少女は水を運んでいた。ギブドの呪いをうけた父のためだ。
彼女の父はアンデッドの研究者だった。彼が娘を連れてここ、イカーナに来たのはギブドの研究のため
だった。そしてあるとき、研究中にギブドの呪いをうけてしまったのだった。それから彼のギブド化が
始まった。毎日少しずつギブドに近づいていき、今では娘の事さえわからなくなってしまった。それで
も彼女は父を見捨てなかった。家の周りをギブドに囲まれ、家を出るのも危険になった。それでも彼女
は父がもとに戻ってくれると信じ、父と共に暮らした。
「お父さん、水と食事だよ。」
そう言って父の部屋の鍵を開ける。
「あぁ〜。」
意味を持たない言葉をあげながら外に出ようとする父を部屋に押し戻し、中から鍵をかける。
「あー、お父さん、またご飯こぼしてる。ちゃんと食べなきゃだめだよ。」
そういって少女は掃除を始める。が、それはさえぎられた。彼女の父が後ろから彼女の体をおさえたか
らだ。そして彼は娘の服を引き裂いた。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!やめてー!お父さん、やめてー!」
「あぁー。」
それはすでに彼女の父ではなかった。すでにその精神は人に害成す魔物、ギブドだった。ギブドは少女
の服を破り終えると、自らの包帯から生殖器官をとりだす。まだ完全にギブドになっていないからなの
か、それは人間の男の生殖器官そのものだった。そしてギブドはまだ濡れてもいない少女の秘部にその
器官をねじこんだ。
「ひぃいあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
だがギブドはそれに構うことなく腰を動かし始めた。
「ひぃ!痛い、痛い!やめてー!」
快楽などない、ただ感じるのは痛みだけ。だがギブドは容赦なく挿入をくりかえす。そしてあっけなく
少女の中で白濁液を放出した。だがギブドのモノは再び硬さをとりもどす。そして再びの挿入。しかし
少女の反応は違った。
「あッあッあッあッあぁぁぁぁぁぁ〜!」
その声には甘く、濡れたものがまじっていた。そして、彼女とギブドの奇妙な交わりは続く。それ日以
来、彼女とギブドの奇妙な交わりは日常となった。
緑色の服を着た少年がその家を訪ねてきたのはそんなある日だった