「どうするよ、これ」

…応答なし。

「おい、大きょ…うっ!?」
気になって振り向くと、大喬は部屋の隅で小さくなっている。
「…伯符様に何と言うことを…ああもうこれからどんな顔をして生活すればいいのかしら…」
どうやら我に返って自己嫌悪に陥ってしまったらしい。床にのの字を書きながら、何やらぶつぶつ呟いていた。
「おーい、大喬?」
「ひっ!?」
「そんなびくびくしなくても大丈夫だって。その…俺も、悪かったし」
「…………」
精液と汗でべたべたな大喬の髪を優しく撫でながら、気の利いた言葉の一つも言えればいいのだが…
日頃こういう状況をあまり経験していない孫策のこと、どうしてもいい言葉が見つからない。
「まあなんだ、あー…」
そして、この経験の薄さが幸か不幸か最大の失言を招いてしまう。

「あれ、結構気持ちよかったし…な」

大喬の表情がぱっと華やいだのを見て安心した孫策は、彼女の次の行動が予測できなかった。

ぱくっ。

「う、うわぉ!?」
「んふふ…♪」
槍の穂先を口に含み、妖しく笑う大喬。孫策は離れようとするが…
「はなひまへんよ?はくふひゃま…」
それだけでたちまちむくむくと完全回復してしまう槍。まさに雄飛の時であった。

「またいっぱい焦らして差し上げますね?」
「ひ、ひぃぃ…」

その夜ぶっ通しで行われた二人の逢瀬は、周瑜夫妻の安眠を妨害したばかりか、
淫気にあてられて小喬が発情してしまうほど激しいものだった…と伝えられている。




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