「劉禅様とはどんな話をしたんですか?」
慇懃な口ぶりで尋ねながら、黄皓は壁に手をつき、こちらに背を向けている諸葛瞻の
見事な錦の衣を脱がしていった。
諸葛瞻の息は荒い。喘ぐような声をあげ、顔は耳まで紅潮している。
厚い生地の服を脱がすと、その下は薄い白絹の衣を一枚着ているだけだ。途端に、
生臭いような、獣臭いとも形容できそうな匂いが黄皓の鼻をついた。

「……は、はい……今後の、戦の方針……あとは、他愛もない…話をっ…」
まともに話すことすら出来ないでいる少年の纏う最後の一枚を捲り上げると、
彼の足は膝まで透明な粘液で濡れそぼっていた。
黄皓はフォッフォ、と笑い声を上げる。素肌を外気にさらされ、諸葛瞻は身震いした。

「劉禅様には私からよぉく言い含めておるゆえ、安心して良いのですよ」
「はい…わ、たしが…こうしていられるのも…黄皓様のお陰です…んっ…!」
「フォッフォッフォ、よろしい。物分りの良い、いい子ですね」
冷たい手で尻を撫でられ、諸葛瞻は喉を反らせた。

諸葛亮の死後、姜維と諸葛瞻は対立していた。
そこで諸葛瞻は、保身のため、劉禅の寵愛を受けている男、黄皓に擦り寄ることとなった。
本当は、宦官などの力に縋るのは嫌だった。しかし、孔明の子供であるということしか
後ろ盾のないほんの少年には、こうする他生き残るすべは残されていなかったのである。

「それにしても、なんという淫蕩な体。亡きお父上が見たらどう思われるんでしょうな?」
膝の裏からなで上げられ、諸葛瞻は声を上げた。その手は後孔に行き着き、
そこを舐るように執拗に撫で回す。そのたびに少年は身を捩じらせて声を漏らした。

「あ…んっ、はぁっ、あっ、あっ!」
諸葛瞻は、黄皓の威を借る条件として、彼の性欲の捌け口として使われていた。
黄皓は宦官だから性器こそついていないが、それゆえ常軌を逸脱したような行いが日常的に行われていた。
今日もそうだ。劉禅とともに食事をとりつつ今後の話し合いをすることになった諸葛瞻は、
黄皓により幼根やその周辺に媚薬を塗りこめられ、送り出された。

幸い厚い服を着ていたおかげで外見でそうと気付かれることもなかったが、食事のあいだじゅう
諸葛瞻は生きた心地がしなかった。…いや、それどころか、話が頭に入らないほど思考のすべてが性欲に
支配されていた。

「はぁっ…はぁっ…黄皓様、ぁ…っ、どうか…どうかお慈悲を…!」
「おや?これは何ですかな?」
諸葛瞻の懇願を聞き流し、男はしゃがみこむと少年の幼い屹立をぎゅっとつまんだ。
「あぐっ!」
摘むだけで先走りの汁が漏れ出す。垂れ流したそれは、いまは彼の足のみならず床までを濡らし、
小さな水溜りをつくっていた。

「恐れ多くも劉禅様と会っていて、ここをこんなふうにするなんて、そういう人間を良臣と呼べるのですかな?」
もうまともな思考すらかなわず、諸葛瞻は喚くように言う。
「ごめんなさい!!ごめんなさいぃ!私は…思遠は、黄皓様の仰ることなら、何でも従います!
…何でもしますから、劉禅様にだけはいわないで下さい!」
「さてどうしますかねぇ。フォッフォッフォ、悪い芽を摘むのも私の仕事ですからねぇ」
もはや諸葛瞻の頭では、たまりきった体の熱を発散することしか考えられなかった。
立っていることすらままならず、がくがくと膝が震えていた。夏の暑さに耐える犬のようにだらしなく舌をつきだし、
自らの手で慰めることもかなわず、ただじっと黄皓の言葉を待っていた。




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