「まったく、あのリンクとか言う男、無礼にもほどがあるゾラ!」  
そうぼやきながら歩いているのはゾーラ族の姫、ルト。お供え物と一緒にジャブ  
ジャブ様に飲み込まれてしまった彼女は、ジャブジャブ様のおなかの中をさまよ  
っていた。よっぽど頭にきた事があったらしく、彼女はまだぼやいている。  
「わらわを投げただけでなく、そのままどこかへいってしまうとは、まったく、  
ブツブツ・・・・。」  
と、どこからか甘いにおいが漂ってきた。  
「な、なんゾラか、いった・・・・。」  
ルトは、その匂いが近くの触手から出ている液体からでている事に気付く暇もな  
く、深い眠りに落ちていった。  
 
「・・・・・・、ん、こ、ここは一体?」  
とりあえず起き上がろうとするルト。が、それは無理だった。  
「きゃっ。こ、これは一体なんゾラ!?」  
身動きを取れるはずがない。彼女の身体は辺りから生えている触手によっ  
て縛られていたのだから。  
「は、放すゾラ!わらわを誰だと思っておる、ゾーラ族の姫、ルトである  
ぞ!」  
彼女は触手を振り払おうとする。だが、触手は意外なほどの強さでそれを  
おさえる。と、彼女の足をおさえつけている触手がゆっくりと彼女の足を  
ひらきはじめた。彼女は足に力をこめるが、所詮それははかない抵抗でし  
かない。  
「あぁぁ・・・。」  
ついに彼女の恥丘が触手のまえにさらされた。羞恥心、そしてうごめく触  
手への嫌悪感で真っ赤になるルト。そんな彼女に容赦することなく、それ  
まで彼女に触れていなかった触手も彼女に触れ始めた。あるものは彼女の  
乳房に、またあるものは彼女の口腔内に。と、彼女の口を犯していた触手  
の先端から、さきほど甘いにおいを発していたのと同じ液体がふきだした  
。なすすべもなく、その液体を飲んでしまうルト。すると彼女の身体に変  
化が起こった。今まではただ不快にしか感じなかった触手の動きがすこし  
ずつ、甘い疼きに変わっていったのである。  
 
(こ、これは一体なんゾラ?)  
いつしか、彼女の声はわずかに濡れてきていた。  
「あァァ・・。」  
我知らず、熱い吐息をつくルト。  
(だ、だめゾラ、こんなはしたない声を出しては。)  
その彼女の意思を砕くように乳房を激しく嬲る触手。すると彼女は他愛な  
く声をあげてしまう。  
「イ、いやァ・・。だめ、こんな・・の・・・ん、あぁぁぁぁぁぁ!」  
いつしか、彼女のスリットからは透明な液体が流れ出していた。それを見  
はからったかのようにそれまで彼女に触れていなかったもっとも大きい触  
手が彼女のクレヴァスへと少しずつ侵入していく。  
「ああああああああああああああああああああああああああああああああ  
ッ!」  
内部から押し広げられるような激しい感覚に彼女は声をおさえることがで  
きなかった。だが、彼女は最後に残ったわずかな理性でそれを拒否しよう  
とした。  
「いや、いやゾラ・・・いやぁ、いやぁぁ。」  
びくんっ、と触手によって縛られた彼女の体が弓なりになった。そして、  
触手は彼女の処女膜を突き破り、最奥部まで達した。  
「ああああああああああああああああああああああああああああああああ  
あああああああああああああああああああああああああああああああああ  
ああああああああああああああああああああああああああああああっ!」  
破瓜の激痛、そしてそれをはるかに上回る快感に彼女は絶叫した。そして  
、それと同時に無数の触手の先端から白濁した液体が迸った。  
白濁液まみれのルトが、無数の触手からリンクによって助け出されたのは  
その一時間程後の事だった。  
 

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