厳重な警備をかいくぐり、一人望がいる監獄までたどりついたまとい
だが結果的に二人とも閉じ込められる形になってしまった
看守の中年男性も驚きはしたものの、施錠してあるのもあり次第に落ち着きを取り戻していった
「ただのディープラブですよ」
「…まぁいい。小娘一人増えたところで何も…まてよ」
一瞬何か閃いたのか看守の口が止まる
「おい娘、ディープラブとか言ってたな?」
「そうですよ。私と先生は恋仲ですから」
「いや、恋仲ではありませんし!私の生徒で…」
望がすかさず否定したが、蚊帳の中にいるのに蚊帳の外
二人の会話を止められない
「どうだ?サービス次第でおまえの大好きな先生を逃がしてやってもいいぞ?」
唇の両端をニヤリとして看守が尋ねてきた
「サービス?」
「いやな、こう何日もこんなとこで仕事してるとなぁ…わかるだろ?」
始めはわからなく聞き返したまといであったが、すぐに理解することができた
「…わかりました。終わったら先生と一緒に帰してもらいますけど」
まといとて、好きでもない異性と交わるのは嫌であったが、愛する人が身近にいない学校生活はもっと嫌だった
それ故の結論。それでも返答したまといの表情は曇っていた
「契約成立だな。ほら、でてこい」
鍵を開け、まといに出るよう促す
無言でそれに従い出ようとするまといを望が引き止めた
「やめなさい常月さん!別に私はこのままでもいいのです!だからそんな真似は…」
「…すぐに終わりますから、待っててくださいね」
振り返ることもせず望の制止を受け流し、外にでていってしまうまとい
望が後を追おうとするも、すぐに施錠がされてしまう
「まぁ先生さん、そこで愛する生徒の恥ずかしい姿をゆっくり観賞してな」
「は、犯罪ですよこれは!やめなさい!」
「大丈夫ですよ先生。私がんばりますから。すぐに終わらせます」
「すぐに…ねぇ。終わるといいがなぁ」
「どうゆう意味ですか?」
品のない笑いを交え言い放つ看守に対し、まといがその意を尋ねる
「さぁなぁ…さてまずはこいつを綺麗にしてもらおうかな」
無言で看守の前に跪くまとい
腕が出せる程度の隙間がある鉄格子を挟み、望の目の前で行為が始まろうとしていた
「…っ!」
看守のチャックを下ろし、ペニスを取り出してまといが驚愕する
「どうした?男全部が先生のサイズだと思ってたか?」
望と性交する以前にも、元彼であるタカシ等のペニスを見たことがあったが、それらとは比べものにならないほどの長さ、太さ。
それを見た望もショックを受けるよりも早くまといを心配した
「つ、常月さんやめてください!そんなものを…」
「…平気です」
望が言い終わるより早く返事をし、看守のそれを口に含んだ
途端に異臭が鼻についたが、それでも亀頭、スジと舐めていく
「わるいなぁ、風呂なんてしばらく入ってないからな。しっかり綺麗にしろよ」
「…ふぁい」
口いっぱいに含みつつ答える。それでも全体の半分しか含めないほどの大きさであるが、手も交えて懸命に続ける
「っお…でるぞ、全部飲むんだぞ…うっ」
「んむぅ!?」
ペニスがビクンと脈打つと同時に、大量の性液がまといの口内で放たれた
「ゲホッゲホッ」
言われた通り飲み込もうとしたが、あまりの量にむせ返り、口からツゥーと精液がこぼれ落ちる
「全部飲めと言っただろうが!こぼれた分もしっかり飲めよ」
その言葉に怒りを覚えてか、一度キッと睨み付けたが、そのまま顔を床に近付けこぼれ落ちた精液を舐めとる
これでサービスと言う名の奉仕は終わる
先生、私がんばりましたよ。さぁ帰りましょう
そう考えながら立ち上がり望の方向へ振り返った
「常月さん…大丈夫ですか?」
「はい。さぁ先生をここから出し…あっ!」
望と話すまといの後ろから、急に力強く看守が抱きついてきた
「…なんですか?」
「おいおい、まさかフェラ程度でサービスとか言うんじゃないよな?」
耳元でそう言うと同時に、まといの上着をガバッっと脱がせ、上半身を露出させたかと思うと、そのまま乳房を荒々しく揉みしだく
「っ…最後まで…ということですか」
「当たり前だろ?にしても中々張りがあっていい乳じゃねーか」
尚も、ぐにゅぐにゅと乱暴に乳房を揉み、さらに時折乳首をキュッとこねあげる
その度に我慢してても自然と声が漏れてしまう
「あっ…くぅ」
「常月さん…もうやめてください。何故そこまで…」
たまらず声をかける望
見ず知らずの男に自分の生徒を目の前で辱められる
それを鉄格子を通して傍観することしかできない自分
それにいくら自分を好いているとは言え、何故ここまでするのかわからない自分
安易に捕まってしまった自分
それらすべてを呪った
「平気…んっ…ですから」
辱めに耐えつついつもと変わらぬ表情を作り望に答えた
「健気でいい子じゃないか先生さんよ?でもいつまでこうしてられるかなぁ?」
怒りが籠もっているであろう声をあげると、まといの乳房を弄んでいた手を放し袴を腰まで捲り上げた
まといの桃のような尻が看守の前に現れる
「ほぅ、下も履いてないのか」
「…そういうものですから」
下半身を露出させられても、まといの口調は変わらない
だが望側からは、まといの恐怖と恥辱が交ざった表情が見えてしまっていた
それでももう望には立ち上がる気力すらない。ひたすら自分を責めるように嘆いている
「先生…」
「さっきの礼をしてやらんとな」
「ひっ!」
先生に気をとられていたまといであったが、下半身への刺激に思わず声が出る
尻をがっちりとつかまれ、その谷間に顔を埋められ秘部に看守の舌が入り込む
「ひぁっ…んっ、ぅあ」
「はは、もう大分濡れてるじゃないか。これなら大丈夫だな」
ひとしきりまといの秘部を責めると、顔を上げた看守
そして、まといは秘部に物が当てがわれたのを感じとった
「入れるぞ、手は鉄格子だをしっかり握っておけよ」「え?」
「暴れられると萎えるからな。もし放したらこの契約はなしだからな」
「…これでいいんですね?」
「もう少し尻を突き出せ…よし。いくぞ」
――ズプッ
「んっ!!」
まといの腰を掴み、亀頭部分を入れる
そのままゆっくり半分までまといの中に埋めた
「っ、意外と狭いな…俺のがデカすぎるのか。まぁ大丈夫だろ」
「まっ待っ…」
グッと一気に根元まで押し込める
続いて腿と尻がぶつかり合う音が一定リズムで鳴り響いた
パァン!パァン!
「うっ…んんっ!ふ、深…あっ!」
今までにない大きさ。それによる圧迫感。奥の奥まで突き当てられる
「いい声出すようになったなぁ。ちょっと遊んでやるか」
「あっ…」
ゆっくりとまといの奥を突いていたものが、中間辺りまで抜かれた
そしてそこでまた運動を再開する
突くというより、擦り付けると言うべきか。小刻みにカリ部分でまといの膣壁に絶え間なく刺激を与える
―だめっ!…そこはっ!
微妙にポイントを変えて責められ、ついに最も感じる場所を捜し当てられてしまう
「おっ、ここだな?」
まといが一瞬ピクンと反応したのを看守は見逃さなかった
そこを重点的に刺激する
それまでの音から、チュプックチュッといういやらしい音に変化してゆく
「やっ、あっ、んんっ!」
急遽訪れる、苦痛から快感への逆転
抑えようとしても、息が荒くなり喘ぎ声も大きくなってしまう
パタタッ…ポタッ…
吹き出るように、秘部から落ちる蜜が床に染みを作っていく
数秒としない内に、まといは絶頂に達してしまった…愛する人ではない男によって…
一度達してしまったまといの身体をさらに容赦なく突く
それは最初よりも激しさを増し、まといが手を放せないことをいいことに、同時に乳房を揉みまくり、秘部の芽をも弄ぶ
それらすべてが快感の波となってまといに襲い掛かかった…
響き渡る喘ぎ声の激しさに望がハッとして立ち上がった時
まといは既に3度目の絶頂を迎えていた
「ちゃんと見ろよ先生?俺のチンポでイキまくる大事な生徒をよ〜?」
「あんっ!ハァハァ…せん…せい」
もう半分全裸と言える格好のまま、身体の至る所を弄ばれ後ろから突かれるまといが望の目に写る
一突きされるごとに背を仰け反り感じているが、それでも手は放すまいと必死で握っていた
その姿に我慢できずフラフラとまといに近づいてゆく
「常月さん…」
「せん、せ…んっ!…て、手を…」
「え?」
「ひぁ!んっ…手を握っててくれません…か?」
何をすればいいかわからない望に対し、まといが求める
ただ手を握る。それだけでも、自分が役に立てるなら―
ぎゅっとまといの手を上から包むように握り締めた
望の手から温かさが伝わってくる
だがそれも束の間だった
「おっと、それはいけないなぁ」
まといと繋がったまま、望の手を払いのけると、まといの両手を掴みグイっと引き寄せる
「常月さん!!」
「しっかり見とけよぉ?」
まさに獣
今日一番の…それまでとは比べものにならない激しさでまといを突き始める
「ぅあっ!あぁ!こわれ…ちゃ…」
「いくぞぉ、たっぷり中に出してやるからなぁ」
ぱぁん!ぱぁん!
「やっ、あっ!な、中は…」
ピ―ッ!
看守が達する直前、ポケットの無線音が鳴り響いた
チッと舌打ちし、まといからペニスを引き抜くと、無線を手に取り通話ボタンを押す
「なんだ?今いいとこなのに…あぁ。そうか。今いく」
通話を終えてまといの方を振り向くと、腕を掴み望の独房へ放り込む
「侵入者らしい。戻ったらさっきの続きをするからおとなしくしてろよ」
そう言い残し看守は奥へと消えていった
ほぼ裸のまま横たわるまとい。まだ息使いが荒い
「常月さん…私は…」
まといは望を見つめつつも返事をしない
「私のせいでこんな…」
「フフッ、心配してくれたんですね?」
「はい?」
ニヤリとしながら笑いまといが続ける
「どうでしたか私?興奮しましたか?」
「え…」
「先生最近してくれないんですもの。もう一度先生に私のいやらしい姿を見てもらおうと思いまして」
「…」
「ですから先生、私と
「常月さんっ!」
怒声と言える大声に驚き、まといの言葉が止まる
「ほんとに…心配したんですよ…」
いつになく真剣な眼差しであった。見たことがないほどの…
「…すみません」
勢いに押され、まといが謝罪する。
「もう絶対やめてくださいね?あなたは私の大切な…」
「大切な?」
「大切な…生徒」
「…ふーん。まだ言いますか」
せんせーっ、どこですかー?
ふと聞き慣れた声が奥から聴こえてくる
「あの声は…木津さん?」
次第に自分を探す声と足音が近づいてくる。さらに増える声。どうやらみんないるようだ
やがて2のへ一行が望達の独房の前に現れた
「先生、助けに来ましたよ…って」
「はい?…あぁ!」
声と足音に気がいっており忘れていた
まといがほぼ裸でしかも自分の横にいることをっ!
「な に し て た んで す か 先 生?」
「ち、違います!つ、常月さんからも理由を話してください!」
「先生の…とても気持ちよかったです」
「なっ…」
「せっかく助けにきたというのに、そんなことしてたのね。キッチリ看守共の死体と一緒に並べてあげる…」
逃げ出す望。それを追う一行
それらが見えなくなり、まといが立ち上がる
「いい罰になりそうですね先生…でも、心配してくれて嬉しかったですよ。フフッ」
明日からもまた、まといのディープラブは続く
おわり