『賢者の淫謀』
ジークロック…手強い相手だった。
そう、僕は遂に一番目の巫女を助ける事に成功した。
これで一安心、僕はそう思っていた。
しかし彼女は僕に急に襲いかかってきた。
巫女である彼女が何故襲ってくるのか…僕は対応に困った。
そうこうするうちに、僕の下半身はきれいに脱がされてしまった。
彼女は…驚いた事に、僕の陰茎をしゃぶっているではないか!
なんでもクリスタルの中に入っていると感じやすくなるとかワケの分からない事を言っていた。
僕は頑張って制止を試みた。
しかし頑張りも空しく、精子が出ただけだった。
いや、そんなうまい事を言っている場合ではない。
彼女は下半身を僕に晒すと、そのまま僕の上に乗ってしまった。
ああ、動くたびに繋がった部分が刺激されて気持ち良い。
未知の体験によって、僕はすぐに射精してしまった。
すると彼女は急に怒りだした。
早漏、これだから童貞は…だって。
セックスくらいゼルダ姫としてるもんね!
……まあ挿入に失敗してそれっきりなんだけど。
頑張ったのに怒られるって…なんか助けがいのない人だなと思った。
二番目の巫女を助けた。
彼女は僕に襲いかかることはなかったが、明らかに視線を感じる。
僕も男だ、放ってはおけない。
前より積極的なのは別に二番目の巫女の方がかわいかったわけじゃないからな!
僕の紳士的な対応により、初めてのクンニが行われる。
ぺろぺろと舐めていくと、おしとやかな彼女も卑猥な声をあげる。
これはたまらんと思い、僕は下半身に潜むモンスターを取り出した。
そして期待に胸を膨らませている彼女を勢いよく突いてあげた。
まるで支配者になった気分だ。
でも中に精子をぶちまけたら怒られた。何でだろう。
ドクロが怖くて苦労したけど、なんとか三番目の巫女を助けた。
なんかスタイルのいい綺麗なおねえさんだった。
おねえさんは、僕に色々教えてあげると言って、情報をくれた。
でも僕が知りたいのはそんな情報ではない。
もっと知識を得ないとゼルダ姫にバカにされてしまう。
そんな僕を察してくれたのか、おねえさんはあっちの方も教えてくれた。
おねえさんは本当に丁寧に教えてくれた。
前戯に何をするとか、どうやったら女の子が満足してくれるとか。
僕はおねえさんに感謝しつつ、その場を去った。
ところで僕に顔射されたおねえさんはどこで顔を洗うんだろう。
四番目の巫女を助けた。
でもブラインドが四番目の巫女に化けてた為、どうしても彼女とブラインドが被る。
僕は適当に情報を聞いた後、その場を離れようとしたが、彼女が許さなかった。
必死だった。
ブラインドの顔を思い出すまいと考えれば考えるほど、奴の顔が頭に浮かんでくる。
仕方がないので目隠しプレイと称して彼女と性交した。
こういう臨機応変な対応が勇者に求められる要素だと思う。
五番目の巫女を助けることは意外と容易であった。
これも道中で手に入れた青い服のおかげだ。
巫女から聞いた話だが、クリスタルの中は時間が経てば経つほど性欲が増していくらしい。
五番目ともなれば結構辛かったろう。
ということで僕は三番目の巫女に習ったノウハウの全てを彼女にぶつけた。
性欲を持て余した彼女もそれに応えてくれた。
キスも積極的に舌を絡めてくる。卑猥だ。
キスだけではない。濃厚なフェラ、スマタ、その行動は手慣れていた。
まだ幼い体の彼女が何故そんなテクニックを持っているのか疑問だった。
ただ、彼女はまだ幼かったため、僕の大きさでも挿入できなかったのは残念だ。
一通り行為が終わった後に彼女が約束をもちかけてきた。
私が大きくなったらもう一回しようね…だって。
僕は快諾し、六つ目のクリスタルを目指して旅立った。
終わりも近い、数々の試練に耐えた僕は、ゲルドーガの視姦プレイをものともせずにボスを撃破した。
六番目の巫女…ストレスからか、クリスタルから出た途端に倒れてしまった。
僕は彼女を介抱した。
しかし彼女の求めていたものは、やはりアレだった。
僕は充分に勃起した陰茎を彼女に晒した。
もう言葉はいらないだろう、彼女も挿入の体勢をとっている。
しかし彼女が挿入した場所はアナルだった。
どうやらお尻に入れられるのが好きだったらしい。
不意打ちだったが、僕はアナルは初の経験のため、興奮した。
アナルに大量の精液を流し込まれた彼女は、声を荒らげながら僕に情報をくれた。
巫女の情報によると、ゼルダ姫はカメイワにいるらしい。
遂にゼルダ姫とセッ……いや、助けにいくんだったな。
本来の目的を再確認し、目的地へ足早に向かった。
カメイワ…最後の砦だ。
ダンジョン・ボス共に苦戦しつつもなんとか撃破できた。
そして祭壇の上にはゼルダ姫がいた。
「リンク…ありがとうございました。」
会話はゼルダのお礼から始まった。
「子供達が平和に暮らせる世界を作りましょうね。」
「……うん。」
ゼルダ姫は言い終わるとクリスタルの中に戻ろうとした。
すさまじい精神力だ。
今までの巫女なら物欲しそうにこっちを見てくる者ばかりだった。
「他にも言うことがあるんじゃない?」
とりあえず様子を見る。
「あ…ありません…けど……」
やはり明らかに挙動がおかしい。
試しにゼルダ姫の体に触れてみた。
「ひゃんっ! リンク…わざとやっていませんか!?」
こっちはクリスタルの中に入るとどうなるのかが手に取るように分かるので、
その問いに対しての答えはイエスである。
もうすこし弄ってみよう、そういう欲望が湧いてきた。
胸を執拗に責める…が、下半身には手を出さない。
しばらくすると、予想通りゼルダ姫が音を上げた。
「やっ…だめ…これ以上やられると……」
おかしくなる…ということか。
「じゃあやめた。」
「…………え?」
「これ以上やられるとまずいんでしょ?」
「あ…あのっ!そうじゃなくて……」
そろそろ楽にしてあげるか。
「入れて欲しい?」
ゼルダ姫は恥ずかしがりながら首を縦にふった。
ゼルダ姫の陰門からは蜜が溢れだしていた。
見られて恥ずかしくなったのか、ゼルダ姫は顔を手で隠している。
顔が見えないのは寂しいが、気にせず本番を開始する。
挿入後、律動的に腰を前後する。
下だけではない。尻、胸、唇、責められる所なら全て責めた。
ゼルダ姫は時折体を振るわせていたが、それ以外は人形のように動かなかった。
ゼルダ姫は何度も絶頂を迎えているようだ。
僕は気絶の確認をした後、全ての決着をつけるためにガノン城へ向かった。
〜エピローグ〜
ガノンを倒し、トライフォースの力で平和を取り戻した僕は、町中の噂になった。
しかしどういうことだろうか、お尋ね者の看板だけは残っていた。
何かの間違いだろう…そう思い、立て札を抜いて回った。
だが兵士は僕を見つけるなりお尋ね者扱いし、城へ強制連行しようとした。
何が起こったのか理解できないまま城へ到着した。
「姫様がお待ちです。」
兵士がそう言った。
ゼルダ姫が手荒な事までして連れてくる理由は一つしか見つからない。
そういえば最近ごぶさただったので、結構たまっているはずだ。
僕は喜び勇んで部屋に入った。
「ごきげんよう、リンク。」
これは驚いた。
ゼルダ姫だけではなく、6人の巫女たちも一緒だった。
ゼルダ姫は続けた。
「巫女たちから聞きました。だいぶお盛んだったようですね。」
ゼルダ姫の口調には悪意が感じられた。
六賢者は僕の方を哀れみの目で見ている。
……ここは素直に退散したほうがいいか。
だが逃げる前にゼルダ姫の魔法が発動した。
体が動かなくなる魔法。
「リンク、あなたは私という許婚がいるにも関わらず、他の賢者たちに手を出しました。」
初耳だ、まさかおじさんの言っていた“姫はおまえの……”は許婚という意味だったのか。
天国のような気分だったが、
ゼルダ姫の手痛い一撃で本当に天国への階段が見えてきたので洒落にならなかった。
Fin