>激しいキスは、互いに気を失うまで続いた。
のところから勝手に分岐
貪りあうキスの合間に、それとは違う濡れた音が混ざっているのに気付いた
キョウは、音のする方を振り向いた。
蕩けたような表情を浮かべて、メイイェンが自らの秘裂を弄っているのだ。
「メイイェン…」
そのキョウの声にメイイェンははっとして動きを止めるが、何をしていたの
かは隠しようもない。妹の痴態を目の当たりにしたメイウーは、大人びた
妖艶な笑みを浮かべた。
「ごめんね、あたしばっかり気持ちよくなっちゃって。ほら、おいで」
メイウーが手招きするのに、メイイェンはおずおずと二人に近づいた。
「キョウの方を向いて、あたしの顔をまたいで」
メイウーの言葉にキョウが身を起こし、言われるままにメイイェンが移動
すると、開いた股からつうっと蜜が滴り、メイウーの顔に零れ落ちた。
それをなめ取ったメイウーは、妹の白桃のような尻を優しく一撫ですると、
その肢体越しに、自分に挿入したままのキョウに目配せをした。
「じゃ、行くわよ…いいわね、キョウも」
「ああ」
メイウーがメイイェンの秘裂に指を這わせると同時に、キョウはメイイェンの
乳首を口に含む。すっかり攻め方を知っている二人に、メイイェンは一気に
昂ぶらされた。
「きゃあああぁっ!!」
「そうそう、我慢することなんてないんだから…あぁっ!!」
メイイェンを攻め立てつつ笑みを浮かべていたメイウーだが、自らもまた
新たな快感に声を上げた。メイイェンの乳房を愛撫しているキョウのペニスが、
メイウーの中で更に昂ぶりを増したのだ。
「いいぜ…二人とも。メイウーも、メイイェンも」
荒い息をつきながらいとおしげに名を呼ぶキョウの頬に、メイイェンの手が
触れた。
「ソゴル君…」
メイイェンの意を解して、キョウはメイイェンに唇を寄せた。舌を絡ませてきた
のはメイイェンの方からで、ほどなくメイイェンはキョウに抱きついて自分の
乳房をキョウの胸板に密着させ、メイウーの顔の上で激しく腰を振った。
「メイイェン…」
メイウーは降りかかってくる蜜が溢れ出すメイイェンの秘裂に顔を近づけると、
舌で丁寧に愛撫した。
「んっ…く」
キョウに唇を塞がれて、メイイェンはくぐもった声を上げた。だが妹がこれまでに
なく感じていることは、メイウーの舌をとめどなく濡らす蜜の味が教えてくれる。
メイウーもどこかとりつかれたようにメイイェンの秘裂を吸い、尻を優しく揉み
しだく。そうすることで、自らを突き上げてくるキョウのペニスを締め付ける力が
増すように感じられた。キョウと二人でメイイェンを気持ちよくしてあげることで、
あたしもキョウをもっと気持ちよくしてあげられる。そしたら、キョウも…
「あぁっ…!!」
メイウーが思った通り、キョウのペニスが硬さを増した。もう三度も射精して
いるというのに、何という男だろうか。はちきれてしまいそうなそれを、メイウー
はさらに締め付けた。
「すげぇ…メイウーの膣内って…俺、また出そうっ」
「き、きてっ…このまま、もう一度あたしの膣内に…だしてぇっ!!」
息も絶え絶えに懇願するメイウーに、キョウと上体を絡ませたままのメイイェンが
唇だけを離して抗議した。
「お姉ちゃんったらずるい!さっきからずーっと咥えたまんまじゃない!」
「でも、もうあたし…いっちゃう…から…」
メイウーの潤んだ瞳を向けられて、メイイェンはふと優しい表情を見せた。
「お姉ちゃんの膣内に出してあげて」
「いいのか?」
「半分だけね。残りは、私の分」
そう言うメイイェンにキョウは苦笑するしかなかった。
「分かったよ」
メイイェンは体の向きを変えて、メイウーの上に覆いかぶさるようにした。
互いの乳房が擦りあって、双子の姉妹の唇が近づく。それを見ながら、キョウは
ごくりと唾を飲み込んだ。
「じゃ、いくぜ、メイウー」
「あぁっ!!」
キョウに応えるメイウーの嬌声は、すぐにメイイェンの唇が塞いでしまい、
姉妹は激しく互いの舌を絡ませ、唾液を交わしあった。その媚態に、キョウは
堰を切ったようにメイウーの膣内に精液を放った。
「くっ!!」
「はああぁぁぁっ!!」
声を上げたメイウーから、硬さを保ったままのペニスを引き抜いたキョウは
メイイェンの腰を浮かせてその柔らかな尻肉を揉みしだくと、左右に広げた。
「このまま、後ろからいくぜ」
「うん、来て…」
メイイェンの秘裂はすっかり濡れそぼって、キョウを待ちわびていた。
「メイイェン…っ!!」
「んふ…っ…あっ、あぁっ!!」
メイウーとは違うメイイェンの秘裂の感触を確かめるように、キョウは
ゆっくりと挿入する。焦っては直ぐに出してしまいそうな気もしたからだ。
「いいか、メイイェン…」
「うん、いい…凄くいい…もっと来て…」
「よしっ」
「あぁんっ!!」
キョウが突き上げるのに仰け反ったメイイェンの左の乳房に、メイウーが
唇を寄せた。舌先で乳首を転がし、ちろちろと舐めては吸い付く。
「あん…やだ、お姉ちゃん…」
「あんた好きでしょ。ほら、空いてるわよ、右手」
メイウーの左手がメイイェンの右手を取り、メイイェンの右の乳房に導く。
メイイェンは自ら乳首を弄り、乳房を揉みしだいた。
「あふ…ん…ああっ」
「いいぜメイイェン、すげぇ締め付けてくる…」
「そろそろ、出してあげて」
メイウーが言うのに、キョウは動きを止めた。
「どーしよっかなぁ」
「ここまできて意地悪言わないで…」
メイイェンがそう言うと、余計に意地悪をしたくなるキョウであった。
「じゃ、ちゃんとターゲットの指示をくれよ」
背後を振り向いてキッと睨むメイイェンの瞳が潤んでいて、これはこれで
可愛いなとキョウは思った。
「私の…メイイェンの膣内に…真ん中に、思いっきり出して。ありったけ
出しちゃって!!」
「了解っ!!」
メイイェンの細い腰を抱くキョウの手の力強さに、メイイェンは思わず
目を伏せた。次の瞬間、熱いものがメイイェンの体の中を突き抜けた。
「ああああああぁぁっっ!!」
電流が流れたかのようにメイイェンは体を仰け反らせて、メイウーの胸の
上に倒れこんだ。
「ターゲット、沈黙しました」
メイウーがクスっと笑いながら、倒れこんだ妹の髪を優しく撫でた。
さすがに四度も射精して萎えたペニスを引き抜いて、キョウも大きく息をついた。
「ちょっとやりすぎたかなぁ」
「いいって、ありがとう、キョウ」
見詰め合ったメイウーとキョウは、そのまま口付けを交わした。