「はぁ〜っ」
戦勝祝いの宴から抜け出してきた俺は、自室の机に腰を下ろした。
これから先はどうせ権が暴れるだけだろう。そうなったら止められるのは周泰しかいない。
親父の連れの宿将どももやたら酒に強い。揃いも揃ってよく飲むし、しかも潰れない。
公瑾に至ってはこの展開を見越していたのか、さっさと部屋に引き払っていった。
今頃は小喬とよろしくやってるに違いない。
「少し休みましょう、孫策様。お茶でもどうですか?」
「ああ、ありがとな」
大喬が茶を2つ持ってきて、俺に手渡した。俺が茶を受け取るのを見て、大喬は俺の隣に座った。
「だいたい俺に政治の話なんか振るなっつーの。権や公瑾の方がよっぽどうまく処理するぜ」
「しょうがないでしょう。孫策様こそ今の呉を総べるお方なのですから」
「まぁ、そうなんだけどな・・・戦の話なら、いくらでもしてやるのに」
親父の意志はなんとしても継がねばならない。孫家の長男として、それは譲れないものだ。
だが、戦場で暴れてればよかった頃と今とでは、随分勝手が違う。
今日も宴の前に張昭やら張紘やらが俺に財政がどうだの農作物がどうだのぐだぐだ言ってきたが、
半分ぐらいしか理解できなかった。そのまま爺さん達にまかせることにしといた。
「なぁ大喬、今日はもう疲れちまったよ・・・癒してくれないか?」
「きっと、そう言うと思ってましたよ」
大喬は笑って、俺の口づけを受け入れた。
親父が死んで、俺の身体は俺のものじゃなく、孫呉のものになった。
だが、大喬は間違いなく俺のものなのだ。

服の上から、大喬の大きな胸を揉みしだく。
その大きさ故に俺の手から零れ落ち、その柔らかさ故に淫らに形を変える。
大喬が声をあげようとするのを、接吻で阻止する。
そのまま口内を蹂躙。唾液を啜り、そして俺の唾液を送り込む。
大喬は目を閉じて、俺の為すがままになっている。
呼吸のために、一度口を離した。銀色の小さな橋がかかる。
「ねぇ孫策様、もっと、さわっていいんですよ・・・?」
「じゃあ、服脱いでくれよ、自分で。待っててやるからさ」
「えっ?」
「ほら、早く」
誘ってくる大喬を制止して、少し意地悪をしてやると、大喬は自分で服を脱ぎ始めた。
見られるのが恥ずかしいのか、少し顔を赤らめている。まず髪飾りが外され、長い髪が宙に舞った。
重そうな服が1枚ずつ床に落ちていき、それと同時に大喬の白い肌があらわになってゆく。
しばらくして、生まれたままの大喬がそこにいた。
「じゃあ、頂くとするかな」
大喬を寝台に押し倒し、そのまま覆いかぶさる。
2つの乳房に触れてやると、大喬が嬉声をあげた。ちょっと大きめの乳輪に指を這わせ、舌で舐める。
次第に先端が立ち上がってくるのを確認すると、両方を指で摘む。
俺は2つの乳首を中央に寄せて、2つ同時に吸ってやった。
「ふあ、はぁぁっ・・・いい、もっとっ・・・」
「お前、ほんとここ弱いよな」
乳首どうしをこりこりと擦り合わせながら、俺は大喬の耳元で囁く。大喬は寝台の布を掴んで、快感に耐えている。
「なぁ、お前は俺を癒したいんじゃなくて自分が気持ちよくなりたいだけなんだろ」
「そ、そんなこと・・・ひぅっ」
「こっちの口がそう言ってるぜ」
両手で胸を弄るのをやめて、右手を秘所に延ばす。くちゅくちゅと、濡れている音がした。
「ほら、もうこんなに濡らしてるじゃないか」
「はぁっ、だって、孫策様が、あっ、ああっ!」
反論などさせない。秘所に1本指を入れ、中の壁を擦る。急に襲ってきた快感に、大喬が目を見開いた。
だんだんと蜜が溢れてきた。俺は秘所を弄るのを止めずに、大喬の身体のいたるところに口づけを落としてゆく。
「はぁっ、もう、我慢できない・・・っ」
「駄目じゃないか、お前一人で気持ちよくなっちゃさ」
「えっ?」
突然、愛撫を中断する。イキそうだった大喬が、こっちを見て放心している。
俺はいきりたった自身を取り出し、大喬の眼前に突きつけた。
「まずは、俺を悦ばせてくれよ?そしたら、好くしてやるから」




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