やっとシークが時の神殿からいなくなったぜ。  
足が台座にめり込んでるんじゃないかっつーくらい動かないヤツだったが、これでとうとう僕も過去へ行けるってワケだ。  
さあ、マスターソードを刺して……  
チャーチャーチャーチャー・チャー・チャー・チャー・チャーーーーーーー  
見事に子供へと戻りました。そんな僕の行き先は、言うまでもなく森の聖域だ。  
やあサリア、久しぶり。  
「あ、リンク、帰って来たんだ」  
何その無感動な言い方。  
「だってあんなに劇的な別れのシーンだったのに、あっさり再会できちゃうんだもの」  
なんか拍子抜けだな。拍子抜けのあまり勃起してしまったよ。だからセックスしようじゃないか。  
「セックス? なにそれ?」  
まず裸になるんだ。  
「なったわ。それで?」  
それで僕のコレをサリアのここに、こうしてこうやってこうするんだ。  
「あ! 痛い! でも、でも、なんだか変な気分……」  
どう? こういうのもなかなか楽しい遊びだろ?  
「そうね、気持ちよくなってきたわ。もっと動いてみてくれない?」  
よし、行くよ。  
「来て、リンク」  
ふんふんふん。  
「あんあんあん」  
ふう、とってもよかったよ。最高だ。  
「アタシもよ。ところで、リンクに聞きたいことがあるの」  
なんだい?  
「最近オカリナの音色が変わったね」  
ギク!  
「壊れてるんじゃない? ちょっと見せて」  
いや、大丈夫だよ、だから、あ、あ、あ!  
「まあ、これアタシがあげたオカリナじゃないわ。どうなってるのよ?」  
こ、これはだね、時のオカリナと言いまして……  
「アタシのオカリナは? 捨てちゃったの?」  
まさか捨てたりなんかするもんか。ただゲームのシステム上、新たにゲットしたオカリナが自動的に上書きされてしまって……  
「誰よ」  
え?  
「こ・の・オ・カ・リ・ナ・を・だ・れ・に・も・ら・っ・た・の・よ」  
それは……ハイラル王国の王女ゼルダ姫から……  
「ゼルダ姫? よその女なのね。むうう、なんかムカツク気分になるジャラ」  
お、それは聞ける機会が著しく少ない上にサリア最高の萌えポイントと一部で絶賛を浴びているコキリ訛り。  
「何をワケのわからないこと言ってるジャラ! どういうことなのか説明してもらうジャラ!」  
んー、あんまりジャラジャラ連発されるとパチンコ屋みたいで萎えるよ。  
「余計なお世話ジャラ!」  
困ったな、どうしたら機嫌が直るだろう。そうだ、このウサギずきんなんかどう? これを見てると楽しい気分になるだろ?  
「ならないジャラ!」  
くそ、どうしてこんなに気を使わなくちゃならないんだ。僕はゼルダ姫とは(まだ)何もしちゃいないんだぞ。  
こうなったら仕方がない。実力行使!  
「あ、何するの!」  
もういっぺんセックスだ。サリアも本当はしたいんじゃないか?  
「そんなことしたくなんか……あ……あ、あ、あ、あああ……」  
フフフどうだい? 一度男を知ってしまったら、忘れようとしても身体が忘れられないのさ。  
「く、くやしい……けど……いい……いいわ! もうどうにでもして!」  
してあげよう。そりゃ!  
「ああっ! リンク! もっと強く抱いて!」  
やっぱりサリアを満足させられるのは、幼馴染みの僕だけだね。フハハハハ!  
 
 
おしまい  
 

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