可符香「……」
絶望「……」
可符香「ところで先生、お話が」
絶望「何ですか藪から棒に」
可符香「実は、隣の女子大生は私の変装です」
絶望「そんな!あなた私を騙していたのですか!」
可符香「隣の校舎の一年生も私です」
絶望「あれもあなたですか!」
可符香「あと宿直室に引きこもってるのも私です」
絶望「え!?」
可符香「先生の背後にぴったりくっついてるのも私です」
絶望「うそ!?」
可符香「いつも包帯を巻いてるのは3人目の私です」
絶望「3人目!?」
可符香「キレてスコップを振り回して暴れるのも」
絶望「まさかそんな…」
可符香「かわいそぶって自殺する振りを」
絶望「それは私でしょ!」
可符香「…まあ冗談ですけど」
絶望「…何がしたいんですか」
可符香「暇つぶしです」
絶望「……」
可符香「……」
絶望「…暇ですね」
可符香「…そうですね」