「汝の為したきように為すが良い、と私の信じる神様は言っているわ」  
「お前それ暗黒神だろ!?」  
「まあ、実は私は神様なんて信じていないわけだけれど」  
「暗黒神もぬか喜びだな……」  
「でも、為したきように為した結果として、自分が信じられない事になった場合、  
 彼の暗黒神はどういう風に処理するのかしら?」  
「パラドックス……じゃないか。僕にはよくわからねえよ」  
「まあ、阿良々木君にはもともと信じようにも、神様がいないものね」  
「なんでだよ」  
「彼の著名な騎士がこう言っているわ。――家畜に神はいない」  
「僕の食事は豆だけのスープかよ!」  
「またわかりにくいネタを……FFタクティクスのネタなんて、今時  
 魔物縛りファンかアミノさんファンくらいにしか通じないわよ」  
「お前が言い出したんだろうが!」  
「ちなみに私は白魔縛りのファンよ」  
「……という事は」  
「もちろん、弓娘縛りも見ているわ。あの人の西尾維新好きっぷりは  
 相当なものね。あえて言うならば、私に似たキャラが出ていない  
 所が不満だけれど。最近更新されていない所も不満だけれど。  
 おそらく熱心なファンの人は怒る人半分喜ぶ人半分なネタのクオリティも  
 不満だけれど。どうせなら全員怒らせなきゃ駄目じゃない」  
「不満だらけじゃねえか……っていうか、これ、誰も付いてきてないだろ?」  
「あら? 今まで私たちの会話に誰かが付いてこられた事が、これまであったかしら?」  
「……あんまり無いかもな」  
「なら問題ないわ。ただの場つなぎなんて、所詮その程度で十分でしょう」  
「場つなぎって言っちゃった!」  
「ここからどうやってエロい展開に繋げるつもり? そのような力量が書き手に  
 あるとでも思っているのかしら、阿良々木君は。だとしたら、そのお粗末な脳みそは、  
 この私という稀代の調教師に調教されて尚、鉄壁のお粗末さを誇っていると  
 言えるわけね。詰まっているのは誇りではなく埃でしょうけど。さすがは家畜」  
「どうしてお前は僕を傷つけずに言葉を口にできないんだ……」  
「愛のままにわがままに、私は貴方だけを傷つけたい」  
「お前は中傷の上手いANGELだよ……」  
「あら、天使だなんて、そんな」  
「普通に照れるなっ!?」  
                                        オチ無かった  
 
 

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