「しゅ…う、き…だよね…?」
「あうう…」
「あの、その、その、そ、れ…って…」
「うぅぅ…」

頬を真っ赤にした二人は、一定距離を開けて学校以来に会った。
もちろんだが、曹節は周姫の身体に異変が起きたことなど知らない。
朝に違和感を感じて一番最初に声をかけたのは彼女だが、まさかソレが立っているとは。
周姫からすれば、これはチャンスだった。
知られたのが、友達であるのは極端な機会。
相手がひくか、相談に乗ってくれるか。
しかし、周姫はあまりにも多大に思考をめぐらせてしまい、するべき行動を思いつくことができない。

「曹節…そう、せつぅ…」

気付かない間に泣いていた。
涙を流す周姫、唖然とする曹節。

「しゅ、うき…周姫…」
「わたし、何も知らない、知らないの…。朝起きたら、こう、なってて…」
「…」

無言。
沈黙が破れてから、何を話したのか周姫は覚えていない。
思い当たる箇所や、自分で考えた解決方法や、学校で隠すのは苦労したこと。
最後の部分で、曹節がはっと目を見開いた。

「ねぇ、周姫…何度も出しちゃえば、いいんじゃないかしら」

妖しい曹節。
ベットに腰掛けたまま、曹節が更に近づいてくる。
二人で座っていたので、距離は最初からあまりない。
周姫を安心させる効果もあったのだろう。
気が動転していたのから持ち直りかけていた周姫は、咄嗟に反応できなかった。

「出すって…?え…」
「だから、漫画みたいに、えっちなこと…」

言葉を理解する前に、周姫の視界は黒く塗りつぶされた。
周姫の唇は曹節の唇により塞がれている。
隙間から、周姫の呻き声が聞こえる。
しかし、それさえも逃したくないのか、曹節は更にきつく吸い付いてくる。
一方的な貪り。
暫くして曹節から離れる。
淫靡な唾液の線が二人の唇から引いていた。

「周姫のためなら、私…」
「…」
「…ね、女同士は、いや…?」

覗き込む曹節の瞳。
可愛いという意見は結構聞くが、初めて他人行儀に可愛いと思ったのは周姫にとって初めてだった。
赤い曹節は、一目で恥を忍んでいるとわかる。
周姫…この場合の男性…は、ひっそりと口を開く。

「いや…じゃない…もしも直るなら…」

再び二人は重なる。
そのまま、離れる事はなかった。

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