夏休み、ぼくは姫ちゃんの家庭教師として勉強を教えていた。  
 
…はずなんだけど。  
「で、どうしてぼくはこんな格好なんだ?」そう。今のぼくは裸で、糸で縛られ身動きが取れなくなっている。  
ふと前を見ると小悪魔的な笑みを浮かべた姫ちゃんが居た。  
「教えてくれないかな?姫ちゃん。」  
とりあえず質問してみた。  
「それはですね〜。普段師匠にはいじめられてますから、お返しをしてあげようかな〜っておもいまして。」  
 
「それで?」  
「言葉では師匠には勝てませんから、力で行こうかなと。銃は剛よりも強しです。」  
姫ちゃん…銃は剣よりも強しなのか柔よく剛を制すなのか分かんないし、使い方も間違ってるよ…  
「しかし姫ちゃん、いきなりこれは酷いんじゃないかな?ぼく、姫ちゃんをそんなにいじめたっけ?」  
「自覚が無いから余計に悪いです!」  
怒られた…  
「う〜ん…それでぼくは何をされるのかな?」  
「師匠の姿を見れば分かりませんか?もちろんいやらしい事ですよ。」  
……え?  
姫ちゃんがぼくに?  
「師匠は嫌ですか?こういう事。」  
普通なら嫌な訳が無いけど。  
「この状況じゃさすがに…」  
「まぁ師匠の意思に関わらずしちゃうんですけど。」  
じゃあ聞くなよ。  
「じゃ、始めますよ〜」  
始めるって、ぼくのはまだ萎えてるし、起たせる気もな…  
「むぐっ…んっ!」  
いきなりキスされた。…ごくっ。  
しまった。何か飲まされた…!  
 
「うっ…あ…」  
すぐにカーッと体が火照り、頭がボーッとする。  
「何を…飲ませたの?」  
「春日井さんから貰った麻薬です。」  
麻薬…?あぁ、媚薬の事か。ってマジか!  
「ほら、師匠。もうこんなに大きくなってますよ。」  
言われて自分のモノを見る。痛い位に反り返っていた。  
「師匠。触って欲しいですか?」  
「…イヤ、だ。」  
下半身の意思を無視して答える。  
「そうですか。でも姫ちゃんが触りたいので触っちゃいます。」  
だからそれなら聞くなって。  
などとつっこんでいる間に姫ちゃんの細くしなやかな指が絡んで来た。  
ぼくのモノを握り上下にスライドさせる姫ちゃん。  
媚薬の効果も相まって凄く気持ちいい。  
「ふふ、師匠のこれ、ビクビクしてますよ?気持ちいいんですか?」  
気持ちいいに決まっている。が、言えない。言ってしまったら何をされるか分からない。「気持ち良くなんか…無いよ。」  
またも正反対の事を言う。  
「ふ〜ん…師匠も工場ですね〜。」  
ぼくは何か生産するのか?強情と言いたいのかな?  
「仕方ないですから師匠がイきたいって言うまでいじめちゃいます。」  
しまった!選択を誤ったか?  
「誤解しないで下さいね。」  
…後悔じゃないのか。と思った瞬間、今までのソフトな触り方から一変して激しくモノをしごく姫ちゃん。  
「ん、あ…くあっ」  
思わず声をあげてしまった。  
「あれ?気持ちよくないんじゃなかったんですか?」  
手を休めないまま聞いてくる姫ちゃん。  
今のぼくに返事をする余裕は無かった。  
正直、イくのを我慢するので精一杯だ。  
「師匠。先っぽからぬるぬるするのが出てきましたよ?もう出ちゃいそうなんですか?」  
確かに限界だった。  
「うぁ…、出、る」  
そう言った瞬間。  
しゅるるっ。ギュウ。「まだイっちゃ駄目ですよ?師匠。」  
驚いてモノを見る。根元の部分に糸が巻き付いていて、出す事が出来なくなっている。  
さっきまでは絶頂感であったのがイきたいのにイけないという不快感で一杯になる。  
 
「なっ…!」  
これでは生殺しだ。  
「驚きました?でも言いましたよね?師匠がイきたいって言うまでいじめるって。」  
そういってまたしごきだす姫ちゃん。  
「くっ、あぁ!」  
またすぐに絶頂感が襲ってくる。  
出る…!  
ぎゅっ。ギュウ。  
「がっ、ああぁ!」  
またも直前で止められる。  
これが3回ほど続いた時、  
「ふふふ、師匠はいやらしい人ですね。口では否定しながら体では快感を貪っているんですから。」  
「……」  
否定出来なかった。  
それを見て姫ちゃんの手が離れた。  
「そんないやらしい師匠にはこれで充分ですよね?」  
そう言って姫ちゃんは膝近くまで有るソックスを履いた両足でぼくのモノをしごき始めた。  
「ふふっ。どうですか?師匠。」  
「うっあっあぁ!」  
絶頂感は味わっているのにまだ一度も出していないせいでぼくのモノは敏感になっている。そんな状態でしごかれたらいくらぼくでも耐えられない。  
「師匠。姫ちゃんの靴下、すべすべしてて気持ちいいでしょ?」  
「あっ、あぁ…き、気持ちいい、よ。姫、ちゃん…!」  
ついに快感に理性が負けてしまった。  
「やっと素直になりましたね、師匠。」  
優しい声で言う姫ちゃん。  
「だから…イかせてくれ…」  
「でもまだまだですね。まだ師匠には余裕が有ります。」  
「だって師匠は姫ちゃんにイかせてと哀願してくれてませんもん。」  
こういう言葉は間違えないのか…  
「ですから師匠にはまだ耐えてもらいますよ。」  
「おしおきです。」  
しゅっ。しゅっ。ぬちゅ。ずちゅっ。  
また淫らな音が響く。ってあれ?姫ちゃんはぼくの前に立ってるのに…ぼくのモノは何にされてるんだ?  
「師匠には糸で感じてもらいます。」  
糸…?  
そんな事まで出来るのか曲弦師って。  
まさか糸コキなんて世界初じゃないか?  
なんて考えていたが、思考が糸にしごかれる快感に邪魔され始めた。  
「うああっ!くっ、ん…ふぁぁ!」  
「師匠、喘ぎ方が女の子みたい。かわいいです。」  
言われて顔が真っ赤になるのが分かった。しかしその羞恥心が更に快感を加速させる。  
「姫…ちゃ…」  
もはやまともに喋る事も出来ない。  
「なんですか?師匠?」  
「もう…っ!イ、かせて、下さい…お願い…しま…す…!」  
「ふふっ。分かりました。最後は姫ちゃんの手でイって下さい。」糸が外れ、一気にしごかれた。  
「あっ、ああぁぁぁぁ!」  
ドクン!ドクドク…  
何回分か分からない位多い白濁を吐き出し、ぼくの意識はまどろんでいった…  
 

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