「小森さん、実はプレゼントがあるんですが…」
「えっ…!?ホントに?」
「えぇ、いつもお世話になっているお礼です」
「ありがと、せんせぇ」
「それで、これなんですが…」
「何だろ?開けてもいい?」
「えぇ」
「…万華鏡だぁ」
「今日、久しぶりに寄った骨董屋で見つけたんです」
「凄い…、綺麗だよ」
「気にいってもらえましたか?」
「うん!ありがと、せんせぇ!」
「それはよかったです」
「でもいいの?こんな高そうなもの…」
「構いません、お礼ですから」
「えへへ、大切にするね」
「喜んでもらえて、私も嬉しいです」
「せんせぇ、大好き」
「こ、こら抱き着いたら…」
「んふふ、なぁに?」
「そ、その小森さん。当たってます、けど…」
「せんせぇだけの特別だよ」
「まったく、とんだおませさんですね」
「えへへ♪」