出遅れた。 2レス小ネタ 忍とモブ男の軽い絡み注意
12才ほどの少女はテーブルの上に山と積まれた色々なドーナツを手が砂糖と油で汚れるのも気にせず
くすみのない輝く長い金髪を振り乱しながらドンドンとパクついている。
少女には3人の同席者がいた。
どれも男でこれといった特徴の無さが少女の輝きに隠れてその存在を薄れさせている。
「いつもすまんのう!ゴールデンチョコエンゼルフレンチ生キャラメル……!!!どれもウマウマじゃあ!」
ドーナツをそれはもう嬉しそうに食べていた。
男達は見ているだけで胸焼けしそうな気分を抑えて返事を返す。
「いやあ、俺らも忍ちゃんにはお世話になってるから」
年齢が倍以上も離れているだろうに頭をかいて低姿勢の男達。実際は倍どころではないのだが。
「なかなか殊勝な心がけじゃ。まっとれ、すぐに食べ終わるぞ」
普段はそういう食べ方でないのだが今は大きく口を開けてほっぺたがいっぱいになるほど食べては
コーヒーで喉を潤しまた食いつく。
この勢いで食べて味がわかるのだろうかと男たちは思うが、その満足げな食べっぷりと
幾ら食べても変わらない身体の線を見て嘆息をついた。
ほどなく積まれたドーナツは全て少女の胃へおさまってしまっていた。
暴飲暴食と言ってもいい食事だが男達の厚遇によって制限をなくした忍にはいつもどおりのことだ。
「ふふふっ、満足じゃ。次はお主らのモノで満足したいのう?」
砂糖粒のついた指を舐め流し目を送る。
その蠱惑的な視線は男を伺うようで、わかりきった答えを返すのを知っている年齢不相応な女の眼差しだ。
射竦められた男達はゾクリと体躯を震わせ、あたふたと落ち着かない様子で
4人分にしても多い会計を済ませると忍を連れ立って車でマンションの駐車場へと入って行った。
男達と忍はエレベーターに乗り通路を抜け男の一室へとを開ける。
リビングにはまるでそのためにあるというばかりに大きなベッドが置いてある。
「相変わらずここは広いのう」
慣れた口ぶりで忍は大きいベッドへぽんと寝転ぶ。
薄いピンクのワンピースからわずかに下着が覗いて男達は色めきたつ。
それに気づいたかのように忍は手招いて呼ぶ。
「我慢しきれないじゃろ?儂もじゃ。ほらこっちへこい」
誘惑された男らは我先にと服を脱ぎ忍の身体へ群がった。
一人は指を咥えて、もう一人は素足へしゃぶりつき
最後の一人は開いた足の中に犬のように顔つっこんだ。
「……んっぅ、ふふ、いいぞいいぞ」
小さな女王がそこに君臨していた。