糸色望は覚悟を決めていた。  
今日は千里主催の宿直室懇親会。  
懇親会と言えば聞こえが良いが実態は単なるお泊り会である。  
しかも参加メンバーが可符香に言わせれば「お手付き」な娘達。  
ただでさえ騒がしいクラスなのに…望は机に突っ伏した。  
交は風浦さんに任せましたし、今日は私以外に学校に残るものは居ない。  
「ふぅ…」  
逃げ場無しですねぇ。  
逃げ切れるはずなとありませんしね。  
 
トントン。  
ノックの音。  
望は今一度覚悟を決めた。  
「それでは――乾杯!」  
千里の音頭で宴は始まった。  
当然お酒はご法度なのでジュースとお菓子での宴会。  
形式上、主役のはずの望は部屋の隅で一人スルメをかじっていた。  
「先生」  
声の方を振り向くとあびるがいた。  
「小節さん、楽しんでますか」  
心にも無いこと平気で言う。望お得意の会話術だ。  
「私を抱いた先生は影武者だったですよね」  
ぶっ  
不意打ちをくらい望は茶を吹きだした。  
さっきまで騒いでいた皆もこちらを凝視する。  
あびるを事あることに抱いていたのは望の影武者だった。  
因みに影武者本人は問題が発覚してすぐに行方不明となった。  
そういえば桃色ガブリエルの根元が若干盛り上がっている気がするが気のせいだろう。  
「結構ショックだったんですよ」  
クールなトーンであびるが続ける  
 
「やり直し、したいなぁ」  
長い、長い、夜が始まる。  
 
 
 
「先生、こっち向いてよ」  
こうなる事は予想できていた。  
しかしあまりにも展開が急すぎる。  
望は観念したのか向き直り  
「小節さん、影武者の件は本当に申し訳ありませんでした。しかしそれとこれとは別の問――むうっ」  
あびるの唇が望の唇に触れる。  
軽い、触れ合う程度のキス。  
あびるは望の目をまっすぐ見つめていう。  
「何も問題なんてありませんよ」  
望は、折れた。  
「ここは影武者と変わらないのねー」  
さり気なくショックの大きい事言わないでください、  
と言いたくなったがあびるの心境を察し言葉を飲み込んだ。  
『ん…』  
あびるの唇が絶棒に触れる  
しかし、妙だあびるがこんなことをしているというのに他の皆は今まで通り会を楽しんでいる。  
何名かはこの情事に目を向けているようだが。  
望は違和感を覚えたがすぐに快感によって掻き消される。  
『ちゅぶっ、ぴちゅ、ぱふっ』  
口を、胸を使い奉仕するあびる。  
『んっ、ふっ、ふっ、ちゅ』  
影武者に仕込まれただけあってとてつもない快感を望へとあたえている。  
『ちゅぽん』  
「先生っ、気持ち良かった?」  
「ええ、まあ」  
悔しさからか悪態をつく望。  
「ふぅん、そんな態度とるんだ」  
そういうとあびるは望にまたがる形になる。  
「まだまだ…いくよ…時間もないしね」  
『ふっ、ふぅ、ううぅん』すっぽりとあびるの膣内に絶棒が埋まりきってしまった。  
「ううっ」  
望の顔が快感によって歪む。  
『いきますよ、せ・ん・せ・い』  
『ぱん、ぱん、ぱぁん』  
今までに感じたことのない激しい快感に望は限界を迎えていた。  
『あっ、あっ、あっ、先生もっと…』  
あびるが喘ぐ、動く。まるで何かをぶつけるように。  
「くっ…もう出る」  
その瞬間あびるはすかさず絶棒を引きぬき、自らの口で包み込む。  
大量の精があびるの口内に注がれていく。  
「ふふっ、先生…何か可愛い」  
口元から精をのぞかせあびるが微笑む。  
望の完敗であった。  
しかしあびるは物足りなさそうに望の絶棒にすりよってきた。  
 
 
「そこまで!」  
千里の声が響く。  
「時間よ小節さん」  
「えーもうおわりー?」  
あびるが不満を漏らす  
「時間…?」  
望が呟く。  
「そう、時間です。これだけの人数で先生の懇親を行うのだからタイムスケジュールはきちっとしないとね!」  
そうだった。  
これは千里主催の懇談会。こういうパターンになるのは必然だったのだ。  
「何という…私自身の意志は一体どこにあるんでしょう?」  
隣ではあびるが渋々と服を着ている。  
どうやら皆了承済みのようだ。  
ふと望の横に小さな影ができる。  
そこには音無芽留が立っていた。  
携帯のディスプレイを誇らしげに望にかざす。  
 
 
[この前のリベンジだ、覚悟しろよ。ハゲ]  
 
 
芽留は望の前に屈むと再び携帯を突き出す  
[今度こそヒィヒィいわせてやる]  
芽留の小さな口が望の絶棒を包む  
『れろろ、れろっ、ちゅ』芽留のフェラが望の絶棒を再び湿らせる。  
しかし望の反応は小さかった。  
芽留が上目遣いで望を見やると同時に望が口を開く  
「いけませんね音無さん、最近の若者というのは少し基礎を覚えただけでその技術を習熟したと勘違いする人が多いのです!スノーボード等が良い例です。時に音無さんあなたも勉強不足のようですね。フェラというのは…」  
望が芽留の頭を掴む。  
「こうやるのですっ!」  
『じゅぶっ!がしゅっ、がしゅっ』  
『オブァ、グェ、ゲウッ』芽留が苦しそうな声を上げる。  
しかし望は容赦しない  
『ハブッ、グブゥ、ゥッ』  
芽留の瞳からはとめどなく涙が溢れている。  
さすがに皆、やりすぎでは?という目線を望に送る。  
いや、一人だけ羨望の眼差しを向けている娘がいる。  
あびるである。  
まるで大好きなしっぽを見るような目でこちらを見ている。  
望は心中で苦笑した。  
こつん。  
『ングヴゥー』  
どうやら芽留の喉奥に絶棒が当たってしまったらしい。  
芽留が口を放し咳き込む  
「コボ、ゴホッ、ゴホッ」芽留が望を睨む。  
望は芽留を見据えて言う。  
「リベンジするんじゃなかったんですかぁー」  
小学生かよ。  
千里は突っ込みを入れたくなった。  
 
望vs芽留2回戦である。  
いわゆる駅弁状態になり望が芽留を突き上げる。  
芽留も腰を振ってはいるのだが望には効果がない。  
「アッ、アッ、アッ」  
芽留の声が高まる  
「ゥツ、アッ、クゥ」  
芽留はもはや自分を保つこともままならなかった。  
そして。  
「アウゥッ、アーッ」  
芽留は果て、そのまま気絶してしまった。  
「ふぅ」  
さすがの望も攻めっぱなしで疲れていた。  
「あ、あの…」  
「ん、次はあなたですか」  
「すいません、私なんかじゃダメですよね、すいません、次の人に…」  
駆け出そうとする少女加賀愛の手を望が掴む。  
 
 
「ダメじゃありませんよ。先生、ひかえめな娘は大好きです」  
 
 
「し、失礼します」  
愛が望の顔前に跪く。  
『んちゅ…ん、ふぁ』  
やさしく温かい包み込むようなキス。  
望は愛の秘所に手をやる。  
『くちゅっ』  
『ひぁん』  
可愛い声をあげる愛。  
『くちゅ、んちゅ、じゅぷん』  
秘所を愛撫しながら濃厚なキスを続けるふたり。  
今までとは完全にタイプの違う懇親だ。  
『ふぁ…ん』  
二人の唇が離れる  
望が愛の耳元で囁く。  
「いい…ですか?」  
愛が耳まで真っ赤にして答える。  
「は、はい、でも、あの」  
「?」  
「や、やさしくお願いします」  
「わかってますよ」  
望は愛に再びやさしくキスをした。  
『あ、んぅん』  
ゆっくり腰を沈める愛。  
望もゆっくり腰をあげていく。  
『ずぷんっ』  
絶棒が秘所に吸い込まれてゆく  
『ふぁ、痛っ、んくんっ』  
「大丈夫ですか?」  
「だっ、大丈夫です。それより」  
「?」  
「私迷惑かけてないですか皆さんの貴重な時間を奪ってはいないでしょうか?」  
「もちろんですよ。迷惑なはずがありません」  
望が愛を抱き締める。  
皆が二人の行方をやさしく見守っていた。  
二人は無理に動いたり、何かをすることもなく、やさしく繋がったまま残りの時間を過ごした。  
 
愛が服を着替えているのを見ながら望は満足感に浸っていた。  
『むにゅうっ』  
突然、背後から胸の感触が感じられる。  
 
 
「いたんですか?」  
望は悪戯っぽく微笑む  
「ええ、ずっと」  
少女常月まといは妖艶な笑みを浮かべていた。  
 
 
まといが望の絶棒に手をかけようとする、その時だった。  
「あれーっ皆さんこんな所に集まって何してるんですかぁ」  
そこにいたのは風浦可符香だった。  
突然の可符香の登場。  
と同時に。  
「ら、乱交パーティ!?」  
どこからともなく声が聞こえるが姿は見えない。  
「やだなぁ、妖精さん。健全な校舎で乱交パーティなんかあるわけないじゃいですかコレはただの懇親会ですよ〜」  
「え、でもコレはさすがに…」  
「やだ誰も居ないのに男の人の声が」  
「不気味ね」  
「僕はまた透けてますか〜」  
千里が聞く  
「風浦さんあなたも?」  
「うん。参加するよ」  
「でもこの会は…」「大丈夫、わかってるから」可符香はまっすぐ千里を見つめる。  
「わかったわ。参加を認めます」  
飛び入りの為、順番は最後ながら風浦可符香の参加が決定した。  
 
「時に風浦さん、交はどうしたんです」  
「家でぐっすり眠ってますよ」  
「そうですか、ならば安心ですね」  
 
ちくっ  
「先生…」  
まといの視線が突きささる苦笑しながら望は振り返る  
 
「お待たせしてしまいましたね。さあ、はじめましょうか」  
 
 
「先生…」  
まといが頬を寄せる  
「常月さん…」  
「お慕いして…おります」  
『ちゅ‥ちゅく…ん』  
まといからのキスの嵐。  
『んふぅ…っ』  
小さな舌がそのまま望の身体を舐めあげていく  
『ちゅ…ん、ちゅ、ちゅるっ』  
「ふ…っ」  
望が堪らず身体を震わせる  
『ん、くっ、ちゅ』  
まといの舌が絶棒に辿り着く  
『んぁむ…』  
そのまま流れるような動作で絶棒をくわえこんだ。  
 
美しい。  
 
女学生とはとても思えない妖艶な愛撫。  
望ははっとして思い直す。  
いけません私と彼女は教師と生徒…うっ  
考えを途切らせるほどの快感が望を襲う  
『んぶっ、んぐ、れろっ』  
まといの入念な愛撫がつづく。  
『くちゃ、るろ、んちゃ』  
「おうっ…」  
思わず声をあげる望。  
『ちれっ、るろ、れろろ』  
「まといさん、もうっ」  
まといが上目遣いで頷く。  
次の瞬間まといの口に精が放出された。  
『んぐっ、んぐ、ぐむっ』  
まといは精を飲み干し、微笑む。  
相変わらず…愛が重いですねぇ…  
 
ふっと望の顔に影ができる。  
まといの顔が顔前に迫る  
「先生…」  
まといが腰を沈めていく。  
『ぐ、ぷぅん』  
『あ、ああ…』  
まといは絶棒を包み込み恍惚とした表情を浮かべる。  
『ぱんっ』  
『きゃんっ』  
望が腰を突き上げる。  
「このまま攻められっぱなしなのもなんですからね」  
『すぶっ、ずん、ぱんっ』  
『あっ、ひっ、あぅん』  
まといは激しく声をあげる  
『ずん、ずっ、ぱぁん』  
『ひっ、くっ、ひ』  
「常月…さん?」  
「あ、ア、先生、私…」  
「常月さん我慢は…いけませんよ」  
「あ、先生、せんせっ」  
まといの感情が高ぶる  
「ぅ、あっ、あぁーーー」  
まといは絶頂に達し果てた。  
まといは望の胸に身体を寄せ微笑む  
「先生、愛してます…」  
まといは時間まで望の胸で微睡んでいた。  
 
「ふぅ」  
さすがの望もお疲れのようだ、しかし覚悟はできている。  
「先生、大丈夫?少し休む?」  
奈美が望に心配そうに駆け寄り声をかける  
くいっ  
望は奈美を引き寄せるとやさしくキスをする。  
「普通に心配してくれるのはあなただけですよ」  
奈美は惚けた表情で呟く  
 
 
「普通って…いうなぁ…」  
 
 
『ちゅん、ちゅ』  
軽く触れるキスをする  
「先生、あの…」  
「なんですか?」  
「その、お、ぉ…オ○ンチ○、舐めていい?」  
恥ずかしそうな奈美の提案に望は少し嬉しそうに頷いた。  
『んちゅ、ん、ぺろぺろ』  
たどたどしいフェラだが心地よい、ふと望の視界に芽留の姿が映る。  
不満そうにこちらをみているようだ。  
もし今度懇親することがあったらやさしくしてあげましょうかね。  
などと望は考えていた。  
『ちろ、ちろ、れろ』  
奈美が唇を絶棒から離す  
『ちゅぷっ』  
「日塔さん…」  
「あ、先生、まって」  
奈美が望を制止する  
「?」  
奈美は四つんばいになり望に背中を向けた  
「その先生、今日は、こっちで…」  
奈美の全身は羞恥で真っ赤に染まっている。  
望の眼前には奈美の菊門があった。  
 
『ぐぐぅっ』  
『あ、くう』  
望の絶棒が菊門に埋まっていく  
『うあぁ、苦し、ぃひぃ』  
「日塔さん無理をしないでください」  
望が声をかける  
「いいんです私普通だからこれくらいやらないと皆に置いていかれちゃう」  
そんなことはない。そう言おうとして望は言葉を飲み込む。  
言葉より行動がこの場合は適切ですかね。  
『ああっ、くうふっ』  
奈美の顔が苦痛に歪むが望は奈美の想いに答えるために腰を押し進める  
『せ…先生、私のお尻…気持ち…いい?』  
「ええ、とてもいい気持ちです」  
『よかっ…た、はぁ、はぁっ』  
「日塔さんいきますよ」  
『ああっ、せんせいーー』望の精が思い切り良く放出される  
『あ、せんせいのが、おなかに…あぁ』  
絶棒が引き抜かれる  
『あぁ、くふぅっ…』  
奈美はそのまま気絶してしまった。  
 
奈美を布団に横たわらせ望は一息つく。  
じーっ  
どこからか視線を感じる。視線の先は押し入れにあった。  
 
 
不下校少女、小森霧が望を笑顔で手招いていた。  
 
 
「お邪魔します」  
押し入れの中には客用であろう布団が敷かれていた。  
「せーんせっ♪」  
霧は子猫のようにじゃれてくる  
『ちゅ、ちゅ、ちゅ』  
小さく、優しく、小雨のようなキスが降る。  
『ん、ちゅくん、んん』  
霧は少し体勢を変えると望の右乳首を優しく吸い上げる。  
『せんせぃ、んちゅ、きもひいぃ?』  
「ええ、とっても」  
『んふっ』  
無邪気に笑う霧。  
張り詰めている絶棒を見つめ霧は目を潤ませる。  
 
霧は顔をあげて微笑むと、背をむけ四つんばいになる。  
押し入れは狭いので必然的にこういう体位になるのだ  
望は霧のそこに指を優しく入れる  
『あぅん』  
霧が声をあげる。  
そこはもうしっかりと濡れていた。  
『ずぷっ…ずぅっ』  
『ふぁあん』  
霧はすんなりと絶棒を受け入れた  
「動きますよ」  
『うん、せんせぃ』  
『ぱん、ぱんっ、すぱん』  
小気味よい音が響き色白の肌が揺れる  
『あっ、ああっ、あっ』  
霧のそこに絶棒はきつく締めつけられ、限界を迎える  
「霧さんっ」  
『うん、いっしょに、いこうっ』  
その瞬間望は絶棒を勢い良く引きぬく  
『ひぁ!』  
精が霧の背中に放出される  
『ふぁん』  
霧と望は同時に果てた。  
 
望が押し入れを出ると異様な光景があった。  
なぜか皆ぐっすり眠っているのだ。  
 
 
そしてその部屋の中心には湿ったハンカチと薬品入りのビンをもった少女。  
三珠真夜が立っていた。  
 
 
 
皆、不自然な程に寝入っていた。  
そしてその中心には真夜。  
その手には薬品のビンと、ハンカチが握られている。  
望は考えた、三珠さんが犯人のはずありませんね。証拠が揃いすぎています!  
 
ふと眼下に視線を落とすと真夜がいた。  
「み、三珠さん?」  
「………」  
どんっ  
突き倒され、望は尻もちをつく形になる  
「三珠さん、何をするんです」  
頬を朱に染めた真世の顔が眼前にある。  
『くちゅ…』  
絶棒の先に何か生温かいものが触れる  
「え、えぇっ」  
真世のそこは望の絶棒に侵入しようとしていた。  
え、え?三珠さん、ノ、ノー○ン?  
…錯乱してる場合ではない  
このままではいけない!  
望が抵抗の意志を示そうとした正にその時。  
 
『ずぶん』  
『……!…!!』  
真夜の顔が苦痛に歪む  
真夜の狭い秘所が絶棒を包む。  
「み、三珠さん」  
『……』  
望には真夜が一瞬だけ微笑んだようにみえた。  
『!、!!』  
激しく動く真夜  
ただでさえ狭くきつい。  
その感触に望は瞬く間にのぼり詰める  
「くっ、三珠さん抜いてくださいっ」  
真夜は抜くのを嫌がったがそうもいかない。  
望が真夜の身体を両脇を抱え思い切り引きぬく  
『!、!!!』  
間一髪、しかし、勢い良く放出された望の精は真夜の顔面を直撃した。  
「み、三珠さんすいません何か拭くものを」  
望が顔をあげた、その瞬間  
くらっ  
意識が遠退く。  
何かを口に当てられている感覚がある。  
そのまま望は倒れこんでしまった  
 
微睡む望の視界が最後にとらえたのは割れたガラスから外に飛び出す真夜の姿だった。  
 
 
生温かい感覚が望を眠りから覚まさせてゆく。  
「ん…」  
下半身に虚ろな眼を向けるとそこには絶棒を愛しそうに舐める木津千里の姿があった。  
 
 
「もう、先生たら寝てしまうなんてひどいじゃないですか、私にもきっちり懇親させてくださいね」  
 
「実をいうと私も少し寝ちゃってたんですけどね」  
そういいながら千里は絶棒をくわえこむ  
『ふぉふぁいふぉでふね』  
千里がなんといったのかはなんとなく理解できたがそれよりも快感の方が勝っていた。  
『じゅぶっ、かじゅっ、ちろ』  
「うくうっ」  
絶棒が大きくなったのを口内で千里は確認する  
『ちゅくっ』  
千里はおもむろに立ち上がり秘所を絶棒にあてがう。望からは千里の大事な部分が丸見えになっている。  
望は気恥ずかしさで目を逸らしそうになる。  
しかし千里はまっすぐに望をみつめる。  
目を逸らすことについては達人のはずの望もその目は逸らせない。  
『先生、大好きです』  
力強い告白。そして。  
『ずぷぅん』  
千里は絶棒を一気に挿入した。  
 
『うあぁあぁっ』  
叫びともとれる声をあげる千里。  
しかし望は何もいわず腰を進めはじめる。  
望はその行動が正解だと思っているから。  
 
この一連の行動、そしてこの懇親会。  
世間では異端、間違いととらえられてしまうだろう。  
 
間違いは発覚した時点で正解になる  
 
望は不思議とこの言葉が今の自分に相応しい言葉だと感じていた。  
 
『先生、先生、はぁっ』  
千里はひたすらに望を呼び続ける  
『あう、あん、あはぁっ』「木津さんっ」  
『先生っ、先生、時間が、ぁ、じ、かん、が』  
実は三珠によってもたらされた睡眠により千里の持ち時間は既に終了していた。  
それに気付いた千里は行動を止めようとする。  
しかし望はそれを拒み続けているのであった。  
「木津さん、こういう時まできっちりしないでいいんです!」  
『で…もっ…』  
「あなたを…」  
『…え?』  
 
「木津さんを、満足させることができなければっ、私は死んでも死にきれませーーーん」  
 
『!!、先生、先生っ』  
千里の目から大粒の涙が流れる  
『先生っ、わたし、嬉しいっ!愛してます!せんせいっ!』  
『ぱん、ぱんっ、ぱん』  
望と千里は激しく動き続ける  
『先生、私…もうダ…メ』  
千里の限界を感じとった望は絶棒を思い切り突き込んだ  
『くふぅっ、あ、あっ』  
千里は望の上で果てた。  
望は千里を横たわらせる。  
 
 
真っすぐな視線を感じる、望のすぐ後ろ。  
宿直室懇親会。  
最後の一人、風浦可符香がそこにいた。  
 
 
「あなたも…するんですか?」  
「うーん、そのつもりですけど…」  
可符香はちらと視線を横にやる  
「千里ちゃんは満足したみたいなんですけど他の皆はきちんと時間制限があったんですよねぇ」  
「は?」  
「それに千里ちゃんだけ時間過ぎてもいいなんて不公平じゃないですかぁ」  
複数の視線が望を突きさしている。  
「まさか…」  
可符香が皆の方向を振り返り目を輝かせて叫ぶ  
「そうだよね!みんな!」その言葉が切っ掛けとなり生徒達の目が輝きはじめる  
「先生」  
奈美が近づいてくる  
 
「先生…まだ…いけるよね?」  
あびるが耳元で囁く  
 
「せんせぃ」  
まといが望の背に密着する  
 
「せんせ♪」  
霧が押し入れから這い出てくる  
 
[今度はやさしくしろよ、ハゲ]  
芽留が携帯を望にむけている  
 
「先生がご迷惑でなければ…」  
愛がひかえめに同意を求める  
 
そして可符香の一言が合図となった  
 
 
「さあ!皆で私たちの絶望先生を思いきり懇親しちゃいましょう!」  
 
 
 
鈴木商店高校、宿直室。  
糸色望は大の字に寝かされていた。  
 
さらっ  
霧の手が優しく望の髪を撫でる。霧の膝枕のやわらかな感触に望もまんざらではなさそうだった  
『んちゅ、ちゅるるっ』  
芽留が望にキスをする。  
望は優しくキスを返す。  
芽留は満足したように微笑んだ。  
『ずりゅっ、ぱふ、むにゅん』望の左腕は奈美の胸の谷間に吸い込まれている  
『ちゅぷんちゅちゅる』  
愛が望の右の指を丹念に舐めている。  
『べちゃ、ぬちゃ、くちゅ』  
右足に快感が走る。  
まといが愛しそうに太ももを舐めるている。  
「!?」  
望の菊門に突然刺激が与えられる。  
あびるが望の身体の下に入り込む形になってる。ちらとみえてしまう包帯が興奮を誘う。  
『んちゅ、先生にも…ん…尻尾あればいいのに…ちゅぷっ』  
『ちゅくちゅ、ずじゅるるっ』  
一体どこからあらわれたのか真夜が望の睾丸を猫のような態勢でを舐めている。  
いつの間にか復活したのであろうか千里が望の耳裏を舐めている  
『ぺろ、ぺろっ、ふぁ…先生』  
『ひぁ、くすぐったい…』  
望の耳裏と同時に霧の太ももも舐めあげられることとなり霧の表情が朱に染まっている。  
そして―――  
望の絶棒は可符香の秘所にすっぽり埋まり快感の虜となってしまっている  
『はっ、はぁっ、先生、気持ちいいですかぁ』  
望の身体の上で可符香は恍惚の表情を浮かべていた。  
 
『ぷぁん』  
芽留の唇が望から離れる。息を吸い込み望は叫ぶ。  
 
「絶望した!懇親される側の主張を華麗にスルーする懇親会に絶望した!」  
 
絶望先生の宿直室懇親会はまだまだ終わる気配を見せそうも…ない。  
 
 
THE END…?  
 
 
 
 

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