真っ白な世界


春の月19日。快晴。
今日は、クレアが汗水流して働いて貯めたお金で鶏を買う。
牧場の3分の1はあるかぶ畑に1人で水をやり、山へ野草を摘みに行き、
一通り仕事を終えるともう日が暮れていた。
時間はもう6時をまわっていた。
にわとりりあへ足を運ぶのは実はこれが2度目。
どうもこの一家は苦手だ。
妹を愛する兄、精神年齢が恐ろしく低い妹、病弱な母。
しばらくドアノブに手をかけたまま、立ち尽くしていた。
「まだ開いてるかなぁ・・・・まぁいいや、誰かいるだろう。買い物済ませてすぐ店を出よう」
そう思いドアノブをひねる。
鍵は開いていたものの、一階に人の気配はなかった。
物騒だなぁとつぶやき、店を出ようと踵を返した。
「あぁんっもぉ〜・・・お兄ちゃんっ恥ずかしいよぉ・・・」
クレアはかすかに聞こえた女性、というよりは女の子の声に耳を疑う。
「まさか・・・。」
2階へ続く階段へ目をやり、ゆっくりと近づく。
下から見上げると、つきあたりに美しい風景画が見えた。

「はぁっ・・・はぁっ」
「ぁんっ・・いやっ・・・あぁぁあっ・・」
荒い息と喘ぎが混じった男の声と、それを残り僅かな理性で拒んでいる幼い声が響く。
「・・あれ、一階に忘れて来たみたい。取って来るね・・」
ギシッとベッドのきしむ音に連なり、裸足でペタペタと歩く足音がする。
「やばいっ」そう思い辺りを見回し再度2階を見上げると、
美しい風景画の前には下着姿のリックが立っていた。
「やあ、君は。。。あぁ、隣のクレアさんだよね。
今日はもうやってないよ。ゴメンね。」
平然とそう云うと、一歩ずつ階段を下りて来る。
足が震えるが、2階で起こっている有り得ない光景に頭はショートする。
身体が素直に反応し、火照ってくる。
クレアには自分の鼓動が五月蝿いほど響いている。
リックはクレアの横を通り、いつも自分が腰掛けている椅子のクッションの下に手を入れ
手探りでコンドームを2つ取り出した。
そして、玄関の鍵をかけた。
「丁度いいよ。今日は母さん、検査入院してるから。
君も一緒に来るといいよ」
そういうや否や、クレアの手を引き2階へ上がる。


「ポプリ、今日はクレアさんも入れてあげよう。」
リックのそれは、下着の下から存在を主張し続けている。
ポプリは両親の使っているWベッドの上で裸になり、薄いタオルケットで
前部を隠してちょこんと座っている。
そこへクレアを座らせ、オーバーオールの金具に手をかけた。
クレアはさっきから言葉を発さず、無抵抗だ。
久しぶりの感情で、理性などはとうに崩壊していた。
OLの頃には経験した事のない心地良い刺激がクレアの感情を高ぶらせた。
オーバーオールの金具を外し、腰を浮かせ、
手馴れた手順でクレアの足からするっと取り払った。
そして、頭を片手で支えてやり、ゆっくりと寝かせた。
リックは覆い被さり、薄い唇を、クレアのぷるんと厚い唇に重ねる。
そこへ舌を差し込み、クレアの舌を誘惑する。
荒い吐息が二人の口の間から漏れる。
クレアは自分が更に熱くなるのを感じた。
舌をからませながらクレアのボタンに手をかけ、1つ1つを外していく。
透き通る白い肌がはだけた胸元から覗く。
牧場を始めて間もないクレアはOLの頃の体格の余韻があり、
まだまだ牧場主には見えない艶かしい身体つきをしていた。
リックは唇を離すと、クレアを片手で抱きかかえ、片方の手で服を剥がし取る。
更に白いレースとピンクのリボンの飾りが可愛いブラジャーのホックに手をかけた。
「・・・・っ!!」


「ポプリはまだブラジャーをしてないんだよ」
ホックにてこずり可愛く反論するリックを見て、自然に笑みがこぼれる。
クレアは自分でホックを外し、リックに口づけた。
再びクレアを寝かせ、頭から頬、首筋、肩、鎖骨へと手を滑らせる。
緩やかな丘まで来て手を止め、ゆっくりと揉みしだく。
両手で双丘を寄せてそこへ顔をうずめると、そのまま片方へ吸い付いた。
「あぁっ・・ふぁっ・・」
そこまで黙って見ていたポプリが痺れを切らした。
「お兄ちゃん・・」
甘い声で呼ぶ。しかしリックは意識がクレアに集中していて聴こえもしなかった。
そうするとポプリはリックのそれに手を当てるとゆっくり上下させた。
「あっ・・うっノああぁっ」
不意をつかれたリックが思わず声を漏らす。
次第に激しく手を動かし、ポプリは自分の存在をアピールした。
「ポプリいぃっ!」
リックはポプリを押し倒し、眼鏡を外すとベッドの脇の机に置き、
コンドームに持ち替えると素早く装着した。
「いくよぉっ、ポプリ」
「きゃああぁぁあんっ!あぁっ・・あぁっ!」
ポプリは勢いよくそれを押し当てられたが、すんなりと受け入れた。


「うっ・・ああぁっ・・・はぁはぁ・・ぅあっ!」
既に限界寸前だったリックは激しく突きまくる。
突かれれば突かれる程ポプリの頭の中は白くもやがかかっていく。
「はぁっ・・・ひゃっあぁあああぁぁあっ!!」
ポプリの頭の中は遂に真っ白になり、リックも同時に果てた。
リックはポプリの上へ倒れこんで、力仕事で鍛えられた胸板は
ポプリの幼いながらもふっくらとした胸を潰した。
「いっ・・いたいよぉ・・お兄ちゃん」
リックを自分の横へ寝かせた。
自分の番を待ち焦がれていたクレアはすかさずコンドームを取り外し
リックに股がりキスをした。
積極的なクレアにリックはすぐに元気を取り戻した。
リックの顔へ自分の胸を押し当て可愛くねだる。
「今度は私の番だよ・・・?」
リックはそれを聴くと自分を制御する事が出来なくなり、
激しく舐め回し、吸い付き、甘く噛みつく。
左手は激しく揉んで存在を表すが、右手は何かを求めて
腹部を下り、下着の横から指を進入させ、やがて小さな茂みに到達した。
蜜が溢れ出していて、その場所へ誘導されるように指が滑っていく。
「ひゃぁっ?!」
小さな割れ目の谷間に指を宛がうとクレアは素直に反応を示した。
するとリックは下着から手を抜き、下着の上からそこを転がして遊ぶ。


「はぁっ・・あぁっ・・もぉ〜っ・・・はやくぅ・・」
クレアはリックにしがみつき、悩ましい表情で見つめる。
それでもリックは蜜でびっしょり湿った下着へ手を入れようとはしない。
もどかしくなったクレアはリックの手を下着の横から押し込んだ。
「どうして欲しいの?」
リックはそれでもクレアをいじめる。
無言でリックの手を自分の中へ、クレアの指と一緒に挿れた。
「ぁはあっ・・あぁ・・・ひゃあぁあぁっ」
声にならない声を上げる。
そして自分の指を抜き、リックの腕をつかんで動かした。
「リっ・・・くぅ・・あぁあっ・・リックぅう・・・はぁっはぁっあぁあぁあっ!」
リックはベッドの脇に手を伸ばし、手探りでコンドームを探した。
するとクレアの手が伸び、リックの腕を自分の胸へと戻す。
「そんなのいらないよぉっ・・・きゃぁ?!あぁあっ!ああぁああんッ!!!」
リックは返事を聞くや否や、指を3本差し込み更に激しく動かした。
不意をつかれたクレアは気が遠くなるような感覚を覚え、
蜜で溢れたそこは痙攣していた。


リックは指を引き抜き自分の口へ運び、ぺろっとすくって舐めた。
するとリックはクレアのブラジャーとお揃いの純白なパンティーに手をかけ引きおろした。
クレアを抱き、ポプリの上に四つんばいにさせて、溢れ出た蜜を綺麗に舐め取る。
まだまだ、とリックは舌を挿れて更にじらす。
「あぁっ・・・はぁっ早く・・早っ・・・くぅ、あぁあッ!!」
おねだりをしていると下からの刺激に言葉が途切れる。
ポプリが胸をわし掴み、先端を下で丹念に転がしていた。
堪らないシチュエーションにクレアはまた、真っ白な世界へいってしまった。
身体の力が抜け、ポプリの上に崩れるとリックの支えでお尻だけ突き出す形になり、
小さく痙攣しているのが良く見えた。
リックのいきり勃ったそれも我慢しきれず、目の前に居るクレアを思い切り突いた。
「きゃああぁあっ!」
クレアはまた大きく喘ぎ、ポプリに身を委ねたままリックに突かれる。
再び現実の世界へ戻されたクレアは、口が寂しくなりポプリの胸に吸い付き、
手はポプリの秘部に伸びていく。
「あぁんっ!あぁっはぁ・・・」
「?!あぁっひゃぁっ・・はぁあぁんっ」
お互いの喘ぎ声が混じり更に燃え上がる2人を目前にすると、
リックはもう限界を迎えようとしていた。


クレアの腰を掴む手に力が込められる。
「きゃっ・・・あぁぁあんっ!!」
力強い一突きで全てクレアの中へ流し込む。
そしてゆっくりと引き抜くと、混じり合ったリックとクレアの愛液がトロリと溢れ出た。
リックはポプリの横へ転がると、重なり合っている二人の愛しい女性に口付けて、眠りについた。
クレアが寂しそうに寝顔を見つめていると、突然ポプリに唇を奪われた。
「ねぇ・・続き、しよぉよ・・・」
ポプリの言葉を引き金に、2人は狂ったようにじゃれ合った。

───あれから4年───…

4年目の春の月19日。快晴。
今日、リックはカレンという雑貨屋の娘と結婚した。
ポプリとクレアが独身なのは、リックさえも知らない秘密があるから。
今までは毎週末ポプリがクレアの家に泊まりに行っていたが、
今年から同居する事になった2人。
2人で築いた周りからの信頼関係を崩してしまわぬよう、
これからもずっと・・・一緒に居られたらなぁ。

(END)

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