「フフフ。あのときの小僧がココまで来るとは思っていなかったぞ……。」  
 ガノンドロフがグランドピアノの演奏を止めた。  
「ゼルダ姫はどこだ!! もし何かしたら許さないぞ。」  
 リンクは鞘からマスターソードを取り出して、ガノンドロフを睨み付けた。  
「安心しろ、ゼルダはトライフォースの伝承者……そう簡単には殺さないさ。」  
 そしてガノンドロフは天井を指差した。  
   そしてリンクが上を見上げると、天井からゆっくりとピンク色の結晶石が降りてくる。  
「あっ……ふっ…。」  
 ピンク色の結晶石からは、色っぽい声が聞こえてきた。  
「ゼルダ姫……。」  
 結晶石がリンクの普通の目線で見える範囲に来ると結晶石の動きは止まった。  
「見ろ…これが一国の王妃の姿だ。」  
 ゼルダは全裸にされており、両乳首と陰部にはピンクローダーが付着されていた。  
   ゼルダは体を動かせないながらも必死に動いて、襲い来る快感と背中に走る寒気を必死に悶え耐えていた。  
 
「よくもゼルダ姫を………。」  
 リンクはマスターソードを強く握り締めた。  
「お前は私に触れることはままならない状況下に落としてやる。」  
 そしてガノンドロフは赤いマントを部屋の隅に投げて、右手を上に上げてゼルダ姫の結晶石を再び上に上げた。     
 
            ――――――  
 
        ゴスッ……!!  
      「ガッ…ァ……。」  
 リンクはガノンドロフの膝蹴りを受けてうずくまった。  
「フン………!!」  
  そしてガノンドロフはリンクの顎にアッパーを食らわすと、右足でリンクを蹴り飛ばした。  
「アグァ……!!!」  
 リンクは鍵のかかった扉に蹴り飛ばされて一瞬呼吸ができなくなった。  
 
(リン…ク……。)  
 ゼルダは天井で目線を下にやっていた。  
   [馬鹿が……貴様はイク事だけ考えていろ。]  
   ローダーの振動が強≠ノなった。  
 「ひうぅっっっぅうっ!!!」  
  ゼルダ姫は仰け反った……のだが実際は目を強くつぶっただけで体は動かせなかった。  
「(こうなったからには、あの方々達を呼んで力を………ウクッゥ。)」  
   
 
キュイィィイイイッッ!!  
ガノンドロフは手の平サイズの光線を出して、リンクに投げつけた。  
ボシュウゥッ!!  
  「ア…ァ……ァ。」  
 リンクは焼け焦げていた。服もボロボロになってもう立てない体になっていた。  
 
「ククク…、そろそろ老婆にならった幻術を使ってみるか。」  
  するとガノンドロフの人差し指の先がピンク色に光りだした。  
 
リンク  
 リンク  
  兄弟  
   リンク  
    リンク  
      
 
   オカリナの音が聞こえる……  
      リンク………。  
 
 

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