※皆本がいつもより紳士的ではありませんので注意のほどを。  
 紳士的どころか変態ですので、  
 そんな皆本は見たくないという方はスルーをお願いします。  
 
 
【絶対可憐チルドレン EX.Sence 葵・お尻調教編】  
 
「は……ぁ、っ、っあんっ……!!」  
か細く、快楽を押し殺した声が響く。  
壁に手をつき、しかしその手も脱力して壁に上体のすべてを寄り掛かる格好で。  
眼鏡のフレームをカチカチと壁にぶつけながら、葵は身体を震わせていた。  
パーカーにハーフパンツという出で立ちの、ありふれた私服姿。  
それらのどれ一つ脱がされないまま、葵は立った状態のままで喘ぎ声をあげていた。  
 
「ひゃんっ!? あっ、ぅぅっ……!  
 や、だめっ、皆本はんッ、そ、そんなトコのに、におい、嗅がんといてっ……!」  
 
肩ごしに振り返り、葵は弱々しい語調で懇願する。  
視線の先──葵のすぐ後ろには、ひざまづいた格好の皆本が居た。  
両手は、ハーフパンツに包まれた、まだ肉付きの薄い葵の尻たぶをかきわけていて。  
鼻面は、強制的に開かれた葵のお尻の谷間に突き込まれていた。  
そのうえ、その状態のままで大きく深呼吸を繰り返しているのである。  
人一倍羞恥心の強い葵が顔を真っ赤にして恥ずかしがるのは陶然であった。  
 
「やァっ、いやっ、ウチ、は、恥ずかしいっ……!  
 皆本はんに、こんなことっ……!! ンッ!? あひっ!!」  
 
いやいやと首を振りながら涙を流す葵が、突然弾かれたように身を反らす。  
においを嗅いでいた皆本の鼻面がさらにぐりぐりと押しつけられたと思うと、  
布地の上から尻穴に捻じり込むように、舌を伸ばされたのであった。  
尻たぶをむにむにと揉みしだいていた両手も、その奥へと矛先を変える。  
ハーフパンツのお尻の中央部分は皆本の唾液ですっかり変色しており、  
更にその内側では、魚柄のショーツが執拗な愛撫に晒されたお尻の穴に滑稽なほどに食い込んでいく。  
食い込んだショーツの股布の部分は溢れる愛液にまみれ、まだ無毛の割れ目の肌色を透けさせてさえいた。  
それでも皆本は一向に脱がそうとしない。  
 
「ひっ、ぅんっ!! お、お尻、き、気持ち悪いぃっ、っあっ!?」  
壁に爪をたてて、ビクビクと背筋を震わせる葵。  
両膝は挫けてしまいそうに笑い続け、責められ続けたお尻の穴は断続的に収縮を繰り返す。  
「──っ、ぐすっ、っ、な、なんで…ぇ…やの……ッ、皆本はん……っ」  
沸騰しそうな意識と排泄孔をほじられる異物感に、ついにボロボロと涙がこぼれ落ちる。  
ぐずる葵の声に、皆本はようやくその顔をお尻から離して上を向いた。  
「ふぁ……っ」  
急に愛撫から解放されてつい物足りなげな声をあげてしまう葵を見上げ、  
しかしすぐに目を伏せる。  
皆本は袖で口元を拭うと、至極真剣な表情で口を開いた。  
 
「──……ごめん。何を言っても許してもらえないのは判ってる。  
 自分を正当化する気はない。僕は、きっと変態だ。最低な……男だ。  
 ……少しでも、本当に嫌だと思ったら……すぐに、瞬間移動(テレポート)で逃げてくれて、良い」  
 
「……っ」  
皆本のその言葉に、葵は身を固くした。  
葵は、国内に比肩する者のない超度(レベル)7の瞬間移動能力者(テレポーター)である。  
その気になれば、今のこの状況から逃げることなど「本当は」ワケはないのであった。  
 
──皆本がECMを起動して超能力を無効化してから葵を襲い、裸にでもしていたならば――  
葵も瞬間移動を躊躇ったかもしれない。もしくは怒りにすぐ逃げ出していたかもしれない。  
しかし、皆本はここまで葵の服を一つも脱がせることはしなかった。  
葵の逃げ道を確実に残した。  
それは自分のしていることの重大さを理解しているから。  
それでも、自分の情動が自分では抑えが利かないと判っているから。  
だから、葵自身に委ねた。すべての判断を、葵の、自分への好意に委ねた。  
 
「…………皆本はん、ズルいわ……」  
 
ぐずっ、と啜り上げて、葵が呟く。  
壁に上体を付いたままだが、耳まで赤くなっているのが判った。  
 
「……そんなこと言われたら、ウチ……逃げられへんやん……」  
 
ちらりと皆本を振り向くと、拗ねたように唇を尖らせる。  
そして、顔の赤みを隠すように壁についた腕に突っ伏した。  
もどかしげに、小振りなお尻がゆっくりと誘うように  
「……ええよ。皆本はんの好きなように、シても」  
 
「ゴメン。――ズルいよな、僕は」  
「もう、謝らんといて。女がええって言うたんやから、それ以上は無粋や」  
 
自嘲気味に笑う皆本をたしなめる葵。  
皆本の両手が、ゆっくりと葵のハーフパンツを脱がしにかかる。  
ボタンを外して、チャックを下ろし。魚柄のショーツに包まれた臀部を露わにする。  
布地はすっかりお尻に食い込んで、尻肉の半分以上が露出してしまっていた。  
染みひとつない真っ白なその肌を、皆本の手の平がゆっくりと撫でまわす。  
 
「んぁっ、んっ──!!」  
 
素肌に直接触れられる感触に、葵の声が1オクターブ上がる。  
歓喜の声をもっと聞きたいと言うように、皆本は息を荒くさせて動き出した。  
「ひぁッ!? っあぅっ!! く、食い込んでっ──」  
皆本の人指し指がショーツにひっかけられ、上に持ち上げられる。  
ただでさえ食い込んでいた布地がまるで縄のように寄り合わされ、お尻の谷間を深く分かつ。  
「あうっ、ッ! や、ぁっ、く、クリ、潰れっ……!」  
股間をも容赦なく圧迫する感覚に、葵の意識は飛びかけた。  
だが、ここで足が挫けてしまうと全体重が一気に「そこ」にかかってしまう。  
葵は必死に足に力を込め、それだけは防ごうとするのであった。  
「……葵……っ」  
そんな葵の努力を愛しむように、皆本は吊り上げていたショーツを一気に引き下ろした。  
愛液で秘所にへばりついていた股布も、お尻の割れ目の奥深くを割っていた布地も一息に引き剥がして、  
下半身をすべてむき出しにした。  
「あ、ぁ、ぁぁっ──!!」  
下着を膝まで下げられ、覆うものの無くなった秘所があまりに頼りなく。  
葵の脚がこれまでに無いほどガクガクと震え、──ついに、力が抜けてしまう。  
 
「あぁ……っ──!!」  
がくり、と床に倒れ込んでしまうと覚悟した次の瞬間、  
葵の身体はしっかりと受け止められた。  
──誰あろう皆本に。  
「み、みなも……と、はん……ッ」  
 
しかし、葵の顔にはそれまでより深く強い羞恥が刻まれていた。  
それもそのはず、葵の身体を押さえた皆本の手は秘部と尻たぶに、  
そして鼻面が葵のお尻の谷間に──今度は直に──突き込まれていたからである。  
 
衣服の上からよりも数倍卑猥な、粘性の水音が響く。  
舌は尖らされて尻孔を深々と穿ち、指先は女陰をにちゅにちゅとかき回す。  
ぐちゅ、ぶちゅっ、ずりゅ、ずちゅっ、じゅぷぷぅぅっ……!  
 
「は、っ、やぁっ! ひぎッ!? そ、そんな、強っ……!!」  
 
へたり込むことも許されずに二穴を同時に責められ、葵は立ったままで許容外の快楽を訴える。  
膣穴からはぼたぼたと愛液が滴り、そこに触れる皆本の手を濡らしていく。  
熱心な口唇愛撫に尻穴もやがて締まりきらなくなっていき、赤く腫れ上がりながらぽっかりと奥を覗かせた。  
 
ちゅぱっ……。  
頃合いと見たか、唾液による銀色の糸を葵の尻穴から引かせて皆本がようやく口を離す。  
口中に溜まった唾液を飲み下し、崩れ落ちる葵を背後から抱きしめた。  
自らも立ち上がると、言葉は発さずに抱きしめる。  
はぁ、はぁ……という荒い息が耳朶に幾度も吐きかけられる。  
葵は、自分のお尻に当たる固く熱い感触に背筋が震えるのを感じた。  
いつのまにか露出されていた皆本のペニスは、  
敏感な粘膜どうしであるということを差し引いても──ひどく熱を持っていた。  
「え、ええよ……。皆本はん、挿れたいん、やろ……?」  
 
内心の不安と、わずかな期待を覆い隠した一言が、皆本の自制心の最後の鎖を外す。  
「葵、葵……っっ!」  
まだ二次成長の度合いの少ない少女の身体を折れんばかりに抱きしめて、  
皆本は葵のお尻にいきり勃った自らの分身を突き立てて行く。  
開きかけた尻穴は、ゆっくりと確実に皆本のペニスを飲み込み始める。  
──それでも、十歳の少女である葵のお尻の穴はまだきゅうきゅうに絞まるきつい穴だった。  
「あ、ぐうううぅぅっ、キツ、っ、ぁぁ……!!」  
「は、っ、っっ……、葵、もっと、力を抜いてくれ……っ」  
 
本来排出する器官から逆流するように侵入してくる物体に、  
葵は内臓を抉られているとさえ感じた。  
皆本の声に従って少しずつ力を抜こうとするが、強張ってしまった身体は言う事を聞いてくれない。  
 
ず、ずずず……ずぶうぅぅっ……!!  
 
しかし、皆本の腰はそのまま先へ進んでいく。  
まだ入り口の狭い尻穴へ、ねじ込むようにじりじりと入っていくペニス。  
「す、すまない、葵……! もう、と、止まらないんだ……!!」  
 
「っ、っうぅぅっ! や、お尻、お尻熱いぃっ!? ひぅっ、あぁぁっ──!!」  
 
あられもない叫び声が響く。  
する方にとっても、される方にとってもそれは初めての体験であった。  
焼けるような快楽が腸壁を走り、葵は口をぱくぱくとさせて人語にならない嬌声を上げる。  
皆本は膣内とはまるで異なる、しかし強く締め付けて精液を搾り出そうとするような肛腔の感触に翻弄されていた。  
 
せっかく葵が迎え入れてくれたのだからと、皆本は歯を食いしばり、必死にピストン運動を繰り返す。  
幾度か出し入れした所で、葵の身体からぶわっ、と熱い汗が新たに噴出したのが感じられた。  
それと同時に、少しずつ肛門の締めつけが緩む――否、緩急をつけた絞めつけに変わったのである。  
「はぁ、っあ! っ――!!」  
葵の声が、まるで悦んでいるように気色ばむ。  
動きやすくなった肛内を、渾身の力で動き回る皆本のペニス。  
一回でも多く、一秒でも長く彼女の内部の温かさを味わいたいと。  
「……ぁ、ぅっ、っ? お尻、な、何か、変に……っ!!」  
「ぅっ、っ…………!!」  
 
そうして、先に根をあげたのは皆本の方であった。  
いかに成人男性であるとはいえ、情動だけで及んだ少女との肛門性交に長く耐えられるほど  
場数を踏んでいなかった皆本は、その引き絞られるような快感に耐え切れず精を放ってしまう。  
 
「っ、ぐぅ……っ、で、出るっ……!!」  
「ひっ!? あっ、や、何やこれっ……、アカン、や、っううううっ……!!」  
 
びゅぶっ! びゅ、びゅくぅぅっ……!!  
 
そして皆本が射精してしまった直後、直腸に注ぎ込まれた熱濁の熱さに葵もまた絶頂へと昇り詰める。  
脈動と共に吐き出される皆本の精液が行き場を無くして逆流し、  
隙間の無いはずの結合部からぶくぶくと泡立った精液と腸液の混合液がぼとぼとと垂れ落ちた。  
 
「あ、ぁぁ……ぁ……」  
立位のままで交合を終えた葵はついに全身の力が抜け、背後の皆本にすべてを預ける。  
背中の温かみにいつもの安心感を感じたまま、ゆっくりと目を閉じるのであった。  
 
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「……もー、痔主になってもーたらどうするんや……」  
 
一戦終えて一息ついて、二人はシャワーを浴びていた。  
皆本の強い希望に押し負ける形で全身を洗ってもらっていた葵が、  
スポンジの触れたお尻の穴に鈍痛を感じてそう告げた。  
初めて…というか、前よりも先に後ろの処女を奪われてしまったことをまざまざと思い返し。  
腕を伸ばして皆本の頬をつねる。  
「痛ててっ!! ……ご、ゴメン」  
「まぁ、拒まなかったんはウチやし、責任は皆本はんだけやないんやけど…」  
そこで一度言葉を区切り、顔を赤くしながらちろりと皆本を上目づかいに見て。  
 
「……次は、ちゃんとウチの──……マンコでシてな?」  
 
ワザと直接的な表現をして、皆本を煽る。  
ついさっきあれだけ変態的な行為をしていたのに、皆本は(口にした葵自身も)瞬時に赤面する。  
まるで、手も触れたことのないうぶな恋人同士のように。  
 
そんなちょっと変わった、カップルの初夜(?)であった。  
 
 
おわり  
 

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