薄い隔たり越しに、2本の肉棒がゴリゴリと美子の体の内側を削る。  
痛みを感じるほどにきつく強く、乳房を潰すように揉まれるたび美子は悲鳴をあげるが、  
同時に強く肉棒を締め付ける膣と尻穴は肉棒を喜ばせ、そしてその悲鳴自体も男達には快感だった。  
「はあっ!うぅうぅ、許してくださ…痛ッ!」  
涙と共に哀願するが、男は美子の乳首を捻り上げて嗜虐の笑みを浮かべるだけだった。  
 
いくらなんでも運がない……そう思ってもこれが美子と翔子の現実だった。  
最初に二人の前に現れたのは、一人の男だった。  
単にそういうプレイを望んでいるのか、とその男の言うまま、手錠をかけられた二人だったが、  
その後、何人もの男達が部屋に入ってきた。  
 
今日の男達は、彼女達を知っていた。  
知り合いというわけではない、彼らは以前の二人の詐欺の被害者達であった。  
無意識のうちに自分を犯す男の顔を見るのを避けていたのか、気づかなかったのは迂闊だった。  
だが、既に遅い。  
二人に向けられるのは、恨みを晴らそうと燃え滾る、男達の欲望に満ちた視線だった。  
 
「んっ、んぅぅ…」  
翔子を背後から抱きながら、男はその唇にむしゃぶりつく。  
その下で、翔子に顔の上に座られる形になった男もまた、翔子の陰唇を夢中になって舐めていた。  
「クソっ!これだよ、この顔にやられたんだ」  
翔子の胸を揉みしだきながら、翔子の紅潮した顔を抑えて自分に向けさせる。  
「こんな無害そうな…カワイイ顔で騙しやがって」  
立ち上がり、翔子の頭を掴むと、その前に自身の肉棒を突き出した。  
「しゃぶれ」  
「はい…」  
言われるまま、翔子は口だけを使って肉棒を咥えてしゃぶり始める。  
男は、う、と小さく声を漏らしながら快感に浸る。  
「うまいじゃねえか……こっちの方が向いてるよ、お前」  
翔子の頭を押さえ、肉棒をさらに奥に突き刺しながら男は言った。  
しばらくそのまま翔子にさせていたが、次第に男の方も昂ってきたか、  
翔子の頭と自身の腰を前後に動かして、翔子の口内を蹂躙しだす。  
「っ……っおおおおお!」  
男の腰が跳ね、翔子の口内で白濁液を放った。  
翔子の喉に直接精液を流し込み、放出した後も、びゅ、びゅ、と断続的に続いた射精が止むと、  
男は口内から抜き出した肉棒にべっとりついた体液を翔子の顔に擦り付けた。  
 
激しく腰を振り、美子の膣内を犯す。  
既に何度も射精を受けた膣から、肉棒が動くたびに精液が音を立ててあふれ出す。  
美子は、ベッドに手錠を固定されて自由を奪われているが、既に気力などありはしない。  
男達に言われるまま、体を差し出し、ただただ怒りを買わないように奉仕するだけだった。  
空ろな目をした美子の頭上に男が跨り、肉棒を美子の唇に当てる。  
美子が口を開けると、男が肉棒を上から喉に向けて突き刺し、頬肉や舌に擦り付ける。  
それだけでは満足しないのか、男は腰を上下に動かして、美子の喉奥を先端でゴンゴンと突き出した。  
美子が苦悶の表情をすると、男は口の端を上げ、さらにペースをあげていった。  
 
美子の横では、翔子が口と膣に肉棒を咥えさせられていた。  
両手の自由を奪われたままの翔子を上に座らせ、下から激しく突きたてる男。  
その前に立つ男は翔子の口内で肉棒を暴れまわらせていた。  
乾いた音が響き、翔子の体が跳ねる。  
翔子の尻に、紅葉模様の赤い跡が出来ていた。  
続いて、何度も何度も翔子の尻を叩く音が部屋に響いていった。  
 
今晩の美子と翔子は、男達に買われた商品だ。  
もちろん、彼女達の価値を下げるような傷でもつければ、彼らにも危険が及ぶ。  
だから大丈夫だと自分に言い聞かせても、憎しみを持って自分達を犯す男達への恐怖は拭いきれない。  
これほど恨まれてしまっているのは、かつての自分達が引き際をわかっていなかったが故か。  
粗悪な商品を高額で売りつけられた分を取り返すと言わんばかりに、男達は美子と翔子を犯し続けた。  
 
 
放心状態でベッドに並ぶ二人に向けて、男達は白濁液を飛ばす。  
顔や胸や髪、股の付け根には水溜りができるほどたっぷりとかけて汚す。  
「はははは、さすがにもう出ねえなぁ」  
下卑た笑いを浮かべながら男達は言う。  
「ほら、サービスだ」  
肉棒を握り二人に向けた。  
ぷる、っと小さく震えたかと思うと尿道から勢いよく小水を撒き散らした。  
周りに居た男達も、それに続いて尿を少女達に浴びせていった。  
 
「最高だったよ、二人とも」  
 
男達が去り、悪臭のするベッドに美子と翔子が残された。  
男達が居なくなるまでは何とか耐えていたようだが、美子がぶるぶると震えて嗚咽を漏らす。  
それに釣られて翔子も泣く。  
精液と尿の悪臭の中、二人は抱き合い、声だけはあげまいと必死に耐えていた。  
 

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