八行目から
「やはり図星か。そこでだ。私が阿良々木先輩の踏み台になるというのはどうだろう?」
「なんで僕は後輩の女子の背中を踏み台にしてまで、彼女との足の長さの差を補わないといけないんだよ!」
「いや、阿良々木先輩。踏むのは背中ではないぞ。その時の私の姿勢は仰向けに決まっているではないか。
私は阿良々木先輩に腹を踏みつけられる痛みに耐えながら、頭上で繰り広げられる目眩く……いやめくる
メコ性行為を余すところ無く観戦できるのだ。これはまさに一挙両得、そして一石二鳥ではないか!」
「それで得するのはお前だけだ! それから、わざわざ関西圏の隠語を交ぜて言い間違え直してんじゃねえよ!」