「はむ・・・・・・ちゅ・・・・・・」

ぴちゃぴちゃと音を立て、董白の舌が彼の右胸をなぶり回し、その右手が彼の左胸をいじり回す。
舌が乳輪をなぞり、固くなった乳首をペロペロと舐めまわし、そして子供が母親から乳を飲むようにちゅうちゅうと吸う。
右手が擽るように乳輪をなぞり、カリッカリッと乳首をひっかき、乳首のコリコリした感触を楽しむかのように摘みあげる
それが左右異なる組み合わせでひっきりなしに彼の性感を刺激する。
千変万化に加えられる胸への責めに、彼は堪えきれずに快楽の呻きをもらした

「レロ・・・・・・ちゅぅぅぅ・・・・・・、ぷはぁ、ふふ、胸をいじられて可愛い喘ぎ声を出して・・・・・・。まるで女の子だなぁ?」

小馬鹿にしたようなその発言に、彼は怒りと羞恥心から顔を真っ赤に染める。

「あははは!怒ったか?いいぞいいぞ」

ケラケラと手を叩いて董白は笑い声を上げる。

「ふふふ・・・・・・、ちゅっ」
何事か言おうとした彼に、董白が丁度前から抱っこをするような格好で、椅子に座っている彼に乗り、優しく抱きしめながら、自らの唇で彼の口を封じた。
彼の口内が董白の舌により蹂躙される。
舌と舌を絡ませたかと思うと、上下の歯茎を舐め回し、彼の舌を董白の口内へと導き可愛がる。
触れ合う董白の体温が彼女の洋服越しに彼に伝わり、香だろうか、彼女から発せられる仄かに甘い香りが鼻腔から彼の意識を蕩けさせ、目を開けば、少女の面影を残す可愛らしいその顔が、嬉しそうに目を細め一心不乱に彼と口づけをしている光景が飛び込んでくる。
口、香り、視覚、触覚。全てから織りなされ絡み合う快楽の四重奏に、彼の意識は次第に陶酔していく。
最初は董白に対する怒りに染まっていた心が、今はもっとこの口づけを続けていたいと思っているほどである。

「ちゅっ、・・・・・・いい顔になった、快楽に蕩けた、いい顔だ」

口づけを止め、どこかうっとりとしている彼の顔を満足そうに眺め、董白は彼の頬を優しく撫でた。
その頬を撫でる手が、彼にはとても心地よく感じられた。

「さて・・・・・・、こちらも可愛がってやらんとな」

董白の下半身、丁度お尻の辺りにあてがわれている彼のペニスはガチガチに勃起し、ビクン、ビクンと彼女に可愛がられる時を待つかのように脈打っていた。

「まずは足で可愛がってやる」

そう言うと、董白は向かいに用意した椅子に座ると、その両足をペニスへとあてがった。
自分の息子を足蹴にされた彼の憤りは次の瞬間、いまだ経験したの事のない快感に消し飛ばされた。
ツルツルのさわり心地のいい生地でできた靴下が彼の竿を優しく撫でた。
両足で挟んで扱いたかと思えば、敏感な裏筋をこしょこしょと擽る。
そのくすぐったいとも気持ちいいともいう、えもいわれぬ刺激が彼を翻弄する。

「いいだろう?この快感に抗える奴はそうそういないぞ。ほーら、こちょこちょこちょ・・・・・・」

話している間も董白の攻めは止まず、それどころか敏感な裏筋への攻撃に集中し始めた。
足が一度撫でる度にペニスがビクンと跳ね、我慢汁が飛ぶ。
しかし、何度彼女が足で撫でても、彼がイく事は無い。

「『何でイけないのか』といいたげな顔をしているな」

両足でゴシゴシと扱きながら董白が口を開く。

「お前も知っているだろう?私の計略を」

そう彼がイケない理由、それは董白の計略である『退路遮断』。
本来ならば相手を城に返さないようにする計略だが、董白はこれを応用し、彼のペニスから精液の退路を遮断、つまり射精を出来なくしたのだ。

「イきたいのにイけないのは辛いなぁ?」

そう言いながら董白の攻めは益々苛烈する。
過ぎた快感は苦痛となる。イけないこの状況での更なる足コキに彼は悲鳴をあげる




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