『屈辱的な夢』  
 
 拳銃の受け渡し容疑でつかまった晩、間尾はこんな夢を見た。  
 彼女はレンガ造りの暗い部屋でセーラー服を着たままに四つんばい  
になっていた。そしてその手足は鎖で厳重に固定されている。  
 朦朧とした意識の中で彼女は何かが頬を叩いたのを感じた。  
「!」  
 ソレを見た間尾は大きく眼を見開いて絶句した。  
 無理もない。間尾が目にしたのは馬の男根。彼女の表情に怯えが走る。  
一人の警察官が毛むくじゃらのペニスを手にして立っている。  
警官の顔はよく見えなかったがソレの様子は嫌というほどくっきり見える。  
毛むくじゃらに勃起した竿の先には膨らんだ亀頭が覗いていた。  
 警官が顎をしゃくる。背後に気配がして間尾はスカートを捲り上げられ  
てしまう。  
「ちょ…!」  
 間尾が抗議しようとすると警官は馬ペニスの「鞭」で彼女の頬を打った。  
 あまりのことに愕然とする間尾。もはや声も出なかった。そして  
四つんばいに拘束された彼女に警官が告げる。  
『拳銃所持容疑の現行犯で所定の刑罰に処す!』  
 即座に背後に立っていた警官が馬のペニスで彼女の尻を叩き始めた。  
「やめて、ヤダ、ゃ…」  
 間尾は顔を赤らめて抗弁する。尻に触れた肉棒の感触から自分が下着を  
穿いていないことに気がついたからだ。  
「待って! ちょっと、私は…!」  
 肉の打つ音が狭い空間に響き渡っていき、頭上からくすくすと笑う声が  
聞こえてきた。一人ではない。間尾にはそれが同じ学校の生徒だとすぐに気がつく。  
彼女は顔を伏せ、唇を噛む。  
 叩かれて尻の肉が震える度に間尾は歯を噛み締めた。  
 やがて責めがやむ。しかしそれは本当の災難の序曲に過ぎない。  
「止めて!!」  
 馬ペニスの先端がソコに押し付けられたとき間尾は半狂乱に叫ぶ。  
進入を拒もうと彼女は足と下腹に力を込めた。  
しかし所詮は無駄で毛むくじゃらのモノが貫入してくる。  
「うあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」  
 眉間にしわを寄せて叫ぶ間尾の目じりには涙が浮かんでいる。  
不思議と痛みはほとんどなく、ただ自分の肉が押し広げられたのを感じていた。  
恥骨の間をこじ開けたケダモノの拷問具が入り込んでくるのがただおぞましい。  
「ぐぅ、んぅうぅぅ…」  
 奥を突かれて呻く。頭上からクラスメートの喝采する声が聞こえていた。  
 
 毛むくじゃらなモノが自分の中をこね回していく。  
その感覚事態は酷く甘美でさえあったが間尾は屈辱感に身を震わせた。  
 引き出される。押し込まれる。内臓がおかしくなりそうな感覚。  
痛みはない。だが恐怖が胸に膨らみそれと乖離した奇妙な快感が不安を加速させる。  
「もう…」  
 頬を涙で濡らしてつぶやく間尾に慈悲などかけられはしない。  
『動力元セット』  
 次の瞬間、馬のペニスは間尾の体内で一定のペースで律動し始めた。  
どうやら機械でも使っているらしかった。  
「ぅ…あ……」  
 間尾の顔色が変わる。その表情は何処か切なげに上気していく。  
 しかし彼女は自分が官能的な吐息を漏らしてしまったことに嫌悪感を覚えた。  
そして彼女は再び歯を食いしばる。どの途鎖で拘束されて逃げることは出来ないのだ。  
 頭上から見下ろす無数の視線を感じながら間尾は強制的な悦楽に耐える。  
彼女は自分で自分が信じられなかった。怒りと恐怖に反して体だけが喜んでいる。  
 しかしやがてスイッチを切り替える音がした。  
「ぁぁぁぁあああああああああ!!!!」  
 悲鳴の絶叫を上げる間尾。陵辱的なビートを刻みながら背後から突き上げてくる。  
「止ァーめて! こ、壊れる!!、壊れる!!……アぁぁあぁやぁぁぶれるぅ!!!」  
 しかし間尾の恐怖や羞恥とは裏腹に「疼き」はいっそうに高まっていく。  
「ヤダッもぅ、ヤダッ! ゃ、ゃあゃァよぉぉ〜〜!!!」  
 間尾の体内が痙攣する。意志の統制を離れた体は尿の飛沫を撒き散らして乱れ揺れる。  
彼女は顔をくしゃくしゃにして泣き叫んだ。もう屈辱を意識する余裕さえなかった。  
「死ぬ! 死ぬ! しんじゃう!!、死ィんじゃうぅぅ!!!」  
 恐怖の中で容赦も終わりもない絶頂を迎えながら間尾は陵辱され続ける。  
 
 午前三時。ベッドの中で目を覚ました間尾は自分が漏らしていることに気がついた。  
尿に塗れたパジャマのズボンをベランダで絞りながら彼女はテロを決意する。  
毛のない下半身を露出したままの彼女の決断をただ星空が見下ろしていた。  
 

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