あの悪魔の様な男、董卓が宮中に乗り込んできたのは昨晩だった。
あの男は、無理矢理武力で宮中を制圧し、何太后の息子である皇帝を廃し、
その弟君を帝にすると勝手に宣言したのである。
「うっ…うぅ」
牢に押し込められた何太后は一人泣き伏せっていた。
脳裏には、無惨に殺された兄や、護衛の兵士の姿が浮かんで消える。
引き離された帝は…帝は生きているのかしら?わたし、これからどうなっちゃうの?
何太后は不安で一杯だった。
「ふん…ずいぶんと泣きはらしておるようだな」
と、牢の外にやってきた邪悪な気配のする大男に気がつき、何太后は、ビクリとする。
「と…董卓将軍」
その幼さの残る顔に浮かぶのは、怒りというよりもむしろ恐怖であった。
キィ…
錆び付いた音がして牢が開いた。董卓がこちらに近付いてくる。
何太后は逃げるように後退りをした。奥の壁のひんやりとした感触が背中に伝わる。
「やっ…わ、わたしをどうするの」
勇気をふりしぼり、声を出した何太后を董卓は、ふん、と笑った。
その目は舐めるように何太后の顔と体を見ている。
思わず触れたくなるほどサラサラな、茶色の長いまっすぐな髪。
幼さの残る顔。大きな目は潤み、長い睫毛には涙が溜まっている。
そしてその童顔と、小柄で細い体とは不釣り合いな、たわわに実った膨らみ。
「さて、どうするか」
董卓の血は下半身を中心にたぎりはじめていた。
今すぐ、その乳をもみしだき、たぎる逸物をぶち込んでめちゃくちゃにしてやりたい。
―が
「裾をまくり、儂に見せろ」
「な…なに…」
何太后の血の気がさっとひいた。
「分かるだろう?…なんなら、ここでこの刀の錆びにしてやってもいいのだぞ」
何太后は、うっ、と涙を飲んだ。従わなければ、殺される…。
何太后は、意を決してそろそろと薄桃色の着物をまくりあげた。
むちむちとした、白いふとももが露になる。
そこからは、むんむんとした色香がただよってくる。
だが、董卓はそれでは満足しない。まだ、一番大事な部分が見えていないからだ。
「どうした。もっとだ」
何太后は恥ずかしさと屈辱のあまり目に涙をため、うつむいた。
いかに肉屋の生まれと言っても、自分は皇后だったのだ。…それなのに。
「うぅ…」
何太后はぎゅっ、と着物の裾を持ち上げ、握り締めた。
「ほう…?」
董卓は目の前の光景に思わずにやりとした
何太后は普段の習慣からか、下着をつけていなかったのだ。
薄い茶色の陰毛は申し訳程度にしか生えていない。
まるで幼女のそれのように、割れ目は丸見えだ。
そのことを隠そうと、何太后は内股になってはいるが、隠しきれてはいなかった。
「ずいぶんと薄いのだな。中の具が見えるぞ」
董卓が自分の秘所をねっとりとした視線で見ていることに気付き、
何太后の青ざめていた顔はみるみるうちに上気していった。
「いっ…いや…見ないでぇ」
何太后は董卓の視線を避けるように腰をよじる。
だが、それとて董卓にとっては興奮材料にしかならない。