「そんなに緊張しないでくださいよ」  
「そんなこと言われても……」  
美子と翔子、二人の少女に体を洗われている男は、二人から視線を外して答える。  
ある意味運が悪いとも、運が良いとも言えるその男は、二人のクラスの担任教師、糸色望であった。  
少女達の裸体は眩しく、張りのある肌と柔らかな肢体は魅力的で、ついつい視線が吸い寄せられてしまう。  
 
「もう、先生さっきからチラチラおっぱい見てる……いいんですよ、ほら」  
翔子が望の頭を抱き、胸を顔に押し付けた。  
「じゃあ、私も」  
「うわっ……あぁ」  
さらにそれに続き、美子も胸で望の顔を翔子と一緒に挟み込んだ。  
柔らかな双丘が二つずつ、その間に挟まれる心地よさに望が情けない声をあげた。  
「どうぞ、先生」  
「私と美子ちゃんとどっちのおっぱいの方が好みですかぁ?」  
「どっちってそんな……二人とも……最高ですよぉ」  
我慢するのをやめたのか、望は二人の胸を寄せて並べた二つの乳首に吸い付き、両手で乳房を揉みだした。  
興奮した望の血流が下半身へと集まり、肉棒がむくりと顔を上げる。  
 
「先生……溜まっちゃってますね?」  
「ええ……」  
「ふふふ。先生ならいっぱいサービスしちゃいますよ」  
翔子が望の肉棒にシャワーでお湯をかけながら、慣れた手つきでしごくと、肉棒はさらに硬さをました。  
あーんと口を空けて翔子が竿を咥え、それに続いて美子が袋をはむはむと軽く口で弄ぶ。  
教え子である少女達、その二人が肉棒に奉仕する背徳感が興奮を加速させ望を昂ぶらせる。  
「あぁぁぁ…こんなっ……もう…出ますっ!」  
二人の髪を撫でながら望は腰を突き出し、尿道口から少女達に精液をぶちまけた。  
 
湯船から上がった望の体を美子が拭く。  
本番はこれからだ。  
高揚感と、ここで引いた方が良いのではないかという気持ちが望の頭の中で渦巻いていた。  
「実は……こんなのあるんですけど…」  
「え、それ…は…」  
翔子が手に取り、望に見せているそれは、彼もとてもよく知っている物…彼女達の学校での制服だった。  
翔子がにこにこと微笑みながら再度尋ねた。  
「どうします?」  
「……おねがいします」  
教え子との性交……そこにためらいを感じていたはずの望だったが、  
その気持ちを吹き飛ばしたのもまた、教え子と体を重ねることの背徳的な魅惑だった。  
 
 
ベッドの上に座った望は、左右に美子と翔子を抱いていた。  
その手はスカートの中へと潜り込んで尻を撫で、舌で少女達の肌や唇を味わっている。  
望の指が動き、秘部へと向かう。  
下着の上から軽く数度恥丘を揉むと、横の隙間から指をもぐりこませ割れ目をさすった。  
指先に湿り気を感じた望は、指をその中へと侵入させ、膣内を指で擦りあげてやった。  
「あぁっ……あん……」  
「せんせぇ……上手ぅ……」  
二人は望に抱きついて甘い声を漏らす。  
その反応に気を良くした望は、指の動きを激しくしていった。  
 
(あれ?あれ?なんで……おかしいよ、なんか)  
翔子は違和感を感じていた。  
望に指で膣内をかき回される感覚が、異常とも思えるほどに気持ちいい。  
美子のほうを見てみると、彼女も同じような気持ちを感じているのか、  
まだまだ始まったばかりだというのに、ぎゅっと望に抱きついて自身を抑えていた。  
(先生だから?……あ……そっか、先生は怖く……ないんだ……先生の指、優しくて……切なくなる)  
今までの男達は誰も彼も、翔子と美子にとっては恐怖の対象だった。  
壊れてしまった日常に現れた、彼女達の元の日常とも言える学校の先生。  
顔も知らない、知りたくもない男達には、けして感じることが出来なかった安らぎを感じている。  
おかしなことだとも思う。  
ミコとショーコではない、自分達を知っている望に、今の彼女達を知られてしまったのは、  
むしろ危険なことでもあるというのに……  
 
「はぁ、はぁ……」  
ベッドにくたりと横たわる美子と翔子。  
望は仰向けになった美子の足を上げさせて、その腿の上に翔子を重ねて寝かせる。  
ちょうど抱き合うような体勢で、少女達の尻が縦に二つ並ぶ形になった。  
スカートの中からはびちゃびちゃに濡れた下着が覗き、うっすらと透ける秘裂が望を誘惑していた。  
 
望が翔子の下着をずらし、尻側から下着の中へ肉棒をもぐりこませる。  
前後に腰を動かし、秘裂やクリトリスを肉棒に擦られると、翔子はさらに愛液を溢れさせた。  
「丸内さん……入れますよ」  
耳元で望が囁くと、翔子は小さく頷き、美子と指を絡ませる。  
肉棒が前後に動くと、快感が全身を駆け巡り、翔子もまた腰を前後に振り始めた。  
強く締め付ける膣内、淫肉に吸い付かれる感触が望を悦ばせる。  
うっすらと汗がにじんで来たあたりで、二人は最高潮に達し同時に絶頂を迎えた。  
膣内から肉棒を引き抜いても、精液は下着に押さえられ、翔子の秘部に大量に残された。  
「せんせいの……あったかいよぉ…」  
うっとりと恍惚の表情で呟く翔子の下、焦らされていた美子の秘部は物欲しそうにひくひくと震えていた。  
「待たせましたね…根津さん」  
望が肉棒の先端をぐりぐりと美子の下着越しに秘裂に押しつけると、美子が可愛い声を漏らした。  
今度は下着を横にずらして、覗かせた秘裂に肉棒を挿入する。  
美子はたやすく肉棒を受け入れ、望はさらに奥へ奥へと侵入し、最奥をノックした。  
「あぁっ……せんせっ…」  
何度も何度もコンコンと突いてやる。  
美子は涙を浮かべて悦び、そのたびに起こる膣内の変化が肉棒に快感を与えた。  
「私にもっ、ください……せんせいのぉ…」  
「ええ、わかってます……」  
ビクン、と肉棒が膨張し、熱い熱い精液が美子の望み通り膣内に注がれた。  
「あぁ、あぁ……もっとぉ……せんせぇ…」  
「だめだよ…次は私の番…ね、先生?」  
 
何度も絶頂を迎え、満足した表情で望はベッドに沈み込む。  
その左右に並んで寝る美子と翔子。  
二人が行為の間着ていたスカートもセーラー服も下着も、望の精液によって白く汚されていた。  
「大変ですね…先生も」  
「でしょう?我慢しているんですよ、色々と」  
少し自棄になった様子で望は自虐的に笑う。  
ふっとため息を吐くと、二人を抱き寄せた。  
「ありがとうございます……きれいでしたよ、二人とも」  
「ふふふ、先生も……ん?あれ?」  
笑顔で望と語り合う美子、だが、その瞳からぽろりと涙がこぼれた。  
「え?なんで?あ……はは、なんだろ……何でもないんですよ」  
ぽろぽろと続けてこぼれ落ちる涙、美子は慌てて望から顔を隠した。  
「そんな…ちょっと、どうしたんですか?」  
背中を丸めた美子を抱きしめる望の手を、美子はすがるように握った。  
その後ろから、翔子がぎゅっと望に抱きついた。  
小刻みに震えているのを感じる。  
(丸内さんも……泣いてる…んですか?)  
二人が泣く訳もわからないまま、望は二人が泣き疲れて眠るまで少女達に体を貸してやった。  
 

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