可符香「春…それは始まりの季節。恋が生まれ夢が生まれ喜びが生まれる」
望「はあ」
可符香「そして私たちの赤ちゃんも生まれちゃったみたいです」
望「何ですかそれは!」
可符香「きっと、さっき押し倒されたときにポロッと」
望「するか!ていうか押し倒したのはあなたでしょう!」
可符香「ほら、私とあなたの子ですよ」
望「どう見ても人形なんですけど」
可符香「コンニチワ、ポロロダヨ(裏声」
望「腹話術じゃねーか!」
可符香「そう、私のお腹から出てきた子です」
望「私は忙しいので」すたすた
可符香「ああん、待ってくださいよ〜」
望「あいにくと変な人に関わってる暇はないのです」
可符香「そんな、えっと…そうだ、こんな日に自ら命を絶つなんて桃色ガヴリエルが許しませんよ」
望「何ですかそれ。つーか無理やり軌道修正しましたね」
可符香「あの一番立派な桜の木のことですよ。ちなみに根本には…」
望「え……まさか…死体!?」
可符香「やだ、初対面の女の子に向かって『したい』だなんて☆」
望「あなたの脳内が桃色なんじゃないですか」
可符香「えへへ、よく言われます」
望「褒めてません」
可符香「そうそう、あなたは身長を伸ばそうとしていたんですね」
望「ずいぶん端折ったな!」
可符香「長い台詞は難しい」
望「で…何でしたっけ?」
可符香「えーと…でも全然チン長低くないじゃないですか」ぬぎぬぎ
望「って何してんだ!」
可符香「桃色注射器のチェックです。わあっ、これが私の中に…」
望「桃色注射器じゃないし、あなたの中に入りませんから!」
可符香「コンニチワ、チンポロダヨ(裏声」
望「やめろ!」
通行人「変質者です!警察を!」
望「へっ?」
警官「変質者め!猥褻物チン列罪でタイホする!」
望「ちょっ…絶望した!こういう時は対応が早い警察に絶望した!」だっ
可符香「……変わった人ね」
完