ジャキンッ!!
「うわあぁぁぁっっっっ!? っぶねえ!」
「っ! な、なにすんだよ月火ちゃん!?」
「いいから、いいから。火憐ちゃん。ちょっと繋がったまま、じっとしてて。すぐに全部切り落とすから」
「切り落とす!? ってそんなものでなにを!?」
「あー。なんで抜いちゃうかな。繋がったままの方が固定されてて、切りやすかったのに」
「だって、危ないだろ! お兄ちゃんはともかく、私が怪我したらどうすんだ」
「少しぐらいは、僕の心配もしてくれよ!!」
「心配ないよ。火憐ちゃんには傷を付けないように、お兄ちゃんのナニだけを切り落とすから」
「とりあえず、その高枝切りバサミを下に置け。いえ、どうか置いて下さい。お願いします月火様」
「駄目。私を放っておいて火憐ちゃんにばっかり入りたがるナニなんて、もういらないよ」