交「大人になんかなりたくないよ!」  
 
倫「また何かトラウマをつくってきたな」  
望「心配しなくとも…  
  人間、何歳になってもなかなか大人扱いしては貰えないのです!」  
 
交「どーゆーことだよ!?」  
望「例えば!交は今は小学生にすら子供扱いされてますが」  
交「されてねーよ!」  
望「小学生になったらなったで、たった一学年上の子供から子供扱いされます  
  そして、それは高校を卒業するまで続くのです!」  
交「(ガーン)そーなのか!?」  
望「さらに!大学生は社会人に、社会人は上司に、  
  上司は定年組に、定年組は年齢三桁に、  
  いつまでたっても若造扱いされ続けるのです!」  
時田「そんなことはありませんぞ、望ぼっちゃま」  
倫「ぼっちゃま、って時点で大人扱いではないわね」  
 
望「大人の玩具を買えたからといって!  
  その人が大人だとは言えないのです!  
  絶望した!大人扱いを許さぬ高齢化社会に絶望した!」  
 
まとい「まるで、大人の玩具を買ったことがあるかのような言い方ですね」  
望「いたんですか?」  
まとい「ええ、ずっと」  
 
倫「というかお兄様、やんちゃなさった若いときに  
  大人扱いしてもらいたくて買ったのでは?」  
まとい「・・・・・」  
望「ひ…人聞きの悪いことを言わないで下さい!」  
倫「というか、つい先日も大人向けの玩具を買われたじゃありませんか」  
まとい「・・・・・え?」  
望「誤解を招く言い方はやめなさい!あれはそんなんじゃ…」  
まとい「・・・・・『あれ』?」  
望「ひいっ!?」  
 
まとい「 買 っ た こ と が あ る の で す ね ?」  
 
望「ち・・ちが・・・」  
まとい「私といふものがありながら・・・  
  大人の玩具を、誰に、どう使ったのです?」  
望「だ、だからそれは誤解だと・・・」  
まとい「あの女ですか?  
  あの女の薄い胸の突起に、電気マッサアジを仕掛けたり、  
  あの包帯女の後の穴から、数珠のしっぽを生やしてみたり、  
  それともあの引きこもりの生っ白い肌に、  
  ぬるぬるしたローションを塗りたくったり・・・」  
望「誰のことですか!  
  だから、そんなことしてませんってば!」  
まとい「それともこの赤蝋燭で…」  
望「熱っ!」  
まとい「あるいはこのピンヒールで…」  
望「ぐわっ  
  そ…そんなもので踏まないでください!  
  なんでそんなものもっているんですか!」  
まとい「ひょっとしたらこんな乗馬鞭で…」  
望「いやあぁぁぁぁぁ」  
交「( ゚Д゚)」  
 
 
マ太郎「で…アイツ結局何買ったんダ?」  
倫「膿トレ」  
 
 
交「怖いよ!DS怖いよ!川島教授怖いよ!!」  
 

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