「ほら、もっと踏んでくれ」  
「なぁ…俺の中でよからぬものが目覚めそうなんだが」  
「…?何をいっておる。良いから踏め」  
「分かったよ…」  
ぐっ…ぐっ…と体を踏む音が響く。このどこからどう見ても怪しい行為はマッサージらしい。  
「うあぁぁ…そこそこ…あっ…気持ち良い…ふぁぁ…」  
普段からは考えられない声を上げるとがめ。「……(いや、その声はヤバいだろうよ…)」  
マッサージしながらそんなことを考える七花。  
しかし止める訳にはいかないので踏み続ける。  
ぐっ…ぐっ…  
「んぅ…」  
ふにふに…  
「やぁっ…」  
「七花…上手すぎ…」  
プチッ。  
「あのさ、とがめ。」「どうした?」  
「多分足より手の方がもっと上手く出来ると思うんだよ」  
「そうなのか?痛いのはいやだぞ?」  
「普通に考えて手の方が上手く力加減出来るだろ?」  
「それもそうか。まぁ気持ちければよい。やってくれ。」  
とがめの体から降りる七花。  
「とがめ、乗っても平気か?」  
「あまり体重をかけなければ大丈夫。」  
「んじゃ、…よっと。」  
そう言いながらとがめの背中をまたぎ、またマッサージを始める。ぐっ…ぐっ…  
「うぅん…」  
さわさわ…  
「ちょっとくすぐったい…」  
ふにふに…  
「ふぁ…」  
やはり気持ちが良いらしく嬌声を上げるとがめ。そのため、七花が段々と手の位置を下げるのに気付いていない。  
にも関わらず、  
「ふみゅぅ…」  
などと声を出している。  
そして…  
くちゅっ!  
「ひゃぁっ!こっ、こらっ七花!ど、ど、どこをさわっておる!」  
「どこって…ここだけど?」  
くちゅくちゅ…  
「にゃぅぅ…やっ止めて七花…力…抜けちゃうぅ…」  
「そりゃあ良い事を聞いた。もっとやってやるよ。」  
「ひっ、人の話を聞いておるのか!?止めてといっておろう!」  
「でももうこんなになってるんだが?」  
ねばついた液が七花の指の間で糸を引いていた。  
「うぅ…それは…その…えと…あっ、汗…」  
「ふぅん…こんなに出てるけどな。」  
またとがめの股の辺りを撫で始める七花。  
「ひゃんっ…」  
「とがめ、感じてるんだろ?」  
「ちっ、違うもん!違うんだもん!」  
「違わないだろ?ほら、見ろよ」  
と言いながら素早くとがめを仰向けにする七花。  
「きゃっ!」  
「ほら、びしょびしょになってるだろ?」  
「そっ、そんなの見えないもん!」  
段々言葉が幼児化し始めるとがめ。  
 
「それじゃあこれで分かるだろうよ」  
ぐちゅぐちゅと淫猥な音を立てるとがめの秘所。  
「んんっ…」  
「聞こえるか?」  
「そっそんなのも聞こえないもん…」  
「へぇ…そっか。分かったよ。じゃあさっきとがめに言われたから止めるよ。」  
「えっ…あっ」  
「マッサージも終わったし寝るよ。おやすみとがめ。」  
「しっ、七花…待って…」  
「ぐぅ…ぐぅ…」  
「くっ…この男はぁ…!」  
既に寝息を立てる七花」  
「もう許さん!そっちがそういう態度ならこっちにも考えが有る!覚悟しておれよ!」  
そう叫んでとがめも睡眠をとる。  
そして次の日…  
むくりと起き上がるとがめ。  
「うむ、良く眠っておるな…ふっふっふっ。この奇策士とがめを怒らせた罪は重いぞ。」  
10分後…  
水音で目を覚ます七花。  
「とがめ、おはよ…って何やって…うっ!」「んむっ…やっほおひはかひひは。」  
「いや何言ってるか全然わかんねぇし」  
「見れば分かるであろう?」  
「いや、まぁやってる事は分かるけど」  
「なら良いであろう。うむ…んぐんぐ…」  
「ちょっと、とがめ…っ!」  
「ふふっ…ビクビクしておるぞ七花。出そうなのか?」  
「くっ…」  
「ぺろぺろ…あ~ん…むぐむぐ…」  
「と、がめ…っ」  
とがめの名前を呼びながら頭を抑えつける七花。  
「んっ!んむぅ!」  
ドクッ!ドクン…  
「ゴクッ…ゴクン……ケホッ!」  
「あっ…ご、ごめんとがめ…」  
「昨日に続きこの無礼…責任はとって貰うからな?(すごい…濃かった…)」  
「責任っつったって何すれば良いんだ?」  
「そのまま寝ておれ。ただし私にも他の物にもさわってはならんからな。」  
「分かった。」  
「良し。では…いただきます」  
「とがめ…いただきますって飯でも食うのか?」  
「ある意味正しいな。はむっ。ぐりぐり…」「とがめっ…またするのか…?」  
「まだまだ足りないからな。今日は空っぽになるまで搾らせて貰う。」  
言いながらも手でしごくことは止めていないとがめ。  
「あむっ…(お風呂で見たけど…七花の…おっきい)んむ…」  
「とがめ…」  
「さっき出したのにもう先端がぬるぬるしちゃってるぞ?」  
「だってさ…とがめの口…気持ち良いからさ…」  
「ふふふ…そうだろうそうだろう。(良かった…上手く出来て…)」  
「さてと…(私も気持ち良くなりたいし)次は…」  
と言いながら七花の体をまたぐとがめ。  
「とがめ…何するんだ?」  
「七花のをこうして握ってだな…」  
 
しゅっ…くちゅっ  
「うん…いわゆる、素股と言うやつだ。」  
喋りながらも動き続けるとがめ。  
「とがめ…出…そぅ」  
「ふむ…もう一回位出しておくか。(これからが本番だし…)」  
動きを早めるとがめ。「ぐっ…あっ、出るっ」  
ビュッ…ビュッ  
「(2回目なのに…濃くて多い…)」  
「くっ…はぁ…」  
「ふふ、2回出したのにまだ固いままだぞ?」  
「そりゃあ…気持ち良いからな…」  
「じゃあ続けていくぞ?」  
言いながら既に腰を降ろすとがめ。  
「んんっ、入っ…た」一気に根元まで飲み込まれた七花のもの。  
「うあぁぁっ!とがめ…っ」  
「七花…私の中は…そんなに良いのか?」  
「ああ、とがめの中…凄く気持ち良い…」  
「私も…気持ち…いい…よぉ…」  
「とがめ…」  
「七花…私…七花の事…好き…だよぉ…」  
とがめとは思えない言葉で思いを伝える。  
「とがめ…俺もとがめを愛してる…!」  
答える七花。  
「七花…もう…私…イっちゃうぅ…」  
「俺も…イキそうだ…」  
「七花…一緒…一緒にぃ…」  
「んぁぁぁぁぁっ!」  
~後語~  
「なぁ…なんであんな事したんだ?」  
「覚えて…おらんのか?」  
「…?何を?」  
「ちぇりお~!」  
とがめの手刀が綺麗に七花の首筋に入った。  
~終~  
 

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