「〜〜〜〜〜っ!?」

大爆発。

「あ、ああ…いっぱいでちゃった…」
大喬は呆けた顔で全身に精液を浴びてしまうこととなる。

「はーっ…はーっ…はーっ…」
地獄からようやく解放され、孫策は荒い息のまま上半身を起こした。
あまり自覚はなかったが自身もかなりたまっているようで、槍はまだ臨戦体勢のまま。さすがは雄飛の時。
擦り寄ってくる大喬。孫策は顔を引き寄せて…

そのまままた押し倒された。

「っ!?」
「足りません…こんなんじゃ、全然…!!」
火事場の馬鹿力とは、こういう力を言うのだろうか。
さっきと違って意識ははっきりしているのに、全く身動きがとれない。
目を白黒させる孫策をよそに、大喬は自分が上になった体勢のまま孫策の唇を奪う。
そして、槍を左手で掴んで一気に自分の中へ突き入れた。
「ぐっ!?」
「いっ…!」
初めから某曹節さんもかくやな大洪水の大喬であったが、久々なこともあって少し痛かった。
しかし、それすら気に留めず貪欲に腰を振り始める。既に娼婦を通り越して一匹の獣だ。
流石に危うさを感じたのか、孫策は手綱を取るように下から突き上げて大喬の動きを抑える。
「あ、んん、あんっ、はく、ふ、さまぁっ!」

もしかしたら―と、やけに冷静になった頭で孫策は考えた。
さっき大喬は涙ながらに「遺される私」と言ったが…自分が死ぬことも恐いのではないか。
当然と言えば当然だ。戦いに明け暮れている自分にも、死ぬのが恐くなるときはある。
戦で死ぬのが恐いというわけではないが、死ぬことへの恐怖が無くなるわけではない。
男がこうなら、女は亦何をか言わんや。まして戦場へ出始めてそう日も経たないのだ。
周瑜がやや過剰なまでに小喬を労っている理由が今まではよく分からなかったが、今なら―
「はくふさま、どこへも、いかないでください、ずっと、ずっと、わたしと、いっしょに…!」
「ああ。死ぬ時は…いや、最後までずっと一緒だ…っ!」
「はくふさま、はくふさまぁっ!!」

「あー…もう、出ないぞ…」
すっきりした顔で床に大の字になる孫策。全部出し切った、と言っていいだろう。

何せ、部屋中が惨憺たる有様なのだから。

床はおろか天井や部屋の調度にまで、精液やら汗やらその他諸々の液体が飛び散っている。
事が終わって我に返ってからは速い。部屋に充満する何とも言えない臭いに、頭痛すら感じる。
互いに、かなりたまってたんだなぁ。孫策は自分の失態のほどに苦笑した。




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