〜プロローグ〜  
現実は貴方が思っている以上に過酷。  
 
でも、女性で無ければ、初めての痛みは感じない。  
 
もっともっとあがきなさい…ソゴル・キョウ。  
 
虚構と現実の狭間で、貴方に眠っている肉欲を  
 
あなたのちっぽけなペニスに眠っている獣を…私がたっぷり思い出させてあげるわ!!  
 
お〜ほっほっほ!!  
 
お…お姉ちゃん…キャラ変わってるって…  
 
 
「ど…どうだフォセッタ!!」  
 
「ああっ、キョウさん!!凄い…こんなにされたら私…オーバーヒートしちゃいますぅぅ〜〜!!」  
 
「お、俺も、もう駄目だぁ!!うっ!!」  
 
「ああああああああぁぁぁっ!!!!!!」  
 
 
特に、ガルズオルムからの襲撃の少ないここ毎日。現実世界に訪れると、キョウは、フォセッタとのヴァーチャ  
ル・セックスに通いつめる事が多かった。そして本日もキョウは、フォセッタとのヴァーチャル・セックスを堪能中  
であった。  
 
 
「はぁ…はぁ…凄い…キョウさん…今日は最高記録の時間ですよ…」  
 
「はは…フォセッタが色っぽ過ぎるからさ…」  
 
「もう…キョウさんったら…///」  
 
 
すっかりフォセッタと恋人同然の関係にあったキョウであったが、そんな二人の行為を通路からこっそりと覗き見  
している人影が二つ。  
 
 
「ふ〜ん…あいつここん所こっちに着てるけど、姿が見えないと思ったら…こういう事だったのねぇ…♪」  
 
「お、お姉ちゃん…まずいよぉ…早くここから離れたほうが…」  
 
「何言ってんのよ…このままじゃフォセッタに独り占めされちゃうかもしれないのよ…?」  
 
「独り占めにされちゃうのを気にしてるのって、お姉ちゃんだけだと思うけど?」  
 
「ば、馬鹿!そういうんじゃないわよ!!ま、とにかく…あいつにあの事の記憶も無い以上…何とかおびき寄せないと  
 ねぇ…♪」  
 
 
キョウとフォセッタの激しい行為を覗き見していた姉妹と思われる二人の内、姉の方が、怪しくもやや妖艶な雰囲  
気で、舌でぺろりと舐めずる。  
 
 
フォセッタとの行為を終えて後始末を行った後、出撃要請が出たキョウは、ガルズオルムを次々と蹴散らせていっ  
た。  
 
 
「ここの所、キョウの活躍は凄いものだな…」  
 
 
普段冷静であるルーシェンですらも、最近のキョウの活躍に感心していた。  
 
 
「よっしゃ!今日も快調だったぜ!!」  
 
「ええ…最近のキョウ…頑張ってるわね…」  
 
 
モニター越しにキョウとシズノが会話する中、ルーシェンとペアを組んでいたメイウーがさりげなく言った。  
 
 
「そりゃそうよねぇ…これもフォセッタが、キョウの身も心もたっぷり時間をかけて満足させてくれるからかなぁ…♪」  
 
 
そのメイウーの言葉に、キョウはギャグ漫画のキャラクターのごとく石化した。  
 
 
「キョウ?どうしたの?フォセッタと何かあったの?」  
 
「あ…いや…その…あの…」  
 
 
うまく言葉が出せないキョウがモニターに映るガルダのコックピット内を見ると、メイウーが悪戯っぽい笑みを浮か  
べながら舌を出していた。それを見ていたルーシェンは、少し気がかりになる。  
 
 
「?…一体何の話だメイウー?」  
 
「さあ…あたしとあいつだけが知っている秘密かなぁ…♪」  
 
 
アルティールのコックピット内では、全身汗だく状態になっているキョウが、モニター越しに映るメイウーの顔を見  
ながら、何か言いたそうな顔をしていた。  
 
 
「あれぇ〜どうしたのかなぁ?あたしの顔になんかついてるぅ?」  
 
 
笑いを必死にこらえつつも、キョウを挑発するメイウー。口をあんぐりと上げ、汗だくのとまらないキョウ。そんな二  
人の奇妙なやり取りに、シズノとルーシェンの二人は、不思議そうな顔をしていた。  
 
 
オケアノスに帰艦したキョウは、すぐさまアルティールを降りて、真っ先にメイウーの元に向かった。  
 
 
「メ、メイウー!!おい、ちょっと待てよ!!」  
 
「あらぁ〜、あたしに何か用?」  
 
 
相変わらず、意地悪に微笑んで対応するメイウーに対し、キョウは何かを良いたそうであったが、うまく言えな  
い状態であった。  
 
 
「う…」  
 
「ここじゃうまく話せない事のようね。何ならあたしの部屋に来る?」  
 
「あ…ああ…」  
 
 
なんだかよく分からないが、今のメイウーに逆らえば、最悪な結末が待っている事を本能で察知したキョウは、  
黙ってメイウーの後についていった。  
 
 
「あ、お姉ちゃんに…ソゴル君?」  
 
 
メイウーの部屋には、彼女の双子の妹であるメイイェンの姿もあった。メイウーとメイイェンは、部屋を共同で使  
っており、二人の性格は対照的だが、部屋を一通り見てみると、統一感のある清潔的な雰囲気があった。  
 
 
「メイイェン。キョウを連れて来ちゃった♪」  
 
「お姉ちゃん…。ホントに連れて来ちゃったんだ」  
 
 
メイイェンは、少し呆れた口調で言った。  
 
 
「いいじゃない。あんただって期待してたくせに」  
 
「お…お姉ちゃん…もお…///」  
 
「お、おい…お前ら…」  
 
 
蚊帳の外になっていたキョウは、恐る恐る二人に話しかけた。  
 
 
「早速だけどよ…。メイウー…お前、一体何をどこまで知ってるんだ!?」  
 
「決まってるじゃない。あんたが、狭い個室でフォセッタとヴァーチャルのセックスを、愛撫から中出しまでや  
 っている事についてよ♪」  
 
「な…何でそこまで」  
 
「何なら証拠も見せてあげる」  
 
そう言うと、メイウーは、机の引き出しから何かを取り出す。それは…  
 
 
「はい、証拠写真」  
 
「ん…げっ!!!」  
 
 
メイウーがキョウに見せた写真には、キョウが狭い個室内で、フォセッタとヴァーチャルのセックスを行っている  
現場が映っていた。しかし、ヴァーチャル空間内で行っているセックスの為、写真に写っているキョウの姿は、  
狭い個室内で一人空しく自慰行為しているようにしか映っていなかった。  
 
 
「あ…ありえねえ…何なんだよこの写真!?」  
 
 
最悪だった。よりにもよって、一番知られたくなかった性悪女に、フォセッタとの関係を知られてしまった…。  
 
 
「あんたが、いつも使っている個室に隠しカメラを使って撮影した物よ。あんたいつもこの中で、こんな事してた  
 なんて…空しい気持ちになんないのかしらね〜♪」  
 
「よ、余計なお世話だ!!大体プライバシーの侵害じゃねえか!!この出歯亀女!!」  
 
「あ〜ら何よ…そんなら、オケアノスの中でこんな事やってんじゃないわよ!!このスペルマ・猿!!」  
 
「ふ、二人共…おちついて…」  
 
痴話喧嘩に突入したキョウとメイウーの二人をなだめようとするメイイェン。  
 
 
「…で、一体何が要求なんだよ…?こんな写真を撮る以上、俺に何かさせようってのが目的なんだろ?」  
 
 
なかなか鋭い発言をしたキョウにメイウーは答えた。  
 
 
「ふふ…そうねえ…」  
 
 
不敵な笑みを浮かべたメイウーは、軽くキョウをベットの方に向けて突き飛ばし、そしてキョウに覆いかぶさる  
ように自らもベットに飛び込む。  
 
 
「お、おい…一体なんだよ!?」  
 
「またまた…ホントはなんとなく分かってるくせに…ふふふ♪」  
 
 
やや色っぽい笑みを浮かべたメイウーは、キョウに顔を近づけ、じっと見つめる。そんなメイウーに妖艶な魅  
力を感じたキョウは、後ずさりするが後ろが鋼鉄の壁である為に、逃げられない。  
 
 
「怯えなくったて、いいじゃない。こういうの…好きなんでしょ?」  
 
「な…何言って…」  
 
 
すかさず、メイウーがキョウの唇を奪い、強引にキョウの口内へ舌を侵入させる。  
 
 
「んっ…ふぅ…んん…ふぁ…」  
 
 
舌を絡ませてくるメイウーから逃げようとするキョウであったが、メイウーはすかさず両手をキョウの首に絡め、  
全身を密着させる。メイウーの反射神経の高さは並ではなく、キョウは身動きが出来なくなった。メイウーがよ  
うやく顔を離すと、メイウーの舌から唾液の糸が垂れる。メイウーは頬を紅潮させながら、優しさにも煮た笑み  
を浮かべる。  
 
 
「お…い…!?」  
 
 
キョウは一瞬、戸惑った。自分に微笑んだメイウーが、一瞬であるが、とても可愛く見えてしまった。実際、メ  
イウーのルックスは、それ程悪くないものであった。健康的で活発そうな外見をしており、プロポーションにお  
いても結構グラマラスであった。  
 
 
「どうしたの…?」  
 
「あ…その…」  
 
「あたしじゃ…不満?」  
 
 
キョウはごくりと唾を飲み込む。もはやキョウは、誘惑への抵抗を失いつつあった。  
 
 
 
「お、お姉ちゃん…」  
 
 
ずっと黙ってみていたメイイェンが、メイウーに話しかける。メイウーの行動に顔を真っ赤にしながら、もじもじと  
していた。  
 
 
「メイイィン。あんたも一緒にしましょ」  
 
「で…でも…」  
 
「大丈夫よ。キョウだってぜんぜん嫌そうじゃないし…あんただって、色々とストレス溜ってるじゃない」  
 
「いいの…かなぁ…」  
 
「ホントはしたいんでしょ?」  
 
「………///」  
 
 
しばらく顔を赤くしながら黙り込んでいたメイイェンであったが、ツカツカと二人の下へ歩み寄り靴を脱ぐと、ベッ  
トに乗っかり、キョウに近づいてきた。  
 
 
「お、おい…メイ…イェン…さん?」  
 
「だって…あんなのを見ちゃったら、あたしだって…」  
 
 
もじもじと上目遣いでキョウを見るメイイェン。  
 
 
「みちゃったらって…お、お前も見てたのか!?」  
 
 
静かにコクンと頷くメイイェン。  
 
 
「じゃ、決まりね♪」  
 
 
キョウに近づくと、メイウーは再びキョウの唇を奪い、それに乗じてメイイェンもキョウにキスしようとする。  
 
 
「お姉ちゃんばっかり…ずるいよぉ…」  
 
「はいはい…分かったから…」  
 
 
キョウを姉妹で奪い合うかのように、メイウーとメイイェンは、お互いの舌をキョウの舌に絡ませようとする。  
 
 
「んん…んふ…はぁ…んちゅ…」  
 
「あふ…ふぁ…んっ…にちゅ…」  
 
 
二人の激しい舌攻めにキョウは、うまく呼吸できない事も忘れ、ただ流されるかの如く受け入れていた。長い  
時間をかけて、キョウとのディープキスを行ったメイウーとメイイェンの二人は、トロンとした目付きで頬を紅潮  
させ、別の所を攻めようと準備にかかる。メイウーは、キョウの股間に触れると、ジッパーを下げてキョウの熱  
の篭ったペニスを取り出す。大量の血が流動していたキョウのペニスは、メイウーの細い手で触れられただけ  
で、ビクンと反応する。  
 
 
「ふふ…大きくは無いけど、凄く硬いよね。あんたのペニス♪」  
 
「お、おい…まさか!?」  
 
「ふふ…分かってるくせに。怖がらなくてもいいじゃない。たっぷり気持ちよくしてあげるね」  
 
 
そう言うとメイウーは、キョウのペニスを口内に含み、最初は優しく、徐々に激しくと厭らしい音をたてながら吸  
い付く。気が遠くなりそうな快感にキョウは必死に耐えるが、メイウーの熟練的なフェラによって、頭がボーッと  
しつつあった。メイウーがキョウのペニスを独占する一方、メイイェンは、キョウのシャツのボタンを外していき、  
キョウの水泳によって鍛えられた胸板をうっとりとした目で見ていた。  
 
 
「凄い…ソゴル君の胸板って、とても逞しいね…」  
 
 
色っぽい声でキョウの耳元に囁くメイイェンに、キョウはまた違った興奮感を覚えた。キョウの耳元に囁いたメ  
イイェンは、キョウの日に焼けた胸板に頬を密着させる。年頃の女性であるメイイェンの甘い香りが、今日の鼻  
を刺激させ、今にもキョウの理性は崩壊寸前であった。メイイェンは、キョウの鎖骨から下っていくように湿り気  
の帯びた舌を這わせる。  
 
 
「う…おい…メイイェン…よせ…って…」  
 
「そういうけど…ホントは気持ちいいんだよね…」  
 
「う…あ…ああ〜!!そ、そうだよ!!仕方ないだろ!!」  
 
 
とうとう本音を暴露させたキョウに対し、メイウーとメイイェンの二人はにっこりと笑う。  
 
 
「ふふ…もう…最初からちゃんと素直に言えばいいのに…」  
 
「こういう時になると、ソゴル君って、恥ずかしがり屋さんになるんだね」  
 
「う、うるせぇ…」  
 
 
子供っぽい反論をするキョウに、メイウーとメイイェンの二人は、続きを行う。メイウーは、胸元をはだけさせる  
と、真っ白な肌をしたハリの良い胸で、キョウのペニスを包み込むように挟む。  
 
 
「うっ……」  
 
「どう…気持ち良いんでしょ?」  
 
「あ、ああ…気持ち…いい」  
 
 
それを聞くとメイウーはキョウのペニスを挟んだ胸を自分で寄せて動かしていく。  
 
 
「私も…ソゴル君を気持ちよくしてあげるね…」  
 
 
メイイェンは、キョウの胸板に再び舌を這わせ、浅黒い胸板の中心にある乳首に舌で嘗め回す。  
 
「うあっ!!」  
 
「ふふ…ソゴル君…可愛い声出しちゃって…」  
 
「う…ううう…あの…いや…その…」  
 
「なぁに…お姉ちゃんはいいのに、私は嫌なの?」  
 
「いやその…何というか…似てるんだよな…トミガイに…」  
 
「トミガイって…?ソゴル君の彼女?」  
 
「いや、そいつ…男なんだよなぁ…はは…あたっ!」  
 
 
それを聞いたメイイェンは、不満そうな顔をしてキョウの頭をポカッと叩いた。しかし、確かにソゴルの友人であ  
るトミガイとメイイェンの声は非常に似ていた。しかも以前、映画撮影とはいえ、女装したトミガイとキスをする  
というえらい目にあっていた為、メイイェンの声に若干ながら抵抗感があったのだった。  
 
 
「酷い…それってあたしが、お姉ちゃんよりも女の子らしくないって事?」  
 
「お姉ちゃんよりも女の子らしくないって…失礼ね」  
 
 
そう言いながらメイウーは、キョウのペニスの亀頭を舌で責める。  
 
 
「うっ!!…いや…何というか…」  
 
「これでも…女の子らしくないっていえる?」  
 
 
そう言うと、メイイェンも自らの胸をはだけさせる。メイウーに劣らずの豊満な胸であり、その両胸を使って、キョ  
ウの顔面にのしかかる。キョウの顔面は、メイイェンの胸の谷間に挟まれた。  
 
「む…むぐぐ…」  
 
「ねえ、ソゴル君…私女の子でしょ?」  
 
「あ…ああ。どう見ても立派な女の子だ…」  
 
 
そう言うとキョウは、メイイェンの乳房を口に含み吸い付く…。  
 
 
「あっ!!はぁっ!!んあっ!!」  
 
「乳首…感じやすいんだな?」  
 
「やぁ…そんな事…言わないで…」  
 
 
可愛らしい嬌声を上げながらも、抵抗せずキョウの攻めを受け入れるメイイェン。メイウーは、胸だけでなく舌を  
使ってキョウのペニスを責めていく。  
 
 
「ふっ…んん…んむぅっ…ふぅん」  
 
「うっ…やべ…メイウー…もう…出そう」  
 
「ふふ…いいよ…思いっきり出してね…」  
 
「うっ…で、出る!!」  
 
 
キョウは、ペニスの中に溜っていた精液を、メイウーの顔面に勢いよく射精した。  
 
 
「きゃっ!!」  
 
 
突然の射精に少し驚くメイウーであったが、すぐに落ち着きを取り戻し、キョウのペニスを口の奥にまで咥え込  
み、尿道から発射されていた精液を飲み込んでいく。その刺激にキョウは、快感に満ちた声をあげる。  
 
 
「うああぁぁぁ…」  
 
「お姉ちゃんばっかり…ずるいよぉ…。」  
 
 
潤んだ瞳でキョウを見つめるメイイェン。  
 
 
「あ、ああ…悪い悪い」  
 
 
そう言うと、キョウはメイイェンへの愛撫を再開し、両手でメイイェンの胸を鷲掴みにすると、回すように胸をほぐ  
す。  
 
 
「あっ!!あぁん!!あはぁっ!!んんっ!!」  
 
「へへ…可愛いぜ…メイイェン…」  
 
 
キョウは、メイイェンの腰に触れると、スパッツと下着を脱がし、露になった秘裂をじっと見つめた。彼女の髪と  
同じ色の繁みが生え揃っていた。  
 
 
「やぁ…そんなに見つめちゃ…恥ずかしい…よぉ…」  
 
 
赤面して、両手で顔を隠すメイイェン。  
 
 
「そうは行かないだろ…?挿れる前に十分濡らしておかないとな…」  
 
「ふふ…そうよねぇ…メイイェン…」  
 
「お…お姉…ちゃん?」  
 
メイイェンの背後に密着したメイウーが、後ろからメイウーの両胸を揉み始める。それと同時にキョウは、メイイ  
ェンの秘裂の縦筋に舌を這わせる。  
 
 
「ひゃあっ…あっ…あんっ…ふあぁっ!!」  
 
 
キョウとメイウーの同時攻撃に、メイイェンは、激しい嬌声を上げる。声が段々と大きくなるにつれて、メイイェン  
の秘裂の口から透明な蜜が漏れていく。  
 
 
「ひゃあぅ!!ひゃぁんっ!!んはぁっ!!」  
 
「おいおい…声が大きくなってるぜ…普段からは想像できねえ姿だな」  
 
「そうでしょ。メイイェンって、普段は真面目な娘を演じてるけど、本当は、エッチな事大好きの淫乱なんだよね  
 ぇ。おっぱい揉まれたりするだけでも、こんな淫らな声あげちゃうんだから」  
 
「やあぁ…言わないで…ぇ…ぐすっ…ソゴル君と…お姉ちゃんの…意地悪ぅ…」  
 
 
半泣き状態になりながらも、繰り返し行うキョウとメイウーの攻めに淫らに声をあげるメイイェン。キョウは、開  
いたメイイェンの秘裂のヒダを一枚一枚丹念に舐め上げていき、メイウーはメイイェンの両胸の乳房をつまみ  
上げ指で磨り潰す。  
 
 
「あっ…はんっ…あっ…はぁっ…」  
 
「すげえっ…メイイェン…ここ凄く濡れちまってるぜ…」  
 
「もうそろそろ…いいよね?」  
 
「ああ…そうだな…」  
 
「えっ…ええっ!?」  
 
 
ひょっとしてと言いたそうな顔をするメイイェン。キョウはメイイェンを仰向けに寝かせると、自らの再び膨張を始  
めたペニスをメイイェンの卑劣の口に近づける。  
 
 
「あの…ちょ…やっ…駄目ぇっ!!」  
 
「ほらほら、今更ジタバタしないの」  
 
 
抵抗のしぐさをするメイイェンであったが、メイウーが逃げられない様に押さえ込む。そしてキョウのペニスが、  
メイイェンの卑劣の口に密着するが、ふとキョウは、メイイェンに挿入するのを止めた。  
 
 
「へ?どうしたのキョウ?」  
 
「いやさ…あんまりメイイェンが嫌なら、入れるのを止めようかなって思ってさ」  
 
「え!?」  
 
 
驚きの声をあげるメイイェンに、キョウは…  
 
 
「でもまあ、『挿れて欲しい』って言うんなら、挿れてもいいけどなぁ…」  
 
「え…ええぇっ!!」  
 
それを聞いたメイウーも、悪戯っぽい笑みを浮かべて言う。  
 
 
「そうよねぇ。いくらなんでも可愛い妹を無理矢理、犯させるなんて出来ないよねぇ」  
 
「お、お姉ちゃんまで…」  
 
「どうするの?なんならあたしが、あんたの分もキョウとやっちゃうけど?」  
 
「ううぅ…」  
 
 
恥ずかしさを押し殺し、メイイェンは口を開く。  
 
 
「挿れて…欲しいです…」  
 
「なぁにメイイェン?…何を何処に入れて欲しいの?」  
 
「ひっく…ぐすっ…ソゴル君の…ペニスを…あたしの…ヴァギナに…挿れて…欲しい…です」  
 
「素直でよろしい。キョウ、ご褒美にメイイェンを満足させてあげてね♪」  
 
「ああ…挿れるぞ?」  
 
「う、うん…挿れて…ソゴル君」  
 
 
キョウは、メイイェンの両足を両腕で持ち上げると、自らの膨張したペニスをメイイェンの秘裂の入り口へと密着  
させ、そして膣内へと挿入する。  
 
 
「あああぁぁぁっ!!」  
 
 
メイイェンは、快感に満ちた嬌声をあげる。キョウが腰を密着させ何度も突き上げる度に、淫らな音が響き渡り、  
メイイェンの肌は、燃えるように熱を帯びていく。メイイェンの膣は、侵入してきたキョウのペニスを暖かく包み  
込み、そしてもう逃がすまいと言わんばかりに、きつく締め付ける。  
 
 
「あっ…ああっ…あはぁ!そ、ソゴル君!いいのぉ!もっと…もっとして!!」  
 
「あっああ!!…メイイェンの膣内…すげ…締めてくる」  
 
 
メイイェンの上半身を押さえ続けていたメイウーは、どこか切なそうな目でキョウを見つめていたが、キョウはメ  
イイェンに挿入の繰り返しをしているのに夢中で気付いていない。  
 
 
「はっ…ああっ…あっ…んっ…んはぁっ…」  
 
 
キョウの激しい攻めにメイイェンは、激しく腰をくねらせながら身悶える。どこか心地よく満たされた表情で、キョ  
ウを見るメイイェンに、キョウの興奮は一気に高まり出す。そしてメイイェンのキツイ締め付けに、キョウは限界  
点を迎えようとしていた。  
 
 
「あんっ…はぁんっ…あっ…はぁっ」  
 
「やば…もう…出そう…」  
 
「いいよ…ソゴル君なら私…だから…出してっ…私の膣内に…いっぱいだしてぇっ!!」  
 
「で、でもそれってまずいんじゃ…」  
 
「今の私達…幻体だから…出しても…大…丈夫…なの」  
 
「そ、そうか…分かった…だ、出すぞ!!」  
 
 
射精の瞬間、キョウのペニスを包み込むメイイェンの膣の締め付けは更に増す。  
 
 
「うぅっ…メイイェン…出るっ!!」  
 
「あああああああぁぁぁっっっ!!」  
 
 
メイイェンの膣内で締め付けられたキョウのペニスが爆ぜて、ペニスの先端からメイイェンの子宮に向かって欲  
望の精液が一気に噴射される。そしてメイイェンもまた、キョウと同時に絶頂を迎えた。10秒近くもの間射精は  
続いていた。やがてキョウが自分のペニスをゆっくりと引き抜くと、メイイェンの秘裂の口から、精液と愛液の混  
ざった大量の液がドロドロと流れ出る。  
 
 
「はぁ…はぁ…はぁ…ソゴル…君…」  
 
「す、すげえ…良かった…ぜ…」  
 
 
激しい動きに疲れ、メイイェンはベットの上でぐったりとしていた。  
 
 
「ちょっと、キョウ…」  
 
「え…メイウー…どうかしたのか?」  
 
 
メイイェンとの激しい行為の後、疲れによって、頭がうまく回らなかったキョウの背後にメイイェンが覆い被さる。  
 
 
「まさか、これで終わりなんて言わせないわよ?」  
 
「え?あ…そっか…」  
 
「そ。まだあたしは満足していないんだから…」  
 
 
そう言うとメイウーは、すっかり萎縮し精液と愛液でベタベタになっていたキョウのペニスを掴むと、丹念に精液  
と愛液を舐め取っていき、更に手で精巣の部分に触れ優しく揉み解す。  
 
 
「うあっ…」  
 
 
その刺激によって、キョウのペニスは三度の膨張を迎えた。そしてメイウーは素早い動きでキョウを押し倒す。  
 
 
「おわっ!?」  
 
「ふふ…びっくりした?ごめんね。メイイェンとやったばかりで疲れてるでしょ?今度はあたしが上になってあげる  
 ね♪」  
 
 
どこか優しさとも呼べる感情に満ちたメイウーの言葉に思わずキョウはドキッとする。  
 
 
「じゃ…挿れるね?」  
 
「あ、ああ…メイウー…」  
 
「ふふ…いただきまぁ〜す♪」  
 
 
メイウーはキョウの上に跨ると、キョウのペニスを掴み、ゆっくりと自分の秘裂の口に押し当てる。そして体重を  
かけて自らの腰を落とし、ペニスを膣内の奥の方にまで挿入する。  
 
 
「うっ…くっ…」  
 
「んっ…あああぁぁっ!!」  
 
 
一際大きな嬌声を上げてメイウーは、背中を大きく仰け反らせる。中に入ったペニスを、メイウーの膣がきつく  
締め上げる。  
 
「あああっ…んん…んふっ…」  
 
「大丈夫か…メイウー?」  
 
 
珍しく心配してくれるキョウにメイウーは笑顔を見せる。  
 
 
「ん。大丈夫…久しぶりだからちょっと…それじゃ…動くね」  
 
 
そう言うとメイウーは徐々に動き始める。  
 
 
「あっ…はっ…んっ…はぁっ…んっ…くっ…はあぁ!!」  
 
 
メイウーの尻がキョウの太股へと激しく打ち付けられ、メイウーの秘裂の口から、徐々に愛液が漏れ出す。メイ  
ウーの膣内の幾一重ものヒダが、キョウのペニスを包み込み、激しく締め付ける。その締め付けは、メイイェン  
の時よりも激しいものであった。  
 
 
「んっ…んんっ…くぅんっ…んっ…んはっ…どう…キョウ…気持ち…いい?」  
 
「あ、ああ…メイウー…とても…気持ち…いいぜ…」  
 
「そう…じゃあ…もっと気持ちよくさせてあげるね…まだ…イっちゃ駄目よ…」  
 
 
そう言うと、メイウーは両足でキョウの体を挟み、擦りつけるように腰を前後へスライドさせる。その快感はさっ  
きの物よりも激しく、刺激的であり、まるで絡み付いてくる感覚であった。その激しい動きに、メイウーの胸はた  
ぷたぷと大きく揺れ動く。メイウーの強烈な攻めに、キョウは全身に電流が駆け抜けるかの如き快感を感じる。  
 
 
「そ、そろそろ…攻守交替と行くか…」  
 
「え…きゃっ!!」  
 
メイウーが気を緩めた隙を付いて、キョウは素早く起き上がり、メイウーに反撃されぬよう、キョウはメイウーの  
両足を肩に掛ける。  
 
 
「じゃ、今度は俺が攻める番だ」  
 
「え…でも」  
 
「こういうのも良いんじゃねえか?」  
 
「え…う、うん…来て…」  
 
 
キョウは、メイウーの腰と密着させて再度の挿入を行った。  
 
 
「はっ…んっ…ふっ…んふぅ…あっ…はっ…はあぁっ!!」  
 
「メイウー…どうだ…気持ち…いいか?」  
 
「やっ…いいっ…いいの…凄く…いい…いいのぉ!!気持ち…いい…もっと…激し…もっと…もっとぉ!!」  
 
「メイウー…何だか…いつもと違って…可愛い」  
 
 
今のキョウには、リョーコやシズノ、関係を持ってしまっているフォセッタの事すらも頭に入らず、目の前で自ら  
の攻めを受け入れるメイウーの事しか頭に無かった。自分でも思いもよらぬ言葉を口にしたキョウであるが、  
メイウーは素直でない返事をする。  
 
 
「ばかっ…もう…今頃…気付いたの?…誰から…見ても…可愛い…じゃない…」  
 
 
キョウが突き上げる度に、メイウーは眉をしかめて仰け反り、激しく肩を震わせる。  
 
 
「ねえ…キョウ…もっと…もっとしてぇ!!」  
 
「ああっ…やってやるぜ!!」  
 
 
メイウーの肌は、完全に熱を帯びており、火傷してしまいそうな程の熱さだった。白い肌は鮮やかな桃色に染  
まっており、大量の汗がメイウーの肌をつたっている。キョウもまた全身が熱で満たされており、ペニスの先端  
は、今までよりも激しい射精の欲望に満ちていた。  
 
 
「ううっ…メイウー…そろそろ俺…」  
 
「ああっ…キョウ…あたしも…だめっ…もう…くるっ…きちゃう…きちゃうの…きちゃうのぉっ!!」  
 
「だ、出すぞ…メイウー…このまま…中に…」  
 
「いいよっ…きてっ…きてぇっ…このまま…一緒に…一緒に…イってえぇ!!」  
 
 
もはや、本能のままに腰を激しく動かすキョウに対し、メイウーは、両腕をキョウの首の後ろに絡め、更にはキ  
ョウの両肩にかかっていた両足も逃がさないかのように締め付ける。互いの腰から胸までが完全に密着し、  
いよいよ互いに絶頂を迎えようとしていた。  
 
 
「くっ…メイウー…出るっ!!」  
 
「うぅん…いく…あたしも…いく…いく…言っちゃう…いっちゃうぅ!!」  
 
 
メイウーの爪が、キョウの両肩に食い込む。  
 
 
「くうっ!!」  
 
「ふあああああああぁぁぁぁぁぁっ!!」  
 
 
メイイェン以上の甘い嬌声をメイウーが上げたとき、遂に二人は絶頂を迎えた。メイウーの膣の締め付けによっ  
て、キョウのペニスから残された精液の全てが放たれ、メイウーの子宮の奥の方にまで流れ込んでいった。  
 
 
「はぁ…はぁ…キョウ…お願い…キスして…」  
 
「…ああ」  
 
 
絶頂を向かえたばかりのキョウであったが、メイウーに覆い被さるように倒れこむと、メイウーと口付けし、互い  
の舌を獲物を貪る獣のごとく絡ませる。  
 
「んっ…ふぅ…んん…ふぁ…んん…ふっ…んんっ」  
 
激しいキスは、互いに気を失うまで続いた。  
 
 
「ふう…」  
 
 
全ての行為が終わった後、服を着たキョウはベットの上で溜め息を付いた。部屋は、空気正常システムによっ  
て換気が行われていたが、激しい行為を終えた後の残り香が未だ残っている。今更ながら、何でこんな事に  
なってしまったのかと考え込むキョウであったが、過ぎた事をとやかく考えていてもしょうがないと、潔く現実を  
認めようとしていたその時、部屋の主であるメイウーとメイイェンの二人がシャワーから戻ってきた。  
 
 
「あ、キョウ…」  
 
「ソゴル君…疲れているみたいだけど大丈夫?」  
 
「あ…ああ…まあな」  
 
「シャワーに行ってからずいぶん時間が経ってるけど、やっぱりまだ部屋に匂いが残っちゃってるね」  
 
「う…」  
 
「お、お姉ちゃん…あんまりそういう事言わない方が…」  
 
 
キョウの複雑な心境を悟ったのか、メイイェンがメイウーを注意する。  
 
 
「何言ってんのよ。キョウって、そういう過ぎた事について、とやかく悩むようなタイプだったけ?」  
 
「よ、余計なお世話だ…だ、大体お前らは気にならないのかよ。俺とこんな事になって…」  
 
「そうねぇ…ま、以前の時にはお互いに結構悩んだけどね」  
 
「は?」  
 
 
突然のメイウーの言葉に目が点になるキョウ。  
 
以前って…  
 
 
「お姉ちゃん。ソゴル君は…」  
 
「あ、そっか…以前のゼーガのパイロットだった頃の記憶って無かったんだっけ」  
 
「ど、どういう事なんだよ…」  
 
「だってさ…以前、あたし達二人の純潔を奪ったのってあんたなのよ…」  
 
「な、何いぃぃぃぃ!?」  
 
 
突然の新事実に開いた口が塞がらないキョウ。  
 
 
「う、嘘だろ!?」  
 
「冗談でこんな事は言わないと思うけど…」  
 
 
落ち着いた口調で答えるメイイェン。  
 
 
「そーそー。それにあたし達の他に、シズノの純潔も奪ってるわよ」  
 
「なっ!!」  
 
「それに…初めての相手は、アークさんだって…」  
 
「で、でもアークはクリスの…」  
 
 
アークがクリスと夫婦である事は、誰もが知っている話である…が。  
 
 
「そのクリスさんが、アークさんとセックスしていたのを目撃して、口封じにアークさんとクリスさんで3Pをさせら  
 れたって、あんたが言ってたわよ。それにその時、クリスさんに女性の抱き方を教わったとも言ってたわね」  
 
「な、な、な…」  
 
 
メイウーとメイイェンの二人によって次々と明らかになる事実に、目玉が飛び出しかねないキョウ。  
 
 
「ま、何にせよいいじゃないの」  
 
「い…いいじゃないのってお前…」  
 
「万が一、またロストしちゃって記憶がなくなったら、これで思い出させてあげるからね」  
 
 
と言うと、メイウーの手には、さっきの行為の現場写真があった。  
 
 
「げっ!!いつの間に!!」  
 
「天井に隠しカメラ仕掛けて、撮っちゃった♪」  
 
「こ、こんなのって…ありえねぇ〜〜〜っ!!!」  
 
 
今日もオケアノス艦内に、ソゴル・キョウの名文句が響き渡った。  
 
 
完  
 
 
 
〜おまけ〜  
「あらあら…若いって、いいわね〜♪」  
 
 
実は、メイウーとメイイェンの部屋で起こった出来事の一部始終をすべて見ていたクリスとアークの二人。  
 
 
「いや〜はっはっは…記憶がなくなっても、俺が教えた技術は、ばっちり染み付いていたようだな」  
 
「ほんと。思い出すわねぇ…あの時、私と初体験をしたあの子の腰使い。なかなか素質があったと思うわ」  
 
「なんなら、また今度あいつを誘ってやるか?」  
 
「ええそうね。貴方のが一番素敵だけど、たまには若いツバメもいいかもね♪」  
 
「はっはっは!!こりゃあ、俺もうかうかしてられんなぁ!!」  
 
 
この二人…相変わらずのバカップルぶりであった。  
 
 
ホントに完  
 
 

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