「まままままずいぞ七花、どうみてもこの作者のことではないか! 何か策を、現状を打開する奇策を! そ、そうだ、とりあえず私が脱げば」
「落ち着けとがめ、発想が左腕に包帯巻いてる短髪女子になってるぞ」
「ええい七花、そなたは何も感じんのか!? みなは『どうしてこの作者はエロパロスレなのに会話文の小ネタばかり書いているのだろう?』と言っているのだぞ、『ひょっとしてエロが苦手なのは童貞だからでは?』とか思われているに違いないー!」
「ああ、小ネタ書いてる時は実にいきいきしてたもんな」
「だいたいそなたも悪いのだぞ、私に惚れていると言って長旅をしておきながらほとんど何もしない淡白な性格をしおって。どうせなら寝込みを襲って蛋白質でも出せばよいものを」
「いいのか!?」
「へ?」
「いやー、毎夜毎夜とがめの寝顔を見てると色々したいと思ってしまっていたんだが、やっぱり駄目だと自重していたんだ」
「し、七花?」
「こう、とがめの身体のいろんなところに触れたり、とがめをぎゅーっとかしたりしたかったんだが」
「あのー、七花さん?」
「うんうん、今夜からは我慢せずにとがめを襲うことにしよう」
「おーい、私の声が聞こえてるか?」
「というわけでとがめ!」
「ひゃ、ひゃい!?」
「今夜俺はあんたを抱く」
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翌朝
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「うー……か、下半身に力が入らん……私の体力のなさもあるが、こやつの体力の量も半端ではないな」
「んー……とがめぇ」
「ふん、気持ちよさそうに寝入りおって。でもまあ……良かったから許してやるとしよう。今日くらいは刀集めのことは忘れて二人の甘い時間を過ごそうではないか七花……私はそなたが大好きだ」
「…………俺もだとがめ」
「な、そなた起きて……!?」
「ん? 寝起きで聞き間違えたかもしれん。とがめ、今の言葉もう一度言ってくれないか?」
「ちぇりおー!」ドカッ