: 140%"> ゾイド  

 大フィーネが部屋に戻ると、すでに小フィーネはベッドの上で全裸になって待っていた。  
「おかえりなさい、おねえちゃん」  
「ただいま」  
 大フィーネはベッドに腰掛けると、小フィーネを膝の上に抱き上げた。  
「ん・・・」  
 唇と唇が重なり、舌が生き物のように絡み合う。小フィーネの手が上がり、大フィーネの胸元をそっとさすりはじめた。  
上衣の胸元が徐々に湿り気を帯びてくる。小フィーネの手の上に大フィーネの手が重ねられた。  
 つうっと唾液の糸を引きながら唇を離し、大フィーネがささやいた。  
「おっぱいが張っちゃって苦しいの。だから、ね・・・」  
「しょうがないなーもう」  
 そう言いながらも、小フィーネは嬉しそうに大フィーネの胸を見つめた。  
 上衣を脱ぐと、豊満で形のいい乳房がまろび出た。  
白い肌に映えるピンク色の乳首はすでに硬くしこり、その先端からはいかにも濃厚そうなトロリと白濁した滴が、ぽたり、ぽたりとしたたっていた。  
 小フィーネが指先で乳首を転がし、乳輪をなで回す。大フィーネは切なげに喘いだ。  
「ふぁあ・・・ねえ、そろそろいいでしょ?」  
「だーめ。もっと出をよくするの」  
「・・・意地悪・・・」  
「・・・・・・んー、もういいかな?」  
 いきなり小フィーネの小さな唇が乳首に吸い付いた。  
「んっ! は、ぁああ・・・・・・」  
 ちゅっ、ちゅっ・・・ちゅう・・・ちゅう・・・。  
 大フィーネはうっとりと目を閉じ、小フィーネの頭を自分の乳房に押し付けた。  
膝の上の少女は、強く、弱く、ときに舌で弄んだり歯を立てたりしながら、彼女の母乳を飲み続けた。  
 ゴクン・・・ゴクン・・・。  
 小フィーネに飲んでもらうようになってから、母乳の分泌量はどんどん増え続けていた。  
この子にミルクを使ったお菓子を食べさせたいな。夢見心地の中で大フィーネはそんなことを考えていた。プリンなんかいいかも・・・。  
 気が付くと、小フィーネが二つの乳房から母乳を飲み終えて見上げていた。  
「美味しかった?」  
「うん!」  
「そう、良かった」  
 口に付いた母乳をいつものように舐めて綺麗にしてやると、小フィーネは膝から降りてベッドに上がった。  

「おねえちゃん、あそこ見せて」  
「んもう・・・また?」  
 言いつつも大フィーネは立ち上がり、全裸になった。軽く足を開き、前に少し腰を突き出すようにして小フィーネの前に秘処をさらす。  
金色の茂みの向こうに肉色の花弁がのぞき、その奥からは粘つく淫蜜が溢れて、一帯はすでに湿地となっていた。  
 小フィーネは大フィーネの腰を抱き寄せ、三角地帯に鼻を押し付けて深呼吸した。  
「おねえちゃん、くさーい」  
「・・・・・・・・・」  
 当然である。大フィーネに対して、この匂いが好きだから自分と抱き合う前にシャワーを浴びるなと言っているのは小フィーネ自身なのだから。  
くさいと言いながらも小フィーネは顔を離そうとせず、舌をのばして淫蜜を味わい始めた。彼女は塩味が強くて匂いのきついものが大好物なのだ。  
今でこそ常識が身に付いた大フィーネも本当はそういうものが好きなので、小フィーネのリクエストに合わせている。  
 ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ・・・。  
 小フィーネは舌鼓を打ちながら愛液の味を楽しんでいる。  
舌使いなど考えていないので、大フィーネとしてもあまり快感をおぼえるようなものではなかったが、愛液はとめどなく湧き出してきた。  
自分のありのままの匂いを好きだと言ってくれる少女が愛しくてたまらない。股間に顔を埋める少女の金髪を、大フィーネは優しく撫でてやった。  
 舌が疲れてきてようやく小フィーネは大フィーネの腰を解放し、ベッドの上に寝転んだ。両手両足を広げて大の字になり、秘処を隠そうともしない。  
「ねえ、おねえちゃんも」  
「はいはい」  
 ベッドに上がり、小フィーネの上に覆いかぶさるようにしてキスをする。  
そしてそのまま、細い首筋、未発達な胸、腹部へと、ナメクジのような跡を残して舌を這わせていく。  
途中で小さな乳首や愛らしいヘソをかわいがってやると、小フィーネはくすぐったそうな笑い声をもらし軽く身をよじらせた。  
「うふ、ふふふふ・・・あはん」  
 まだ毛の生えていない小フィーネの三角地帯を指で広げてやる。ヒダの発達も愛液の分泌もまだまだ少ない。  
綺麗なピンク色の陰裂に、大フィーネは舌を侵入させた。  
「あっ! あんっ!」  

 途端に敏感な反応が返ってきた。跳ね回る下半身を両手で押さえつけ、執拗に攻め続ける。  
小フィーネの手が大フィーネの美しい金髪をつかみ、掻き乱した。  
「あああああん! ひっ、ひっ、はああっ! ひぃいああああ!」  
 このまま続けたら小フィーネだけイってしまい自分は楽しめないと判断した大フィーネは、秘処から口を離した。  
「・・・どうしてやめちゃうの?」  
 小フィーネが濡れた瞳でたずねる。  
 大フィーネは、小フィーネの片足を持ち上げてふたつの陰裂を重ねた。  
「おねえちゃんも一緒に気持ち良くしてね」  
 そして、腰を動かし始めた。  
 すでに大量の愛液で濡れそぼっていた大フィーネの秘処は、動かすたびにぐちゅぐちゅといやらしい音を立てた。  
「あうっ、あっ、あああんっ!」  
「ふっ、うっ、あはあっ」  
 小フィーネの手が、彼女の片足を抱えている大フィーネの腕をしっかり握りしめた。  
ふたりの動きにあわせて大フィーネの大きな胸が揺れる。  
「くっ、ううっ! き、気持ちいい? あんっ! フィ、フィーネちゃん、気持ちいいのね? おねえちゃんも、んっ、気持ち、いいのおっ!」  
「お、おねえちゃん、おねえちゃああん! フィーネ、も、もう、ひっ、ひああっ! イっちゃう、イっちゃうよおおお!」  
「おねえちゃんも、はあっ、はああんっ! イくっ! いっ、一緒に、ね。フィーネ、ちゃんっ」  
 ふたりの嬌声がひときわ甲高くなって混じりあい、長く尾を引いて響いた。  
「あああああああああああああああ!!!!!!!!」  
 そしてふたりはエクスタシーに身を震わせ、ベッドの上にぐったりと身を横たえた。  
 大フィーネはうつ伏せになって目を閉じたまま、快感の余韻を楽しんでいた。  
と、突然ガチャッという金属音とともに彼女の両手に何か冷たいものが触れた。小フィーネに手錠を後ろ手にかけられたのだ。  
「ガーディアンフォースだ! ていこうはむいみだ!『きたねえ手をはなせ、イヌども!』」  
 大フィーネのポーチから持ち出した手錠だろうか、小フィーネはガーディアンフォースごっこをしているつもりなのだ。  
声色を変えて一人二役をしている。  
「かべに手をついてならべ! しんたいけんさをする!『さわるな! べんごしをよべ!』 おねえちゃん、上向かなきゃダメ」  

 そう言って大フィーネを仰向けにさせ、クレバスに思い切り吸い付いた。  
「フィーネちゃん、ちょっと休ませ・・・あ・・・」  
 下の口へのキスを終えた小フィーネが顔を近づけてくる。  
唇を割って潜り込んできた小フィーネの舌に自分の舌を絡めて歓迎しようとすると、ぬるぬるした液を大量に流し込まれた。  
ふたりの愛液と小フィーネの唾液が混ざり合ったものだ。  
小フィーネは液を半分ほど吸い戻すとゴクンと喉を鳴らして飲みこみ、期待するような目で大フィーネを見つめた。  
大フィーネも液を飲み下してみせると、満足そうに微笑んで再び下半身に目を向けた。  
「たいちょう、ほりょじんもんをきょかしてください。『よし、いいだろう』」  
「あ、うあ・・・っ」  
 小フィーネの指が陰唇をかき分けクリトリスをつまんだ。膣内にも指が侵入してかき回す。  
さっきイったばかりの敏感な体にはかなりつらかったが、かわいい小フィーネが愛してくれているのだからと思い、大フィーネは我慢することにした。  
しばらく膣口周辺を弄ばれていたが、膣内に侵入してくる指が一本ずつ増え始め、ついに圧迫感を受けるまでになった。  
「ふっ! うぐ・・・な、何? フィーネちゃん、うっ・・・何するの?」  
「フィーネちゃんじゃないもん、ドクターフィーネだもん。はーい、動かないでくださいねー」  
 いつの間にかお医者さんごっこに切り替わっていたようだ。大フィーネは、自分の秘処に小フィーネが手をねじ込もうとしていることを悟った。  
膣口を押し広げる力がどんどん強くなり大フィーネを苦しめる。  
美しい顔が苦痛でゆがみ、額に脂汗が浮かんだ。歯を食いしばっていても、うめき声が漏れてしまう。  
「うぐぅぅ・・・い、ひ・・・ぎひいい・・・」  
 小フィーネは指先をすぼめて手を入れようとするのだが、なかなか入っていかないことに焦れて、思い切り力を込めて腕を突き入れた。  
「う、くうああ・・・あはあっ!」  
 ジュブッ!  
 突然、外から侵入しようとする圧迫感が体の内側からの膨張感となった。小フィーネの拳が大フィーネの胎内に完全に埋まってしまったのだ。  
「おねえちゃんのなか、あったかーい・・・」  
「・・・ぁぁぁ・・・ぁぁ・・・ぁ・・・」  
 プシャアアアアア・・・・・・。  

 黄色い飛沫が小フィーネに降り注いだ。  
膀胱が押されたせいか、それともショックのせいか、大フィーネは自分でも気づかず失禁してしまったのだ。  
しかし小フィーネは驚いた様子も見せず、少し口の周りを舐めて味見した後、ベッドの上に脱ぎ捨ててあった大フィーネの服を取って、  
それで顔や体を拭いてしまった。  
「もー、こんなにおっきいのにしょうがない赤ちゃんでちゅねー。それじゃあ、つぎは悪いところがないかしらべてみましょうねー」  
 小フィーネの指が膣内をまさぐり始めた。大フィーネはえもいわれぬ充実感に満たされていた。膣いっぱいに小フィーネの手を感じる。  
下腹部がすごく苦しいのだが、指と膣壁のわずかな摩擦でも大きな快感の波が襲ってくる。そのうち、小フィーネが子宮口を探り当てた。  
 コリッ、コリッ。  
「おやあ? これはなんでしょうねえ?」  
 グリュッ!  
「ひぎっ!」  
 小フィーネはこの奥に子宮というものがあることを知っていた。今度は子宮口に指を突っ込むつもりらしい。  
 グリッ、グリグリグリ・・・。  
「いっ、痛っ! ダメッ! フィーネちゃん、やめて!」  
「ドクターフィーネだってばー」  
「ド、ドクター、そこは、痛いです! そんなところに、ひいっ! ゆ、指を入れたら、ばい菌が、入っちゃい、ますうっ!」  
「それではしかたがありません。またこんどしらべましょうね」  
「は、はひ・・・ありがとうございました・・・」  
 次に小フィーネが興味を引かれたのは、小さなでこぼこが広がっている肉壷の天井にあたる部分だった。  
指先でその一帯を軽く引っ掻いた途端、大フィーネの肢体が大きく跳ねた。  
「ああんっ!」  
「おねえちゃん、ここきもちいいの?」  
「うん・・・すごく・・・いい」  
 小フィーネは続けて指を動かした。  
「はあああっ、あんあん! いいっ! 気持ちいいよおお!!」  
 自分の手の動きに面白いくらいダイレクトに大フィーネが反応するので、小フィーネはどんどん力を込め、動きを激しくしていった。  
腕を前後にピストン運動し、肉壁のぶつぶつをかきむしる。  
 グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!  
「いっ、イくうっ! ひああっ! イっちゃうううううっっっっ!!!!!」  

 手がもの凄い力で締め付けられるのがわかったが、小フィーネはそこで止めようとはしなかった。  
「もっときもちよくしてあげるね、おねえちゃん」  
 今度は横の回転運動も加え、さらに激しく手を動かした。  
「ひいいいんっ! く・・・う、ああああああん!!!」  
 二回、三回、四回・・・。大フィーネは何度でもイき続け、とうとう潮を吹き始めた。  
吹き出てきた愛液を味わいながら、小フィーネはクリトリスを舌でなぶった。  
「ひっ、ひああん! も、もう許してええ! ふああああ!」  
 大フィーネは涙を流して懇願するが、すっかり楽しくなってしまった小フィーネは全然言うことを聞こうとしない。  
空いている片手を伸ばして大フィーネの乳房を握ると、噴水のように母乳が噴き出してふたりの上に降り注いだ。  
口の端から涎を垂らしながら大フィーネは悶え続けた。  
「嫌あああ! も、もう止めてええ! もうイきたくないよおお! ひぎいいいいいいい」  
 嬌声というよりも悲鳴に近い声はだんだん小さくなっていき、ついには下腹部がビクビクと痙攣を始めた。  
ここに至って手が疲れてきた小フィーネは、ようやくピストン運動を止めた。  
「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ・・・」  
 荒い息をつく大フィーネはほとんど意識を無くしていた。頭の中に靄がかかったようで、何も考えられない。  
「・・・・・・おねえちゃん・・・ねえ、おねえちゃんってば」  
 どれくらい経ったのだろう。はっと我に返って目を開けると、無邪気な笑顔がこちらを見ていた。  
「ねえ、きもちよかったでしょ?」  
「・・・うん・・・ものすごく気持ちよかった・・・。もう充分だから、そろそろ抜いて、ね? フィーネちゃん、お願い」  
「いいよ」  
 小フィーネが素直に同意したので、大フィーネは内心ほっとしていた。  
良かった、これ以上何かされたらおかしくなっちゃうかも・・・。  
次の瞬間、内臓ごと引きずり出されるような感覚が下腹部を襲った。  
「ぐっ・・・ひっ・・・うう」  
 大フィーネは気づいていないが、小フィーネは指をすぼめて膣に挿入した拳を、握ったまま引き抜こうとしていた。  
「うっ、ぐ・・・止めて・・・痛いよ・・・」  
 大フィーネにはもう叫ぶ気力すら残っていなかった。  
「ぬいてっていったもーん」  
 容赦なく小フィーネは拳を引っ張り出そうとするが、強い抵抗があってなかなか抜き取れない。  
大フィーネが下半身の筋肉を緊張させていることが、かえって陰裂から拳を抜けにくくしているのだった。  
そうとは知らず、大フィーネが苦痛に身をよじる。  
「はうう・・・く・・・」  
「・・・せーの!」  
 小フィーネは今度は渾身の力で腕を引いた。  
「は・・・あぐ」  
グボッ!  
「やったあ!」  

 ようやく引き摺り出された粘液まみれの握り拳は、膣壁のどこかが傷ついて出血したのか、少し朱色に染まっていた。  
大フィーネはまるで体が空洞になったかのような錯覚をおぼえた。  
秘処の花弁はすっかり開ききり、だらしなくぽっかりと口をあけた肉穴は、汚汁がしたたる腐肉のように粘液を垂らし続けている。  
小フィーネはにちゃにちゃと音をさせながら手を握ったり開いたりしてヌルヌルする淫蜜の感触をしばらく楽しんだ後、  
おもむろに大フィーネの顔になすりつけた。  
大フィーネがぴくっと震えただけで何の抵抗も示さないとみると、淫蜜をすくい取っては顔に、乳房に、腹部に塗りつけていった。  
ひととおり遊んでから大フィーネを拘束していた手錠をはずしてやったが、大フィーネは目を閉じたままぐったりとして動こうとしない。  
今度は大フィーネの手を持ち上げ、自身の股間にこすらせて、白魚のような指をネバネバにする。  
 小フィーネは、大フィーネの上にまたがって、顔と顔を密着させて生乾きの淫蜜の匂いを吸い込んでつぶやいた。  
「おねえちゃん、くさーい・・・」  
 大フィーネがうっすら目を開け、小フィーネの背中を両手でそっと包みこんだ。  
「フィーネちゃん、愛してる・・・」  
「フィーネもおねえちゃんのこと、愛してる」  
 小フィーネの答えに満足したのか、大フィーネは微笑を浮かべて目を閉じた。  
小フィーネが小さな柔らかい舌で大フィーネの顔の汚れを舐め取り始めた。  
顔をくすぐる舌の心地よい感触を楽しみながら、大フィーネは眠りに落ちていった。  
大フィーネの規則正しい寝息を聞いているうちに小フィーネも眠くなり、大フィーネの胸に頭を乗せて目を閉じた。  
                              おしまい  

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