「さぁみなさんお待ちかね、絶望仮面舞踏会のメインイベント『仮面少女たちの告白』タイムです! 絶望少女のみなさん、素顔を隠している今こそ、普段は言えないことをドーンと言っちゃってください!」
※以下の発言は全て匿名による暴露話です。
「私、しっぽが大好きなんですけど、オスの身体の前についてる○○○○も大好きなんです……」
「訴える訴えると言ってるけど、見られるのは快感だったりする」
「先生のお風呂の湯船に気づかれずに潜入したことがあります」
「たまに毛布の中ですっぽんぽんになったりしてるよ」
「マリア、学費はVipのオジサンたちにご奉仕して稼いだお金で払ってるヨ」
「マ太郎、名前言っちゃってる」
めるめる……
『携帯のバイブを違う用途で使ったことくらい誰でもあるだろ』
「小学の六年生の頃に、中途半端に生えてきた陰毛が気になって剃り始めてから、未だにきっちり剃り続けてます」
「せ、先生のこと妄想してオナニーしたことある……」
「……まぁ、高校生なら割と普通なことじゃない?」
「普通っていうなぁ!」
「すみませんすみません、私もしたことがありました、すみませんすみません」
「確かに、お兄様のことを妄想して自慰をしてしまうことくらい、珍しいことじゃ……」
「中学の頃は家族もなしに身売りして生計立ててました」
「私、○○社の社長と不倫してます……つい旦那と比べてしまいます、社長さんのほうがお上手です」
(好きな人にはいじわるしちゃうけど、逆に好きな人にいじわるされてみたい)
「実は……同人誌書いてます!」
「みんな知ってる」
「たまに〜 一週間くらいパンツ替え忘れるときあります〜」
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「なんだか顔が割れてる生徒さんが多いですねぇ。……でも、誰だか分からない人も中には。……まぁ……あまり首をつっこまない方がいいのでしょうけど」
「そういう先生はなにか暴露話ないんですか?」
「いや先生って呼ばれてる時点でバレバレですから。ないです、疾しいことはなんにもありません!」
「やだなぁ、先生ってば、実は裏ではあの女子生徒にあ〜んなことや、その女子生徒にこ〜んなことを……」
「そんな根も葉もないことを!! 絶望した! 顔が見えないからって言いたい放題言える人間のどす黒さに絶望した!」