「あやしいキノコか。 確かにあやしいな。」  
これを制限時間以内に届けなければだめだという。  
「報酬に100ルピーでも貰えると思ったが、またまたお使いとはな…泣けてくるよ。」  
愚痴をこぼしつつエポナを呼び出す。  
オカリナのメロディーが流れる。  
「…おかしい」  
何故かエポナが来ない。  
「こういう時に限って来ないなんて 風邪でも引いたんじゃないか?」  
その時、足音が聞こえた。  
「やっと来たか、遅いぞ!」  
「ごめんね、エポナが風邪を引いちゃって…代わりに来たんだけど。」  
なんでマロンが来るんだ。  
「……冗談だと言ってくれ。」  
 
正直困惑していた。  
エポナが来られない以上キノコを届けるのは不可能だ。  
「で、私はどうすればいいのかな?」  
「キノコをカカリコ村まで届けてほしいんだ。」  
無理に決まっている。  
「わかったわ、誰に渡せばいいの?」  
「薬屋のおばあさんだ あと2分な。」  
「えっ 2分で?無理に決まってるじゃない。」  
至極当然の反応だ。 だがここで諦めるのも面白くない。  
ちょっと意地悪してやろう。  
「エポナの代わりに来たんだろ?だったらそれなりの働きをしてくれよ。」  
マロンは困った顔をしながらうつむいている。  
「プレゼントをあげるからさ、頑張ってごらんよ。」  
そう言ってキノコを渡す。  
一日くらいこういう日があっても悪くないだろう。  
 
2分後  
まだロンロン牧場も遠い。  
「もう限界……」  
キノコはだめになってしまった。  
「だめだなぁマロンは。まあ頑張ったからご褒美でもあげるか。」  
そう言ってマロンの胸を下からゆっくりと……  
「えっ!?ちょっ…何をするの?」  
「プレゼントをあげる前の準備かな。」  
「準備かな?じゃないよぅ」  
リンクはマロンを押し倒し、スカートの中に手を入れた。  
「きゃんっ!」  
「ほう、感度は良好ですな」  
暴れないうちにさっさと済ませてしまおう。  
リンクはパンツを脱がし、あそこに指をいれた。  
「やっ…プレゼントなんていらないからもうやめて!」  
リンクは無視して自分のモノを突っ込んだ。  
 
「さあマロン!プレゼントのキノコを味わってくれ!」  
「プレゼントのキノコって…リンクのおちんっ…んんっ!」  
言わせるかと云わんばかりにマロンの唇を奪う  
「やばっ…俺…もう……マロン!もう一つのプレゼントを君の中に!」  
「いやっ…だめぇっ!中に出しちゃだめ!」  
マロンが言う間に精液がドッと中に注ぎ込まれた。  
 
どうせ7年前に戻るんだ。孕ませたってかまうものか。  
 
あれから1日経った。  
しかしリンクに犯されてから、どうも体がおかしい。  
自分でも驚くほど落ち着きがなくなってしまったのだ。  
いくら得意の歌を歌ってもストレスのようなものが消えない。  
「ああん、もうっ!」  
すると後ろから声がした  
「ずいぶんと荒れているじゃないか。」  
リンクだ。  
「ふふふ…リンク、よくも私の前にぬけぬけと出てきたわね。」  
しかしリンクは何所吹く風とばかりに喋りはじめた。  
「荒れている原因を当てようか? …そうだな、ストレスが原因だな。」  
原因を作ったのは誰だか知ってて言っているのだろうか……  
マロンが反論をしようとした時、またリンクが口を開いた。  
「まあ昨日の事はあまり気にしない方が良い。 今ストレスの解消方法を教えるから機嫌を直してよ、ね?」  
昨日の事を気にするなというのは無理な話だが、リンクの屈託のない笑顔にマロンは閉口してしまった。  
リンクはもう一度ニコリと笑うと、ゆっくりとスカートの裾を上げた。  
「り…リンク?」  
これからまたあんな事をされるのだろうか。  
しかし、そうと分かっていても何故か素直に従っている自分がいた。  
リンクは昨日とは打ってかわって手つきが妙に優しい。  
「力を入れないで、楽にしているんだよ。」  
膣に指が面白いように入った。  
力を入れるな言われたものの既に躰が熱く、時々反応してビクンと痙攣する。  
だが急にリンクの指がぴたりと止まってしまった。  
「ど…どうしたのっ?」  
指を挿入された時より驚いてしまった。  
リンクは何かひらめいたような顔をしてから、急に妙な課題を出した。  
「これからマロンにオナニーを覚えてもらう。」  
「オナニー…ですか……?」  
リンクはマロンの手をとり、マロンの股の中へ。  
「え…あ……」  
さっきとは違った感覚がする。  
大陰唇を撫でただけでいきそうになる。  
「はぁ…はぁ……もう…いっちゃうよぅ」  
するとリンクは性感帯を愛撫しはじめた。  
その時、何か束縛されていた物が解放されるような快感がマロンを襲った。  
「ストレスは解消されたかな? これで僕がいなくても一人でできるだろう。」  
リンクはそう言い残すと牧場を去っていった。  
しばらくするとマロンは意識を失った。  
 
 
あれからストレス…いや、性欲と言うべきだろうか、そういうものがなくなった。  
なくなったというより処理できるようになった。  
そしてその性処理の時に生まれる"快楽"が忘れられない。  
「麻薬みたいなものだわ」  
まさにその通りである。  
手淫をしていると、リンクがもう一度来てほしいと思う時がくる。  
今のリンクはマロンにとって小悪魔のような存在なのかもしれない。  
自分を淫乱な娘にしたてあげる小悪魔。  
もう後戻りはできそうにない。 だったらとことんやってみるのも一つの手だと思った。  
 
「やあマロン。 エポナ、今日は特に調子が良かったよ。」  
「ふふふ、本当。 快気祝いの薬草入りごはんが良かったのかしら?」  
数日ぶりにリンクが尋ねてきた。  
「マロンも元気そうだね。」  
マロンは苦笑し、少々声のトーンを下げて言った。  
「…リンクのおかげでね。」  
するとリンクは少し口許を緩ませた。  
「そうか…それは良かった。」  
リンクはまた何かひらめいたような顔をした。  
「そうだ。 せっかくエポナの調子が良いし、一緒に馬の遠乗りをしない?」  
リンクがデートの誘いをするとは意外だった。  
マロンは特に断る理由もなく、承諾することにした。  
 
エポナに乗る前に、リンクから石を見せてもらった。  
「何…これ。 石版かしら?」  
手に取ってみるが、理解できずにリンクに返す。  
「これをね、こ う す る ん だ!」  
急にマロンのパンツがずらされる。  
マロンが悲鳴をあげた時には、石はパンツの中に入っていた。  
やはりこういう展開になってしまうのか。  
事前に察知できなかったのはこちらのミスだった。  
石を取ろうとするとリンクに制止された。  
「我慢してくれ。 後に気持ちよくなる。」  
仕方なくそのまま馬に乗ってロンロン牧場をあとにした。  
 
風を切って走っているのは気持ちが良いのだが、股に入れられた石が痛い。  
仕方がないのでリンクに強くしがみついた。  
 
しばらくすると林にたどりついた。  
すると急に石が震えはじめた。  
「いやあぁぁっ!!」  
リンクはマロンの様子など気にも止めず  
「おお、やはりこの辺か」  
などと呑気な事を言って馬を止めた。  
「今降ろすよ。 おっと、石は取らないでくれよ。」  
そんな事を言われても我慢できるわけがない。  
リンクはマロンを馬から降ろした後、少し場所を移動した。  
すると震えていた石も落ち着きを取り戻した。  
「なんなのよ、この石は!」  
リンクは一笑して答えた。  
「もだえ石。 秘密の穴を振動で教えてくれるのさ。」  
そんな馬鹿げたものをよくパンツの中に入れようと思いついたものだ。  
しかし、これはまだ序章にすぎなかった。  
突然リンクはロープでマロンの腕を縛った。  
「な…何をするのっ!?」  
「ふふ…もだえ石を勝手に取らないようにするためだ。」  
そのまま秘密の穴へ近づいていく。  
すると、また石が震えはじめた。  
「いっ…いやあぁぁっ! やめて、お願いだから!」  
秘密の穴に近づくにつれて振動も大きくなっていく。  
「気分はどうだ? 気持ちいい? ねぇ。」  
リンクが尋ねてきたが、その頃には思考が停止しかけていた。  
気持ちいいわけがない、いきそうでいけないのだ。  
「…拷問…だわ。」  
リンクはマロンの服を丁寧に脱がしていく。  
「あーあ、下着がこんなにビショビショだ。」  
続いてマロンのパンツをゆっくりと脱がすと、石がコロンと出てきた。  
その拍子にマロンは潮をふいた。  
「うはっ 僕の顔にまで飛んできたよ。」  
…恥ずかしい。  
だが、躰のうずきは止まらない。  
マロンは何か言いたげにリンクを見つめた。  
「ん、どうしたの?」  
「……れて」  
蚊の鳴くような声しか出ない。  
マロンは自分のあそこを広げ、もう一度言った。  
「…たしの……おま…こ…に……おちん…ちん…を…入れて……くだ…」  
待っていましたとばかりにリンクは自分の立派なキノコをマロンの秘密の穴に突っ込んだ。  
激しい喘ぎ声、肌がこすれ合う音、そこらへんに転がっているもだえ石の音でさえ二人の性欲を駆り立てた。  
「はぁっ…気持ち…いいっ!!」  
行為は日が沈みかけるまで続いた。  
 
 
「どろだらけになっちゃった。」  
屋外、それも地面の上でやったのだ。 仕方のないことだ。  
「牧場まで送っていくよ。 あと…パンツ、ごめんね。」  
そこには泥だらけになったパンツが置いてあった。  
「……………20ルピー。 期待しないけどいつか弁償してね。」  
 
ついにここまで来た。  
ガノン城の前にリンクが佇んでいた。  
「勝っても負けてもこの世界とはおさらばだ。 何かやり残したことは……」  
―――最後だからな、挨拶だけでもしておこう。  
 
ロンロン牧場に彼女の姿を見つけた。  
「リンク、この前は楽しかったよ! でも…あの石はもうやめてね。」  
無邪気な笑顔を見せるマロンに伝えるのは辛い。  
だが、他愛のない話もそこそこに本題に入ることにした。  
「俺、ちょっと遠い所に行かなくちゃならなくてさ、しばらく会えないと思う。」  
するとマロンは驚いた。  
「えっ…ちょっと、私どうすればいいの!?」  
言葉は出なかった。  
自分は昔へ行けばまた会える。  
だが、そこにはここにいるマロンにはもう出会えない。  
「そうだ、20ルピーを返そう。」  
しかし、マロンは断った。  
「いらないっ! ……また会えるよね? その時まで大事にその20ルピーを持ってて!」  
暫しの沈黙が続く。  
「………しよ。」  
沈黙が破られると同時に、二人の糸が切れた。  
「はあ…はあっ!」  
二人は隙間がないほどぴったりとくっつき、躰を激しく動かした。  
「私を…ここまでエッチにしたの…どうしてくれるのよっ!」  
この時はセックスをしているというより、いままでの鬱憤を晴らしているというように思えた。  
「きっかけがあれば…試してみるのも悪くないさ。」  
「責任とってよ!」  
「分かった、次に会ったときには今以上の淫乱女にしてやる!」  
「そういう問題じゃっ…あんっ…あんっ!」  
「んっ! もう…出るっ!」  
中出し  
7年前に戻ってしまうのが惜しい。  
こんなに素晴らしい女性に仕立て上げたのに、別れてしまうのが惜しい。  
「…今はガノンドロフを倒す事に集中しよう。」  
 
その後なんとかゼルダ姫を助け、7年前に戻ることができた。  
 
 
「あ、妖精クーン!!」  
まだ幼いマロンがそこにいた。  
あの時のように雑談を交わす。  
するとリンクがおもむろにルピーを出した。  
「そうだ、プレゼントをあげよう。」  
あの時の20ルピー、確かに渡したよ。 マロン。  
 
さて、ナビィを探す前にマロンをもう一度"女"に仕立て上げなければ。  
 
 
Fin  
 

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