木の葉が紅葉に染まる頃となってきた初秋。  
鈴木商店高校は2年生の秋のこの時期に家庭訪問を行うのが通例であった。  
もちろん2年へ組担任の糸色望も家庭訪問の真っ最中なのである。  
「さて、本日の予定は小節さんと小森さんですね、昨日は木津さんと木村さんのおかげて予定が大幅にずれてしまいましたから、さくさくいきたいですね…二人には久藤君を見習ってもらいたいものです」  
先日の家庭訪問を思い出しながら、独り言を呟く望。  
横目でちらと時計を確認すると職員室を後にした。  
外は雨が降っていたため傘をさし小節家へと向かった。  
 
小節家に到着するとあびるの父親とあびるが揃って迎えてくれた。  
「はい、先生」  
「ありがとうごさいます」  
あびるから差し出されたお茶にお礼を言う。  
あびると父親が望と対面に座る。  
家庭訪問が始まった。  
望があびるをみての率直な意見を父親に伝える。  
通常の授業態度にもこれといって問題もなく、これからの進路のこともしっかりしている。  
生傷か絶えないことや運動神経については父親は理解しているし、少しづつ改善していこうとあびるを交え話し合う。  
面談の様子から父子家庭であることから何か問題が生じているということもなさそうで、家庭訪問は一時間後には無事に終了した。  
「先生、あびるをよろしくお願いします。」  
「ええ、教師として最大限の努力をします」  
一通り挨拶を済ませると父親は会社に仕事が残っているというので先に家を出た。  
「さて私もこれでお暇しますか」  
あびるがじっと望の方をみている。  
「どうしました?」  
「先生も教師らしいことちゃんとできるんですね。見直しちゃいました。」  
「あなたは普段私にどんなイメージをもっていたんですか」  
望が苦笑しながら答える。  
あびるは少し照れているようだった。  
「じゃあ先生、また明日」  
「ええ、また明日」  
そういって玄関に背を向け傘をさそうとしたその時  
『ばしゃぁーーーーん』  
家沿いの道路を結構なスピードで走っていた車が水溜まりを弾けさせ、その水が望を直撃した。  
「先生!?」  
ギャグ漫画のごとく頭の先にまで水浸しになる望。  
「ついてないですね」と言いそのまま歩きだそうとする。  
「!、先生、そのままじゃ風邪引いちゃうよ。お風呂沸かすから入っていってください。服も乾かしますから」  
遠慮しようとした望だったが身体が予想以上に冷たくなっているのを感じて  
「それではご好意に甘えさせてもらいますか」  
と返事をしたのだった。  
 
「ふぅ」  
湯槽に浸かり冷えた身体を暖める。  
小森さんは学校ですから急がなくてもいいですねなどと考えていると、脱衣所の向こうから人の気配がした。  
「小節さんですか?」  
返事はない。  
かわりに布擦れの音が響いてきた。  
「え、こ、小節さん?」  
「先生、入るよ」  
次の瞬間身体に巻かれた包帯を除けば、一矢纏わぬ姿のあびるが浴室に入ってきた。  
「こ、小節さん、何を考えて」  
慌てる望。  
「大丈夫。お父さんともたまに一緒に入るし」  
「それとこれとはまた別でしょう!」  
「それに…今日の先生格好良かったし…」  
「へ?」  
「私のことちゃんとみてくれてるんだなって思ったら嬉しくなっちゃった」  
「そ、それはクラスを受け持つ担任として…」  
あびるが頬を染めて続ける  
 
 
「先生、私、先生に…惚れちゃったみたい」  
 
 
望はその言葉に一瞬思考を止めてしまったがすぐに思考を取り戻し、湯ぶねから飛び出した。  
「し、失礼します」  
するとあびるが望の腕を反射的に掴んでしまった。  
どたーん  
望は転んでしまい、痛ててと呟く、軽い痛みはあるがどうやら怪我などでははないようだ。  
「小節さん、大丈夫ですか…」  
望が顔を上げるとあびるの顔が眼前にあった。  
どうやらあびるが望を押し倒した形になってしまったらしい。  
「先生、好き…」  
『ちゅうぅっ』  
あびるの唇が望の唇と重なる、と同時にあびるの舌が望の口内に侵入し甘い音を立てはじめた。  
『ちゅ、れろ、ちゅう』  
なすがままになる望。  
濃厚なキス、教え子との禁断の行為。  
望の意識は溶けはじめていた。  
 
一度火がついたあびるは積極的で望は攻められるがままだった。  
あびるはいつのまにか絶棒をくわえこみ卑猥な音を立てている  
『じゅぶ、じゅぶ、じゅるっ』  
「ふ…ぁ」  
快感によりもはや望の脳内はとろけきっており何が起こっているのか判断できなくなっていた。  
『ちゅ…ぽん』  
はち切れんばかりに膨張した絶棒から口を離し大股開きでまたがるあびる  
「いきますよ、先生」  
あびるの秘所が絶棒をつつみこんでゆく。  
「うぁ…」  
『…ず、ずぷんっ』  
『っ、痛ったぁ』  
あびるの秘所から破爪の血が流れだしそれを目にした望が一瞬にして我に返る。  
「小節さ…うぁ!」  
『じゅぷ、じゅぷん』  
一瞬あびるの動きが止まったかと思うと激しく動き始めた。  
『痛い、痛い…けど気持ちいい…きもちいいよぉ、せんせい、もっとぉ』  
まるで尻尾を愛でるような甘い声で喘ぐあびる。  
その声と、強烈な快感で望の意識は再び彼方へと飛んでいく。  
『先生、もう、私、私っ…う、く、うぁあああん』  
望はあびるの絶叫とともに何か熱いものがほとばしるのを感じたがそれが何かわからぬまま意識を失った。  
 
目を覚ますと望はあびるに膝枕をされていた。あびるが笑顔でやさしく望の髪を撫でていた。  
 
その数秒後、望は意識をはっきりさせるとともに強い背徳感と絶望感に襲われるのだった…  
 
 
THE END  
 

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