「胸を弄られただけでこんなに濡れちゃったのか?――悪い子だ」
下着の上から割れ目をなぞると、布地が吸いきれないほどの愛液が太股まで流れていた。
「はい…エリザベスは…エリザベスは旦那様に弄られてお×××をぐちょぐちょにするいやらしい子ですぅ…」
「なら、お仕置きが必要だな」
エリザベスの体が期待と歓喜でピクンと震える。
「お願いしますぅ…旦那様の大きなモノでお仕置きしてください…」
――体験版はここまでです。続きは本編でお楽しみください。
「というわけで、本日は体験版について勉強したいと思います。
前回>>725が初体験云々のネタだったのでその流れですね」
「…何かあったんですか?」
「寸止めを食らって絶望したなんてことは一切ありません」
「そ…そうですか…」
「……」めるめるめる…
…ぴらりらりーん♪
「おや、なんでしょうか」
『先日ご利用になった『コミュニティクラブ「屋根裏の散歩者」』の料金について
振込みの確認が出来ておりません。4/10までに登録料5000円、接続利用料28300円と延滞料』
「素晴らしい。これは多重債務で取立て屋の影におびえる時のための体験版ですね」
「(ぶんぶんぶん)」
「おや、ちがうんですか?」
…ぴらりらりーん♪
『教師が不祥事を起こして懲戒免職になるまでの体験版に決まってるだろカス』
「…」
「…」
「次、いきましょうか」
『あっさり流しやがった!』
「これは対処に困るネタを振ってしまったときの体験版、ということで」
「またそういう事いってるとキリがなくなるのにね。」
「はいはいはい!先生!はい!」
「なんでしょうかハゲ」
「ひ、ひどい…!」
「近い将来そう呼ばれた時の体験版です。で、なんですか?」
「オナニーは…オナニーは体験版ですか!」
「もちろん体験版です。備えあれば憂いなしですよ」
・指を使ってキスの体験版 ・太ったクラスメイトの乳を揉んで愛撫の体験版
・コンニャクを使った体験版 ・丸めた布団や抱き枕で
・トラックボールで ・登り棒 ・延びたカップめん ・スライム ・血圧計
「身近なものを使っていろいろ体験してみましょう」
「最後のほうは何なんですか…」
「女子はアイスキャンディーなどで体験版してみるといいですね」
「今日帰りにアイス買おうと思ったのに…」
「はい」
「なんでしょうか聖護院紫苑さん」
「それ私のペンネームじゃないですから…」
「難しい漢字ばかり並べたペンネームの体験版です。
ちなみに先生は新聞の日曜版で「魔羅」というペンネームの若者を見たことがあります。
で、なんでしょうか?」
「どうじ…コホン…自費出版は体験版ですか?」
「もちろん体験版です」
・イケメンばかりの西遊記を描くための体験版
・美少女ばかりのアパートや魔法学校を描くための体験版
・魔法少女や美少女型パソコンをかくための体験版
・打ち切りの続きを描くための体験版
・本誌に下書きのみのラフ原稿を載せるための体験版
「原価500円を1000円で売ったり、それがヤフオクで3000円になったり、と商売の体験版も出来ますね」
「私がやってるのはなんの体験版なんでしょうか?」
「一部女子にとっては大人への体験版、さらにごく一部の女子にとっては現実逃避への体験版、
さらに一部男子にとっては炎多留への体験版です」
「そ、そうなんですか…」
「とにかく。体験版はすばらしいシステムですが諸刃の剣です」
・体験版を作っただけで開発が止まる ・試食だけでお腹いっぱい
・サンプル画像だけで抜く ・職場体験だけで働いた気になる
・ブログを作っただけで ・人間から超人に…
「皆さんも体験版に溺れないよう気をつけてください」
「先生」
「なんですか?風浦さん」
「体験版が危ないなら、すぐ本番しちゃえばいいじゃないですか」
「…ま、まあぶっつけ本番というのもたしかにアリですが…。
相手の新鮮な反応に驚いたり、ハプニングもあったり…」
「そうです、前知識がないほうがいいんですよ。さあ、いきましょう」
「え?え?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「先生、また休み?」
「なんか入信させられたみたいよ…」
*****エロパロ板絶望先生批評*****
「こんばんは。」
「こんな質問が寄せられていました」
>はじめてのおいしゃさんってブラックジャック?
「質問ありがとうございました。」
「これに対してネタ主は 『そうです。自分もあの話は切なくて好きです』と語りました」
「また>>741さんに対して『すごいすごいGJです!』と喜んでいました」
「引き続き私どもはネタを考えつつも神の出現を心待ちにしております。」
「これからもよろしくお願いいたします」