電脳魔都・秋葉原…もとい、電気街秋葉原。雑踏の中を一人歩く糸色望。
「前回>>678で思わず秋葉原に来てしまいましたが…」
周りを見渡す望。
「いったいどこに行けばエロ擬音が見つかるんでしょうか…」
「先生」
「おや、久藤くん。こんな所にいるなんて珍しいですね」
「書泉ブックタワーへ行く途中なんですが…。先生こそ何をしているんですか?」
「いや…かくかくしかじかで困っているんですよ」
「なるほど。ならそこの角を曲がって3つ目のビル5Fに行くといいですよ」
「…君はそんな事まで知っているのですか…」
「ありとあらゆる本を読んでいますから」
・壮年 ・たまごくらぶひよこくらぶ ・ティーンズロード
・剣道日本 ・平凡パンチザウルス ・日本循環器学会誌「心臓」
「『もえるるぶ』まで読んでいるとは…決めました!先生、君をパーティーに加えます」
*くどうじゅん がなかまになった!
「先生」
「風浦さんまで…いったい何故ここに?」
「聖地がある、と聞いたので」
「いやいや…君の考えている聖地とはちょっと違いますから…」
*ふうらかふか がなかまになった!
「……………先生。」
「ひいっ!」
「卑猥なモノが並ぶ場所へ私以外の女子と行くなんて…。」
*きつちり がなかまになった!
「今日は「Debt〜危ないプレジデント〜」の発売日なので」
*ふじよしはるみ がなかまになった!
「すごく嫌なパーティーなんですが…」
ぞろぞろと歩き出す一行。
「小節さん、それ尻尾じゃなくてA・BOYの後ろ髪だから」
某ビル5F、とある美少女ゲーム専門ショップ。
「ここが例の場所ですか。妙な熱気がしますね」
「女の子ゾロゾロ連れてくるから、店員と客困ってますよ…」
「構いません。萌え文化研究のためにも私たちには退くわけにいかないのです!
さあ、みなさん行きますよ!」
「なんだか当初の目的と違う気が…」
店内を歩き回る二のへ組。その動きをひたすら避ける客。
※本来こういうお店に18歳未満が入ることは出来ません。
「エロゲーを見るのってそんなに卑屈になるものなのかしら。」
「男子たる物、性を晒してしまうのはとても勇気がいるのです。
エロビデオをジブリで挟んでレジに持っていったり、
エロ本を参考書の間に挟んでレジにもっていったり、
エロゲーを買うとき「上」で領収書を頼んでみたり、
ホテルのアダルトチャンネルを会計するとき「あれ?マトリックスはあのボタン押して見るんじゃなかったの?」
とごまかしてしまったり、
アダルトショップに入ったとき「へぇ、こういうのもあるんだ」と言ってしまったりするのですよ!」
「…経験あるんですか?」
「とにかく、彼らの事はそっとしてあげましょう」
「………素晴らしいじゃないですか」
「え?」
「リアルで性犯罪をおこさない様にエロゲで発散するなんて、素晴らしいことじゃないですか。
自らの性癖を知り、それに応じたエロゲーを買えば犯罪率が減りますよ」
「…ま、まあエロゲに刺激されて犯罪を起こす奴もいますけどね…」
「みんなエロゲをやればいいのに!エロゲをやればいいのに!」
『神だ!』『秋葉原に神が舞い降りた!』『アキハバラ神だ!』
「…相変わらずココロの隙間に入り込むんですね…」
「いやぁぁぁ!レズものなんて気持ち悪い!」
「君がやってることは根本的に同じですから…」
「……『はじめてのおるすばん』」
「久藤くん…意味ありげにタイトルを読むのはやめてください」
「あら、お兄様」
「り、倫!?なぜここに?」
「>>641-646の方から、ここに来れば様々な花があると聞いたものですから」
「ご心配なく。18歳未満であらせられるお嬢様のエロゲ購入はこの時田がサポートいたします」
「いやそれ法律に触れますから…」
…「お嬢様、このような花はいかがでしょうか」
…「あの花器にはもう少し色の黒い人妻の花が良いのでは」
「…どんな生け花ですか!」
「あの…お客様…」
「はい、なんでしょう」
「お連れの方が…」
・・・・・・・・・
「このゲーム、なんで絵柄が統一されていないんですか!」
「こ、…このゲームは人気原画家が数人参加していることに意義があって、その…」
「このゲーム、なんで胸の大きさが統一されていないんですか!」
「こ、…これはあらゆるニーズに対応できるように…その…」
「とにかくきっちりしてないと気持ち悪いの!すぐメーカーに電話して!」
「木津さんやめてください!!」
「止めないでください!もっときっちりしないとダメなのよ!
男根の大きさも日本人平均の大きさに!アホ毛もちゃんと寝かせて!電車内で痴漢に気づかないのも不自然よ!」
「ダメです!これ以上言ったら萌え業界が崩壊します!」
「絶望した!デタラメなエロゲに絶望した!」
「それは先生のセリフですーーー!!」
・・・・・・・・・・・・・
「すみません、ファイナルファンタジー12をください」
「ありがとうございましたー」
*****エロパロ板絶望先生批評*****
「こんばんは。」
「レス>>682さんから寄せられたご質問です」
>>BL小説がなぜか置いてある学校の図書館
>マジで?
「ご質問ありがとうございました。」
「これに対してネタ主は『実際そういう学校があるらしいです。
ちなみに自分の学校にはセブンティーン編集の初体験告白読者投稿集がありました』と語りました」
「引き続き私どもは皆様からのご意見・ご質問を承っております。」
「今後ともよろしくお願いいたします」