『いつも通りの生活』  
 
 
 年が明けた。  
 正月。  
 とは言っても僕にとっては日常とそう変わるものでもない。多少食事が豪華だったり普段と違うものだったりはするが。  
 勉強を疎かにせず、受験に向けて準備を進めていく。  
 いつも通り。  
 千石を助けに行って返り討ちに合う。  
 いつも通り。  
 妹達のおっぱいを揉んで成長を確かめる。  
 いつも通り。  
 戦場ヶ原のツンとデレを味わう。  
 いつも通り。  
 そして風呂で忍の頭を洗ってやる。  
 すべてがいつも通りだ。  
 現在色々なことが僕の身に降りかかっているが、だからこそそれ以外に関してはいつも通りに振る舞うべきなのだ。  
「いやお前様よ、別にやらなくてよいことはやらなくてよいのじゃぞ。明らかに必要ないものが混ざっておらんか?」  
 湯船の中で身体を弄られている忍が僕の顔を見上げて言う。  
「馬鹿を言うな。勉強と妹の成長チェックは欠かせないだろうが!」  
「何故その二つが同列に語られるのじゃ!?」  
「むう、仕方ない。ならお前のシャンプーは」  
「それは最優先事項じゃ」  
 ついでに儂にドーナツを食べさせるのも忘れてはいかんぞ、と忠告してきた。やれやれ。  
 そうこうしているうちに忍の息が少しずつ荒くなってくる。  
 その小さな手が僕の股間に伸び、いきり立った肉棒をつかんでしごき始めた。  
 僕は立ち上がって湯船の縁に座り、忍がそそり立つ肉棒をその小さな口に含む。  
 すぐさま頭を振って舌と唇で様々な刺激を与えてくる。  
 両の手で根元をしごかれて袋をやわやわと揉まれ、僕はあっという間に限界まで追いやられた。  
 忍の頭を撫でながら後頭部を押さえつけ、僕自身も腰を振る。  
 そして。  
「ん……く……ふ……うっ!」  
 びくんと身体を震わせて僕は忍の口内に射精した。  
 びゅるびゅるっと放たれた精液を忍はこくこくと喉を鳴らして飲み込んでいく。  
 大量の噴射が終わり、尿道に残ったものを吸い出され、すべてを飲み干した忍が満足そうに口を離す。  
 すっきりした僕は再びお湯に浸かり、忍を抱きしめながらあったまる。  
 うん。  
 いつも通りだ。  
 

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