【忘れるなミナトの席が無いことを 消されるなミナト萌えスレ】  
 
「はぁ」  
私の溜息にシマは怪訝そうな顔で話しかけてきた。  
「何かあったのか、ミナトくん」  
「司令、前から思っていたのですけれど……  
なぜオケアノスのブリッジには私の席が用意されてないのでしょうか」  
「なんだ、そんなことか」  
そんなこと?まったくシマはわかってないわ!ずっと立っているのって結構疲れるのよ?  
それに足も浮腫んじゃうし……  
「どうしてそんな恐い顔をしているのだい?」  
不満が顔に出てしまったのだろう、目つきがきつくなっていたようだ  
私は腰を屈めてシマの顔を覗き込むように言った。  
「司令はいいですよね、専用の座席に座っていられて!」  
「ははっ、なんだ、そんなことか」  
私はバカにされたと思い、抗議しようとしたが、その前に腕を引っ張られた。  
腰を屈めていた事もあり、簡単にシマに抱き寄せられてしまった。  
「ちょちょっと、司令!」  
「ん?椅子に座りたかったんじゃなかったのか」  
「たしかに椅子に座りたかったんですけどこれは……」  
私は背中からシマに抱きすくめられるように膝の上に座らされていた。  
 
「いくらなんでもこれは恥ずかし過ぎます!」  
「いやか?それと二人の時は司令ではなくてシマと呼んでくれといったはずだが」  
「い、いやではないですけど……そんな急に……誰か来たらどうするつもりなの、シマ?」  
「今は戦闘地域ではないからブリッジに来る者はいないよ」  
「だからって……んっ」  
言い返そうと後ろを振り向いた私の唇をシマは無言で塞いだ。  
「んぁ……んんっ……」  
「急に何をするの!」  
「いやだったのなら謝るが?」  
「べ、別にイヤではないです!ただ初めてなのにいきなりだったので……」  
内心はかなり焦っていたが平静を装ってやっとの事で答えを返すことができた。  
「すまない、君の気持ちを考える事を忘れてしまった」  
「いえ、もういいんです」  
「今度は優しくするよ」  
シマの唇が少しずつ私に近づいてくるのがスローモーションのように見えた。  
そっとシマの唇が私に触れた。  
「あっ……んんっ……」  
二回目のキスは私の身体を優しく包み込む暖かさをくれた。  
 
 

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