「 あら羽川さんちょっと良い香りがしてるじゃない、これ、もしかしたら○○の香水かしら?」  
「 うん。あとシャンプーも☆☆に変えたの。どうかな?」  
「リップも良いわね。とても似合っているけれど、コスメに目覚めるなんて  
一体どういう風の吹き回しかしら羽川さん。あの香水もシャンプーも今密かに人気で  
かなり入手困難なものじゃない。私も欲しくて諦めた位なのに」  
「うん、大変だった。N市のコスメショップに入荷したかもと聞いて開店4時間前から並んだんだ、  
でもちょっと遅かったら間に合わなかった。」  
「何があったの?コスメ羽川さん」  
 
「コスメ羽川さんって……実はね、あの日戦場ヶ原さんに怒られて、阿良々木くんに助けられて振られて、  
泣き続けてもう一度自分を見つめ直し問い直したんだ」  
「それは知っているわ。私の家の前でダーリンに慰めて貰ってたんですからね」  
「あの時は戦場ヶ原さん家の前でゴメンね。けどね、やっぱり戦場ヶ原さんには敵わないなーって再認識した。  
本気で阿良々木君を信じてるんだ、愛して愛しきっているんだって。  
だから彼も本気で振ってくれたんだろうな」  
 
「密かに家の中からあの男へコスモを出し続けて正解だったわね、燃え上がれ私のコスモ!  
 まあ燃え上がるのは私の家だったかも知れないけれど、萌え上がったのは泣きじゃくる羽川さんだったわ」  
 
「本編の裏ではそんな事を…。でもねあの時決心したの。  
 戦場ヶ原さんに負けない位にもっと自分を磨こうって。  
 阿良々木君が振った事ずっと後悔する位魅力的な女になって見返してあげるって。  
 だから阿良々木君が好きそうなものをあえて選んだんだ。ちょっとした二人への意趣返しかな。  
 だから、はっきりと言わせて。  
 私は戦場ヶ原さんが大好き。  
 でももしアララギ君を悲しませる事があるなら、油断してたなら  
 私は躊躇無くアララギ君を貰うからね。これは宣戦布告」  
 
「言う様になったわね、バサ姉。良いでしょう受けて立つわ。私ももっと女に磨きをかけるわ」  
「うん」  
 
「では早速磨きましょう。羽川さん、この後時間あるかしら?」  
「?…あるけど??」  
「女を磨くんだから、一緒に磨きっこしましょう。シャワーがあるわ」  
「それ女じゃ無くて女体だよ!」  
「たいして変わらないわ。いや、体(たい)しか変わらない。是非また美しいお胸を舐め回し、  
いや磨かせて頂戴、これでも肌を磨くのは自信があるの。今の私は磨き師ひたぎよ」  
 
「なにキメ顔で言ってるの!それじゃ阿良々木君と同じじゃない!  
そんな事言うなら彼を呼んじゃうよ?いっそ磨いてもらおうかな〜?」  
 
「す、すみません羽川様。それは……い、いや私は器の大きい女。分かったわ良いです呼びましょう、  
知らない内に彼を取られるくらいなら。  
但しこれだけはお願い。貴女が彼と磨きっこ触れ合いっこしたいなら私も一緒にいさせて。  
独りになりたくない、貴女も彼も失いたくない。だから貴女が彼を欲しいなら私も巻き込んで」  
 
「ご…ごめんね、変な事いっちゃって」  
「いえいえ気にしないで。そう言えば火憐さんが話していたけれど、阿良々木君も磨くのが上手らしいわ。  
しかもお口のなか。そしてこの事を語る時とても上気した表情を浮かべていたのよ」  
「むっ。それはいけませんなー、聞き捨てならない」  
「でしょ、あの移り気君に一泡吹かせてやりたいわね」  
「いいね、賛成!」  
「彼にどちらが本物の磨き師か思い知らせてやるわ!」  
 
 
「・・という訳で僕はまた拉致された訳だ」  
「拉致とは人聞きの悪い事を。デートと言って頂戴」  
「やっほ〜!」  
「彼女の家に強引に連れて来られる事をデートと言うのか?何故か羽川もいるし」  
「なによ花園じゃない、お花畑のデートは嬉しく無いのかしら?」  
「嬉しいけどさ。ならばせめて手の拘束を解いてくれ!」  
「それは出来ないわ、何でもあなた羽川さんに羽川さんのベッドになりたいと言ったそうね」  
「うっ、何故その事をっ!羽川っ!?」  
「えへへ、ごめんね話しちゃった☆」  
「……っ!!」  
「なら阿良々木君、貴方は私のペットになりなさい」  
「だからこの首輪かよっ!」  
「ペットの躾は飼い主の責任。ならば責任を持って男を磨いてあげるわ。この身をもってしてね」  
「私も磨いてあげるにゃん!さあ脱ぎ脱ぎしようね〜」  
「はっ、羽川さん!?うわぁぁ・・・」  
「さあ行くわよダーリン、ンフフフ…」  
「暦くん、えへへへっ…」  
 
--------(6時間後、布団の中全裸で)-----------------  
 
「ベットじゃなくってご免なさい。でもこうしているのも暖かい。心地良かったわ、ダーリン」チュッ  
「うん、阿良々木くんはベッドよりも抱き枕の方がいーよ。暖かくて気持ちいい」ギュッ  
「で、どうかしら?ダーリン」  
「どうだった?暦くん」  
 
 
「…み…身が枯れたー……orz」  
 
 
 
 

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