日曜日、彼女普段の彼女の生活だとこの日は3パターン、  
秋葉原に出向き、少々の助言と詭弁で片手では持てない厚みの札束を信者から回収するか、5台のスパコンが並ぶ部屋でニューエイジな灰色のマネークライムで片手では数えられない桁の金額を自分の講座に振り込むか。  
あるいは科特部の面々と「偶然」出会い日常的なカオスを体験し、片手では(以下略  
 
だがその日はいつもと違っていた。  
学校の秘密の部屋に少し用事があったので日曜出校することになったのだ。  
制服に着替え、机の上に置いてある焼きそばパンを何気なく手に取った。  
昼前には帰る予定だったが、山田さん買収くらいには使えるだろう。  
 
もちろん通学路にいつものような学生の姿は無い。  
ショートカットの公園もこの時間では誰ともすれ違わない。  
が、ふと地面に何かがうずくまっているのを発見した。  
おっさん(あるいは半端天才)だったら無視しようと思ったがそれは、虎馬高校とは違う制服を着た色黒の少女だった。  
近寄って見ると少女のまわりを『ぐ〜』という擬音が回ってるのが見えた、お腹が減っているのだろう、漫画は便利だ。  
 
「どうしたの?」  
「お、お腹がスイテ………」  
 
よく見ると制服も継ぎはぎだらけで、貧乏レベルなら山田さんといい勝負をしそうだ。  
 
「この焼きソバパンをあげるわ」  
「ア、アリガトウ、いいやつだナ」  
 
この少女ではどうみてもお札1枚回収できそうも無い。  
すずは別の回収方法をとることにした。  
道端で座ったまま幸せそうに焼きソバパンをむさぼる少女を近くのベンチに座らせて自分も左隣に座る。  
袋から出すのを手間取る振りをしながら焼きソバパンに少量薬をふりかけ渡した。  
 
「あなた名前は?」  
「ワタシ、セキウチ マリア タロウ」  
 
短く答えると焼きソバパンを食べるのを再開する。  
すずは一心不乱にパンを食べる少女を観察する、褐色の肌とつたない日本語、さらにこの体全体で見せ付ける貧乏さにあからさまな偽名、十中八九不法入国者だろう。  
その体は小学生でも通るのではないか、と思うほど幼い。  
右手を脇の下からその小さな胸に制服の上から手を這わす。  
ピクッとマリアの体が震え、不思議そうな顔でこちらを見る。  
座高の関係でマリアはすずを見上げる形になる。  
「ナ、なんダ?」  
「お友達になりましょう?」  
「ホントウカ!?」  
「ええ、もっと親密にならないとね」  
また胸を手で撫でる。  
そのたびにマリアの体が軽く痙攣し、少しだけ息が荒くなる。  
「コ、コレココだと普通のコトなのカ?」  
「ええ、10代の70%はしてるそうよ」  
「ンッ、、、、」  
すずの右手が上着の下を通って直接胸に触る、ブラジャーは付けていなかった。  
「アッ、、、、なんかヘンな感じ、、、が、、スル、、、、」  
既に充血した乳首を親指と中指で挟みクリクリと弄ぶ。  
マリアの眼は既にとろんとしていた。  
「ここじゃあちょっと目立つから場所を変えましょう」  
マリアはすずの後ろをふらふらと付いていった。  
虎馬高校科特部の隣の秘密の部屋に向かって、、、、、、、。  
 
 
科特部の中、黒板の前に立ちポケットの中のリモコンのボタンを押す。  
黒板が後ろにひっくり返って秘密の部屋への入り口が現れた。  
(生徒会室との間の部屋とは逆側)  
すずが中に入ると、マリアも特に驚くこともなく入ってくる、もとから物事に驚かない正確だし、(こんなドアもあるんだナ)くらいにしか思わなかった。  
 
「ここナニする部屋ダ?」  
 
隣の部室を減らしてる関係上部屋はあまり広くなく、6畳程度のスペースに診察台の様なベットが一つと、少し大きめの箱が置いてあるだけだった。  
 
「そうね、ここはナニをする部屋と言えないことも無いわね」  
 
部長、下品ですよ。 とゆう声が聞こえた気がするが気のせいだろう。  
「???」  
マリアがあどけない顔ですずを見上げる、すずは壁を閉めてマリアに口付けをした。  
 
 
 
口付けの間もマリアは普段どおりの顔ですずを見つめていた、彼女の国ではキスは珍しくないのかもしれない。  
 
「ねぇ、あなたはどこの国の子?」  
「? マリア日本人だヨ?」  
「そう」  
軽く流し、薬入りの焼きソバパン(部屋に常備)をマリアに渡す、すずは彼女の扱いはもう完璧にわかっていた。  
マリアが夢中でパンを食べている間にマリアの両手首に小さなベルトを付ける、ベルトには鎖が付いていて診察台の端に繋がっていた。  
そして大き目の首輪を首に掛けるこちらの鎖の端はすずが持っていた。  
いずれの鎖も長さの余裕は十分にあって、特に行動が制限されることは無い。  
だが流石のマリアもパンを食べ終わった後驚いた。  
 
「ン? なんダ!?コレ!?」  
 
 
「ンッ………あ……んぁ…………」  
診察台の上でマリアは僅かに媚声を上げていた。  
両手は台の上で固定され、仰向けで万歳をする様なカッコで下半身を弄られていた。  
すずは診察台に腰掛け、左手の中指でマリアの縦すじをなぞりながら、右手に持った薬の瓶のラベルを見ていた。  
(安い痺れ薬だけどちゃんと効いたわね)  
瓶を床に置き、スジをなぞるのを再開する。  
「はンッ………ンンッ………あッ………ンンーッ……」  
指がすじのある一点を通る度にマリアの体がビクンッと跳ねる。  
「ナン……カ……変な…感じ…が………スル……」  
だんだん呼吸が荒くなってきて、声も上ずっていた。  
すずは指を止め、胸のポケットから小さな瓶を取り出した。  
「今度はちゃんと高い薬使ってあげる」  
左手でマリアのすじを開き、その上で瓶を傾けた。  
透明な液体が流れる。  
「ひゃぁ!」  
液体の冷たさにビックリしマリアが腰を浮かせる。  
上着をたくし上げ胸の上にも薬を流す。  
薬はマリアの体の上を流れ、制服に染み込んでいった。  
 
 
すずは診察台の横に立ち、右手は右胸の乳首を、左手は性器が見えてきたアソコをそれぞれ擦っていた。  
非常にゆっくりだが、マリアは体を跳ねさせて喘いでいた。  
「あ……、んぅ………ふぁぁ……、やぁ………」  
指の腹が敏感な所を責める度に段々と反応も大きくなっていく。  
「あぅっ……アッ……や、ヤメッ……」  
すずが少しずつ動きを速くする。  
「ふぁっ……あンッ………」  
左手が小さいがかなり充血したクリトリスを擦る。  
「ひゃうぅっ!  あ、アッ…あ…ぁ……」  
マリアの限界を読んで両手で一斉に2つの豆をつまむ。  
「も……ら……らめぇ……ら……あ……やめ……あ、あぅぅぅぅ!!」  
 
 
 
公園のベンチで眼を覚ましたマ太郎の横には、両手で持てないくらいの焼きソバパンと、片手で持てないくらいの500円玉、そして完璧な偽造を施した日本国民証明書が入っていた。  
 
裏社会では褐色の美少女のAVが超高額で取引されていた。  
世界中の警察やハッカーがどんなに捜そうとしても、天才的な妨害を受けその少女の情報に行き着くことは出来なかった。  
 
 
今度こそ完  
 

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