ああ……っ!」
どくどくっ!と物凄い勢いで精液が噴射され、口内に流し込む。
戦場ヶ原はそれを咎めず、最後の一滴まで受け入れてくれた。